2日前の12月14日、土曜日、いちかわフードバンクbyフリスタは、10時から12時まで、千葉商科大学で毎月行っているフードパントリーを実施していました。
実は、同日、同時間帯に、同じ市川市内の京成電鉄本社前で、フードドライブ(皆様からの食品の寄贈)を集める活動を行っていました。厳密には完全に同一時間ではなく、開始こそ同時刻の10時でしたが、終了は1時間後の13時でした。
主催は私たち、いちかわフードバンクbyフリスタ。
共催は、本八幡駅/京成八幡駅を擁する、JR東日本様(初回の会場ご提供)、都営交通様(今年1月の2回目の会場ご提供)、そして、京成電鉄様(今回の会場ご提供)の鉄道3社様!
協力は、市川市立図書館様。
多彩でユニークな面々から成る強力な布陣でした。楽しくコラボレーションすることができ、まちづくりNPOで活動することの喜びをひしひしと感じました。
* * * * *
冒頭の写真は、フードドライブをお預かりし終えた直後に集まったたくさんの食品を前に記念撮影した時のものです。
本当は、当日頑張ってくださった鉄道会社3社の皆さんと、ご来場いただいた多くの方からのご寄贈品を大々的にフィーチャーして撮影したかったのですが、改めて写真を見ると、「駅長犬」(JR東日本千葉支社様のキャラクター)と「とあらん」(都電荒川線のキャラクター)の存在感が際立ってしまっていますね。もちろん、この2人(2体?)のキャラクター、そして、「京成電鉄顔出しパネル」、ならびに、後で掲載しますが「立体構造プラレール」は、ご来場の皆様、特にお子さまたちから、熱烈に支持されたことに感謝の気持ちでいっぱいです!
改めて冒頭の写真の一部を拡大したものを掲載しますね。
折りたたみコンテナ(通称「オリコン」)や段ボール箱には、皆様にお持ち寄りいただいたたくさんの寄贈食品が入っています。今回は、冬の半屋外で寒いということもあって、過去2回、本八幡駅で、今回と同じように鉄道3社共催で実施したドライブ活動より、1時間短い開催時間でしたが、それでもこんなにもたくさんお持ちいただき、本当に感謝しています。
この場をお借りして、改めて深く御礼を申し上げます。ありがとうございました!
また、「フード&ブックドライブ」と銘打っている通り、今年1月の開催に続き、今回も、本のご寄贈を呼び掛けたところ、少なくとも段ボール箱25箱以上は集まりました(12時台に私が目視で確認した際の箱数が25でした)。市川市立図書館様の協力で、無駄をなくす活動ができていることに喜びを感じないわけにはいきません。本を寄贈してくださった皆様、ありがとうございました!
* * * * *
今回は、いつも「いちかわフードバンクbyフリスタ」の一員として活動してくださっている高山さんが、コープみらい千葉1区ブロック委員の仲間を誘ってくださり、見学されていたのですが、ブース内に立って食品を受け取ったり、フードバンク情報を掲載したリーフレットを配布するなど、活動にも参加してくださいました!皆さん、ありがとうございました!
鉄道3社様と一緒に活動していることもあってか、電車が大好きな子どもたちも保護者と一緒にたくさん来てくれました!黄色いおそろいの上着を着た二人が腕を伸ばして食品を寄贈してくださる姿に、皆、ニッコニコ!(後ろの制服姿の男性の笑顔たるや!)
食品をお預かりするブースでは、このようにコンテナにどんどん、ご寄贈の品を格納していきました。
* * * * *
今回は事前告知のために、たくさんの方が、たくさんの場所にポスターを掲出してくださいました!私たちの活動は、まだまだ知られていませんので、こうして情報を広めていただくこと自体に大きな意味があります。SNS投稿のシェアなども同様で、シェアしていただくことが認知拡大に寄与しますし、皆様の応援の気持ちが、大きな励みになります。
色々な場所で撮影された事前告知ポスターの写真をどうぞ!
* * * * *
今回皆様に寄贈いただいた本は図書館に、食品はフードバンクの倉庫に、それぞれ運び、管理し、後に仕分けすることになります。
12月14日の当日、13時過ぎ、あべちゃんこと、阿部浩之さんが、千葉商大でのフードパントリーに参加した後、京成電鉄本社に車で立ち寄ってくれて、集まったたくさんの食品を大和田の倉庫に搬入してくれたのですが(ありがとうございます!)、あべちゃんCarが倉庫に向けて走り出した後、会場の撤収が始まりつつあったその時に、ありがたいことにたくさんの食品をスーツケースで持ち込んでくださった方がいらっしゃいました!
その食品は紙袋4つ分くらいになり、2人で手分けして持って(1人はこんな感じで2袋を持ちました)、
私ことノスタルジー鈴木は、手持ちで徒歩で倉庫(所在地は市川市大和田、京成電鉄本社からは約1.7kmの場所で、徒歩では24~25分程度かかる)に持ち込もうと考えましたが、一緒に行って下さるというフードバンクのメンバー、たぬ運さんが市川市が誇る交通手段のひとつ、京成トランジットバスで行こうと言うので、そうしました。PPIH社が運営するMEGAドン・キホーテ本八幡店の前のバス・ストップから乗りました。
倉庫にて撮影。2024年12月14日。
* * * * *
以下は、過去に2回開催した、鉄道3社とのコラボレーション(②は、今回と同じく市川市立図書館も参加)によるドライブ・イヴェントの開催報告記事です。
①2022年8月6日(土)10:00-14:00
本八幡駅(JR総武線)
②2024年1月14日(日)10:00-14:00
本八幡駅(都営新宿線)
* * * * *
今年は、鉄道3者様&市川市立図書館様と一緒にフードドライブのイベントを2回も実施できました。
その他、
2月18日には、千葉県フードバンク団体連絡会の一員として、幕張メッセのイヴェント(きやっせ物産展2024)内で、
7月27日には、シャポー市川様で、
10月5日は、市川市をホームタウンとするアメリカンフットボールのブルーサンダース様とのコラボレーションを、
11月10日には、3年連続となる、がーるすカウント千葉県第52団様が、団バザー内でドライブ品を集めてくださったり
と、色々な団体や企業などとのコラボレーション(コラボレイション)を実施しました。中には、コラボではなく、一方的にサポートしていただいているものもあり、感謝に堪えません。いつも、本当にありがとうございます。
* * * * *
「いちかわフードバンクbyフリスタ」は、多くのフードバンク主体(活動体)が、地域福祉を担うために始動しているのとは趣を異にしています。福祉的な意味合いを持つ活動であることは言うまでもないのですが、フリースタイル市川が、まちづくりを行う活動体として誕生したNPOである、という点が、今、「異」と書いた理由です。自らを異端と(まで)は言わないものの、異質ではあるかもしれませんね。
まちづくりに依拠したフードバンク活動体は、「異」なる存在かもしれませんが、「異」ならではの特徴をいかんなく発揮することで、上述のように、多様な、企業や団体とのつながりを次々と生み出し、市川市という地で、皆様に関わっていただく、つまり、地域において役割と出番を持っていただくことが(少しは)できている――そんな自負も、こっそり胸ポケットに持っていたりもするのです。
筆が走りすぎてしまいましたね(3,825字なので、それほど分量が多いわけではありませんが)。
そろそろ筆をおきます。またお会いしましょう。
ノスタルジー鈴木でした。
* * * * *
執筆日 2024年12月16日
公開日 2024年12月16日
更新日 2024年12月17日、2024年12月24日