【ミズベリング】水辺で起こせよムーヴメント!

活動紹介

※冒頭の写真は、2020年7月4日に真間川のほとりで行われた「水辺で乾杯」の様子です(撮影:釘抜克典さん)。

公開日:2022年8月5日
更新日:2022年8月7日

フリースタイル市川のメンバーで「水の呼吸」※1の使い手といえば、「水回り担当・サワディ」こと、澤田友宏さんです。

サワディこと澤田友宏さん。愛用するスケートボードを手にご機嫌の図。撮影:三條康貴さん(#suncame)

そんなサワディは、Mizberingミズベリング Edogawaえどがわ さとみ」という活動をしています。

江戸川里見公園界隈(mizbe)で繋がる輪(ring)を拡げます。
"憩いの場所""安らぎの時間"を市川 に。
水辺をもっと楽しく素敵な空間に。

出所:Mizbering Edogawa さとみ Facebookページ

Mizubering Edogawa さとみ Facebookページ
https://www.facebook.com/Mizbering-Edogawa-%E3%81%95%E3%81%A8%E3%81%BF-2371778709718925/

ところで、「ミズベリング」という言葉を見たことや聞いたことがありますか?

ミズベリング公式ロゴ(出所:ミズベリング公式Webサイト、https://mizbering.jp/logodownload)

「ミズベリング」には、以下のような意味があります。

まだまだ、十分に活用されていない日本の水辺。
ミズベリングは、新しい水辺の活用の可能性を切り開くための官民一体の協働プロジェクトです。

ミズベリングの語源は、「水辺+RING(輪)」、「水辺+R(リノベーション)+ING(進行形)」。
水辺に興味を持つ市民や企業、行政が三位一体・ひとつの輪となり、持続可能な水辺の未来に向けて改革していく。そんな意味が込められています。

ミズベリングは、水辺を愛する人が主体的に関わり、水辺とまちが一体となった景観、にぎわい、新しい水辺と社会の関係を生み出すムーブメントを、つぎつぎに起こしていきます。

出所:ミズベリング公式Webサイト、「ミズベリングとは」、https://mizbering.jp/whatismizbering、2022年8月5日閲覧 (太字は筆者)

サワディが主導して活動している「Mizbering Edogawa さとみ」は、上記の通り、江戸川里見公園の界隈で、水辺を楽しむために、清掃をしたり、「水辺で乾杯」というイヴェントを開催したり、「チェアリング」をしています。

里見公園は、市川市国府台3丁目にある、〈遊び場、バラ園、川の眺めが楽しめる美しい公園〉で、〈城跡や碑など、さまざまな史跡も〉あります(カッコ内はGoogleマップ「里見公園」の説明文より引用)。近くには、国府台病院、和洋女子大学、千葉商科大学などがあり、江戸川がすぐ近くを流れています。

少し前の活動ではありますが、「Mizbering Edogawa さとみ」の活動の様子を写真で紹介します。

「Mizbering Edogawa さとみ」の主要な活動の一つ、清掃の様子です。2020年撮影。
「ミズベでチェアリング」と題して、2020年3月1日に開催された「チェアリング&花見」です。江戸川堤防の河津桜の花見にいそしみました。(撮影:三條康貴さん)
2020年7月4日に真間川沿いでおこなわれた「水辺で乾杯」の様子。(撮影:釘抜克典さん)
2020年7月4日に真間川沿いでおこなわれた「水辺で乾杯」の様子。(撮影:釘抜克典さん)

「水辺で乾杯」について、「ミズベリング」公式Webサイトでは、次のように説明されています。

毎年7月7日、川の日(七夕の天の川にちなんでいる)にあわせて、7時7分に全国で一斉に乾杯しようよ、というきわめてゆるいイベントである。

各地で自由に「ここで乾杯します!」という「乾杯宣言」することができ、当日実際に乾杯をしたあとは、「実施写真」を「水辺で乾杯」のウェブサイトに投稿できるようになっている。

