【コラム】わずか603日で市川市のスーパーマーケットNo.1の店舗数に達した「まいばすけっと」

コラム

千葉県市川市で「まいばすけっと」を、否、「まちづくり」を行うNPO、フリースタイル市川のWebサイトに、ようこそお越しくださいました。お待ちしておりました。ゆっくりしていってくださいね。

申し遅れましたが、私はフリースタイル市川で理事を務めていおり、人生の95%弱の歳月、市川市に居住している市川市民で、姓を鈴木、名を雄高と申します(鈴木雄高についてはこちら)。

さて、2023年の2月24日公開(同年4月21日更新)のコラムで、その時点での市川市内のスーパーマーケットの屋号別店舗数を調べた結果を紹介しているのですが、まいばすけっとは、同年2月時点では5店舗で、4月には7店舗になっていました。

このコラムにも記していますが、2023年6月16日に、以前「かどや」というスーパーマーケットの店舗があった場所に、その閉店後の空き物件への居抜きで、まいばすけと市川若宮2丁目店が市内8店舗目としてオープンしました。これにより、まいばすけっとは、「市川市内で最も店舗数が多いスーパーマーケット」(単独1位)になったのです。

2021年10月22日に南行徳メトロセンター店が千葉県第1号店としてオープンしてから、わずか1年8か月(正確には1年7か月26日。20か月弱。603日)で!

まいばすけっとには「ま」とだけ書かれた大胆なデザインの看板のある店舗もあります。

まいばすけっとは小型スーパーであり(公式Webサイトに掲載されている「物件募集情報概」には、バックヤード込みで40坪以上の面積が条件となっています)、売場面積は標準的なスーパーマーケットよりも、コンビニエンスストアに近いくらいです。そのため、市川市内に、他のスーパーマーケットよりも出店余地がある(標準のスーパーマーケット店舗が店を出せないほどの狭い敷地にも、まいばすけっとは出店可能)こと、そして、店が小さいので出店準備に要する時間が短く、費用が少なく済むこと、開店時に必要な従業員の採用時間が短く、費用が少なく済むことなどの理由から、まいばすけっとは、市川市内で店舗数を増やしやすい状況にあるとは思います。

なお、まいばすけっとは、2023年12月末時点で、全国に1,118店舗もあります。

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2024年3月には、京成八幡駅の北側とJR本八幡駅の南側に、各1店舗ずつ、計2店舗のまいばすけっとがオープンする予定です。これにより、近く、まいばすけっとは市川市内10店舗体制になります。

参考までに、2024年1月23日現在の、市川市内における、スーパーマーケット(房の駅、ドン・キホーテを含めるなど、独自のカテゴライズです)の屋号別の店舗数を載せておきましょう。2店舗以上の屋号のみ掲載しています。情報出所は各企業の公式Webサイトです。

出所:各社Webサイトを参考に鈴木雄高がExcelで作成(データは2024年1月23日時点)

なお、備考欄の文言は、備考と言うよりも私見に近いです。また、網掛けセルはイオン関連企業です。イオン系、多いですね。店舗数上位3屋号がいずれもイオン系です。

ちなみに、流通業界でイオンと日本国内2強を形成するセブン&アイHDのスーパーマーケットは1店舗もありません。

コンビニエンスストアの店舗数に目を向けると、イオン系のミニストップを、セブン&アイのセブンイレブンが大きく上回っていることがわかります(2023年2月13日時点で、セブンが54店舗なのに対し、ミニストップは6店舗だけです)。

というわけで、2021年10月21日までは、市川市に(それどころか千葉県に)1店舗も存在しなかった、まいばすけっとが、もうすぐ10店舗になるというお話でした。

「まいばすけっと」のロゴ風に「まちづくり」。

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執筆日 2024年1月23日
公開日 2024年1月25日
更新日 2024年1月29日