【コラム】「いちかわ検定(上級)」の過去問にチャレンジしてみよう!(Part2)

コラム

2023年1月29日に実施され、1名の合格者を出した「いちかわ検定(上級)」。

今後も「上級」の検定試験は行われると思いますが、現時点では上記の1回しか行われていないため、今現在、「いちかわ検定(上級)」所有者は、地球上にたったひとりしかいません。

1月に行われた上級の検定試験で出題された問題と正解を知りたい!力試しのために過去問を解いてみたい!という、その思い、しかと受け止めました。

数日前に公開した記事で、50問のうち、第1問から第5問までの問題文と正解を紹介しました。本稿では、第6問から第10問までを紹介します。

▼「いちかわ検定(上級)」2023年1月29日版の第6問から第10問まで

出所:市川市公式Webサイト

どうですか?

かなりの難問がちらほら見えますね。

第8問(木材の産地を問うもの)は、木材貿易に詳しい人でも正しいものを選択するのは至難の業ではないでしょうか。私も林野庁の資料を見てみましたが、にこにこぷん、または、ちんぷんかんぷんです。

第10問は、当サイトをよく訪れてくれている方であれば、わかるかもしれません。最近では、市内の大学の学園祭に足を運んだことを綴った記事の中で、市川市にキャンパスを置く大学と短期大学の数に言及しました。

では、正解を見てみましょう。

▼「いちかわ検定(上級)」2023年1月29日版の第6問から第10問まで(正解)

第8問、先ほど私は木材貿易ということ口走ったわけですが、国産木材が使われているのですね、市川市役所第1庁舎には。

 新庁舎は地上7階、地下1階の免震構造で、延べ床面積は約3万平方メートル。議場や市民スペースには国産の木材を使用し、ぬくもりのあるデザインに。非常用発電機の燃料を備蓄するなど災害対応も強化。執務エリアでは課長以下の職員の席を固定せず、職員は机の他にソファや窓際のスペースでも仕事ができる。

出所:千葉日報オンライン「市川市 新庁舎を公開 25日一部開庁、全面は1月」(2020年8月1日)https://www.chibanippo.co.jp/news/local/710706、2023年11月8日閲覧、黒色太字と赤色太字は筆者による強調

第10問について、上述した通り、つい先日もコラムの中で言及しました。こんな風に。

市川市内に所在する、3つの大学、2つの短期大学が連携して、地域社会の発展に資する活動をする大学コンソーシアム、そして、市川市、市川商工会議所と産官学連携包括協定を締結して形成した大学コンソーシアム市川産官学連携プラットフォームというものもあります。

出所:特定非営利活動法人フリースタイル市川公式Webサイト「【コラム】商大「瑞穂祭」と和洋「里見祭」が4年ぶりに制限なしで開催されました!」(2023年11月8日)、https://fs-ichikawa.org/mizuho_satomi_2023/、2023年11月8日閲覧、赤色太字は筆者による強調

3つの大学+2つの短期大学=5つの大学・短期大学 in 市川市。まさに文教都市です。

というわけで、本稿では、難関として知られる「いちかわ検定(上級)」の過去問50問のうち、第6問から第10問までを紹介しました。本当は解説もしたいところですが、何せ難問ばかり、解説を書くためには、かなり色々なことを調べないといけないので、いつかは「いちかわ検定(上級)」の傾向と対策の参考書や問題集をつくり、販売するか、あるいは、無料頒布するか、製本してZINE※1というかたちにして「文学フリマ東京」※2にフリースタイル市川のブースを構え、そこで手売りする、なんてことをやってみたいのですが、今はまだ無理です。

それでは、今日はこのへんで失礼します。近いうちに、「Part3」(第11問~第15問を予定しています)を公開します。

いちかわ検定
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〈注釈〉

※1:ZINEについては、『野中モモの「ZINE」 小さなわたしのメディアを作る』という書籍の「はじめに」に記された以下の箇所を読んでいただくと、掴めると思います。どんなものかを。

「ZINE」は英語で、「個人または少人数の有志が非営利で発行する、自主的な出版物」のことだ。発音はカタカナで書くと「ジン」または「ズィン」、あるいは「ジーン」が近いだろうか。ひとまずこの本では「ジン」と表記しようと思う。

 近年では、ただ単純に「雑誌のようなもの」を意味する言葉として、あるいはおそらくストリートカルチャーっぽい雰囲気を取り入れようという狙いで、企業や著名人が販促物や自分らのメディアの名称に「ジン」を用いているのをちょくちょく見かける。高名なアーティストによる限定数の高価な冊子が「ジン」として販売されているケースもある。しかし、私がこれまで関心を寄せてきたジンは、そういうのとは違う。大きな資本力もコネも持たない個人が、誰にも頼まれていないけれど作らずにはいられなくて作ってきた、「小さなメディア」としてのジンだ。

出所:じんぶん堂 powered by 好書好日「シリーズ日常術『野中モモの「ZINE」 小さなわたしのメディアを作る』  何かを作りたいと思ったら、あなたはいつでもメディアになれる」(2020年4月28日)https://book.asahi.com/jinbun/article/13325043、2023年11月8日閲覧

※2:「文学フリマ」は、〈作り手が「自らが《文学》と信じるもの」を自らの手で販売する、文学作品展示即売会〉(出所:文学フリマ東京37公式Webサイト)で、東京会場で開催されるものが「文学フリマ東京」です。:

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執筆日 2023年11月8日
公開日 2023年11月14日