【フリスタ文芸倶楽部】忘れた頃にニョロリ登場

コラム

執筆日 2023年5月19日
公開日 2023年5月23日

四十二の議席を埋める議員そのうち女性はねわずか九名

市川のシンボルマークのあの青を知っていますかイチカワブルー

水フェスタinいちかわのEボートレースに出たい気持ち走るよ

またひとつ森がなくなるんじゃなくて森をなくしているよ人間

若宮にまいばすけっと鬼高にスマイルエブリデイ福太郎

本八幡カフェが一減スナックが一増しますハローグッバイ

駅の階段の下まで行列が伸びる母の日の市川ママ

かつてパティオの1階で僕のこと受け止めたイトウミュージックシティ

シャポーの新星堂で予約したのは『おどる亀ヤプシ』なるアルバム

土曜日に米米を見て日曜日ミッチーを見る人もいるかも

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詠みました、十首。

「フリスタ文芸倶楽部」の第2回です。

初回の記事はこちらです。

以下で、さっそく自作解説します。

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〈セルフライナーノーツ〉

四十二の議席を埋める議員そのうち女性はねわずか九名

先月おこなわれた4年ぶりの市川市議会議員選挙で、42名の議員さんの顔ぶれが決まりました。42名のうち、女性は9名です。そのことを詠みました。

市川のシンボルマークのあの青を知っていますかイチカワブルー

市川市のシンボルマークに使われている青のことを「イチカワブルー」というのですが、知っていましたか?そのことを。

水フェスタinいちかわのEボートレースに出たい気持ち走るよ

2023年5月27日(土)に、〈貴重な河川空間である江戸川において水に親しみながら自然愛護の精神を育み、地域交流の輪を広げることを目的〉として、「江戸川・水フェスタinいちかわ」が開催されます。このフェスタでは、〈子どもから高齢者までが気軽に楽しめる10人乗りの手漕ぎボート〉「Eボート」のレースが開催されるのですが、このレースに出場することが待ち遠しくて、うずうずしている人の心情を詠んでみた、というわけです。

参考Webページ(市川市公式Webサイト内)
https://www.city.ichikawa.lg.jp/gre02/festa20180526pr1.html

またひとつ森がなくなるんじゃなくて森をなくしているよ人間

奥市川探検隊=くずはらまりさん(市川市在住のアーティスト)がTwitterで投稿していました。森がまたひとつなくなる、というか、人間が都合により伐採するそうです。

若宮にまいばすけっと鬼高にスマイルエブリデイ福太郎

若宮で昨年まで営業していたスーパーマーケット「かどや」さんが閉店し(買い物困難地域になるのを防ぐべく、今年1月からはコルトンプラザの「ダイエー」さんが週1回移動販売車で近くの公園に販売しに行っています)、今年に入ってから鬼高は新川通りの「私のわくわくスーパー」が閉店してしまったのですが、来月、2023年6月16日に、前者には「まいばすけっと」さん、後者には「くすりの福太郎」さんがオープンすることが判明しました!スマイルエブリデイは「福太郎」さんのキャッチコピーのようなものです。

本八幡カフェが一減スナックが一増しますハローグッバイ

本八幡南口で先日まで営業していたカフェ「ヤワタ+コーヒー」さん。惜しまれつつ閉店してしまいました。そして、跡地には居ぬきでスナックができるそうです。

2022年9月17日に撮影した「ヤワタ+コーヒー」さんの店内の様子。白を基調とした壁。
2022年9月17日に「ヤワタ+コーヒー」さんで飲食したものです。左は「今月のストレートコーヒー」、エチオピア。ウォルカ。ナチュラル。フレンチロースト。右はチャイのプリン。ごちそうさまでした!
2022年12月26日に「ヤワタ+コーヒー」さんを訪れた際に飲んだコーヒー(コロンビア)とケーキ(ガトーショコラ)です。ごちそうさまでした!

駅の階段の下まで行列が伸びる母の日の市川ママ

数年前から、母の日の少し前からの一定期間、八幡に本社を構える京成電鉄の市川真間駅は、駅名表示を「市川ママ」にする粋な計らいをしています。今年は母の日当日に駅構内で物品の販売があり、その日しか買えない限定商品を求め、朝から駅に行列ができました。市川まちガチャの「京成ママ駅」小判札は、販売開始から80分で完売したそうです!

2022年4月29日(土)の夕方に撮影したものです。

かつてパティオの1階で僕のこと受け止めたイトウミュージックシティ

本八幡駅北口のロータリーに出て右手にある商業ビルPATIO(パティオ)、その1階の奥、下りエスカレーターの着地地点の前に、レコードショップ「イトウミュージックシティ」がありました。私はかつて市進学院の授業を受ける前にここに来て短冊状のCDシングルを眺めたりするのを好んでいたのです。

シャポーの新星堂で予約したのは『おどる亀ヤプシ』なるアルバム

シャポー本八幡の、「くまざわ書店」の正面に、かつてレコードショップ「新星堂」がありました。そこで、1990年の秋、ユニコーンの作品『おどる亀ヤプシ』を予約した人がいるはずです。その人のことを詠みました。

土曜日に米米を見て日曜日ミッチーを見る人もいるかも

来月、2023年6月の10日(土)に米米CLUBが、11日(日)には及川光博さんが、市川市文化会館の大ホールでコンサートを開くのですが、いずれもエンターテイメント性溢れるステージで知られるミュージシャンで、二者のファンという人もいるでしょうから、連日、同会場でコンサートに参加する人もいるのではないか、と思うのです。

以上、ほぼ即興で詠んだ十首の解説(蛇足)でした。

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春の蛇のようにニョロッと始まった、「フリスタ文芸倶楽部」は、「市川文芸俱楽部」にインスパイヤされて始めたものです。

当サイトでは、国府台高校の生徒がつくった川柳を紹介したこともあります。

次回も忘れた頃にニョロッと短歌を詠み、ニョロッと掲載すると思います。ニョロッと参加したい、作品を当サイトに載せたい、という人は、ご相談ください。