「水辺で乾杯」を思いついたミズベリング事務局の山名プロデューサーによると、既存の制度を変えるというハードルを乗り越える必要がなく、いわゆる「河川の自由使用」の範囲で、わっとみんなで集まって乾杯をし、そのあとさっと迷惑をかけずに綺麗にして帰るということで、水辺を親しむ機会をたくさんの人たちでつくれるという気楽さを前面に、その気楽さの結果、官民の垣根を超える機会になるのではないか、とか、水辺の未来への思いを共有するいい機会になるのではないかと考えているそうだ。

出所:ミズベリング公式Webサイト、「今年の『水辺で乾杯』はどんな感じ?!」(2019年6月11日)、https://mizbering.jp/archives/23862、2022年8月5日閲覧 (太字は筆者)

ついでに、「チェアリング」について、どのようなものか、という説明と、「ルールめいたもの」を、提唱者である「酒の穴」(パリッコさん&スズキナオさんから成る「酒飲みユニット」)による文章から引用します。

  • チェアリングとは、椅子を持って外へ出て、好きな場所に置いて酒を飲む、もしくは好きなようにすごす行為。
  • 装備が多すぎるとキャンプ/アウトドアに近づいてしまうので、なるべく手軽に。酒やつまみも現地調達が望ましい。
  • なので、コンビニやトイレが近くにあると便利。
  • その気軽さゆえ、気分次第で次々場所を変えてゆけるのも魅力。
  • 騒がない、汚さないはもちろん、街には酒を飲んでいる人間を見るのが嫌な人もいる。「市井の人々に威圧感を与えない」をモットーとした場所選びを。

出所:デイリーポータルZ、「椅子さえあればどこでも酒場『チェアリング』とは!?」(2018年4月26日)、https://dailyportalz.jp/kiji/180426202710、2022年8月5日閲覧 (太字は筆者)

「水辺で乾杯」も「チェアリング」も、ゆるいアクティビティ(活動)ですね。

市川市には、江戸川や真間川、あるいは大柏川、東京湾岸、じゅんさい池、こざと公園、大柏川第一調節池緑地など、たくさんの水辺があります。皆さんも近くの水辺でゆったりとしたひと時をすごしてみてはいかがでしょうか。8月の今は日中を避けて、そうですね、たとえば夕暮れ時、アブラコウモリが低い空をひらひらと舞い始める頃にでも(アブラコウモリについては以下の記事で言及しています)

「ミズベでチェアリング」のような最高にゆるいアクティビティは、コロナ禍の最中であっても、(もちろん、提唱者が言うように「人に威圧感を与えない」ことは前提として)密を避けて楽しむことができますし、最近ブームのキャンプ※3のように装備を揃えたり遠くまで車で移動する必要もありません。平日の仕事終わりに楽しむのも良いですね。

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さて、「Mizbering Edogawa さとみ」の活動ではないのですが、水辺をきれいにしようという活動が、数日後の2022年8月7日(日)に行われるので、紹介します。

『第2回 江戸川河川敷牡蠣殻清掃活動』という活動です。

第1回の活動が東京新聞で取り上げられるなど、注目を集めています。

中国人の有志の方々が主催しているようですが、以下の藤岡さんの投稿にある通り、国籍を問わず、活動に共感する人には多く参加していただきたいということなので、興味のある方は是非参加してみてください!

2022年5月28日に、南八幡「てらす」(京葉ガス様のコミュニティ・スペース)で開催された、『第18回いちカイギ~リアルだよ全員集合!~』に登壇していただいた、行政書士であり、路上の法律家として活動されている、藤岡みち子さんのTwitterでの投稿を紹介します。

参考:『第18回いちカイギ~リアルだよ全員集合!~』の様子

市川市は、西と南が江戸川と東京湾に面しており、上述したように様々な川や池などがあるので、いたるところに水辺がある、「まちごとミズベリング」と呼んでもよい土地です。例えば、ニッケコルトンプラザの近くにある「遺跡公園」は、「鬼高遺跡」が発掘された場所なのですが、古代、人々はここ=海上に居を構えて住んでいたそうです。

古代からミズベリング・ライフをエンジョイしていた市川の人たちに想いを馳せながら、色々なかたちで水辺に親しみたいものです。

(2022年8月7日加筆)

2022年8月7日の朝、『第2回江戸川河川敷牡蠣殻清掃』終了直後の藤岡みち子さんのTwitter投稿を紹介します。

第2回江戸川河川敷牡蠣殻清掃活動

総勢50名の日本人、中国人、ベトナム人、フィリピン人、ネパール人、スリランカ人。

市長も市議もご当地ヒーローも
心をひとつにお掃除しました。

江戸川放水路の豊かな自然は
市川市民の宝もの。

出所:https://twitter.com/TerakoyaKamome/status/1556083727650127874

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〈注釈〉

※1:「水の呼吸」とは、漫画『鬼滅の刃』に登場する「全集中の呼吸」と呼ばれる呼吸法のひとつです。
〈鬼滅の刃に登場する鬼殺隊士は、人間を遥かに上回る身体能力を持つ鬼に対して「全集中の呼吸」という特殊な呼吸法を用いて戦います。この呼吸法により身体能力を向上させた上で、そこから型に沿った必殺の剣術を繰り出します。魔法ではなく技術なので、習得するには死ぬほどの努力が必要。そのことが作品に「特殊な能力を持つ鬼」に「努力で立ち向かう人間」という対比を与え、数々の燃えるバトルを生み出しました。〉
出所:鬼滅の泉、「【鬼滅の刃】呼吸の全種類一覧と派生の相関図」(2020年1月14日)、https://kimetsu-i.com/kokyu-syurui-ichiran/、2022年8月5日閲覧
〈鬼殺隊士が使う全集中の呼吸の一つ、水の呼吸。主人公の炭治郎が最初に覚えた呼吸法でもあります。液体、個体、気体と自在に姿を変え入れる容器によってどんな形にも変化する水のように多才な技が特徴的。〉
出所:鬼滅の泉、「水の呼吸の全て!型と技、使い手一覧!【鬼滅の刃】」(2020年1月14日)、https://kimetsu-i.com/mizunokokyu-kata/、2022年8月5日閲覧

「全集中・水の呼吸 壱ノ型 水面斬り」 (吾峠呼世晴『鬼滅の刃』1巻、第7話「亡霊」)

※2:「大柏川第一調節池緑地」には猛禽類のオオタカがやって来るそうです。食物連鎖の頂点に君臨するオオタカの名をとって、この緑地を「オオタカ緑地」と呼んでいる人たち=市川市を自転車フレンドリーなまちにしたいという想いを持って活動を始めた「自転車天国研究会(通称:てんてんけん)」のメンバーもいます。
参考:自転車天国研究会Webサイト https://www.tentensuisui.com/

※3:キャンプといえば、近過去、私は『映画ゆるキャン△』というアニメ映画を劇場で鑑賞しました。主人公の「各務原かがみはらなでしこ」が、「自分が楽しいと思うことをして、それが誰かに伝わる、そんな場所をつくりたい。今の自分にできることをやる」ということを言う場面があり、フリースタイル市川で行っている活動にも通じることだな、と思いました。なお、このセリフは映画鑑賞中(錦糸町の旧・楽天地シネマ、現・TOHOシネマズ錦糸町、パルコ4Fのシアター12)、暗闇の中でノートにメモしたものです。

『映画ゆるキャン△』のイメージ(出所:映画ゆるキャン△』公式Webサイト、https://yurucamp.jp/cinema/)

※:本稿のタイトル『水辺で起こせよムーヴメント!』は、H Jungle with t 「WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント」へのオマージュです。

H Jungle with t
WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント

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