【フードバンク】リーフレットができましたよ(2)

フードバンク

2021年6月から活動している「いちかわフードバンクbyフリスタ」のリーフレットが完成しました。このページで、Portable Document Format 形式の電子ファイル(いわゆるPDFファイル)のダウンロードが可能です。

せっかく作成したリーフレットなので、市川市に関わりのある方や、フードバンク事業に興味をお持ちの方など、できるだけ多くの方に目にしてほしいのですが、(私のように)PDFファイルのダウンロードを躊躇する面倒くさがり屋の方や、スマホの空き容量がほとんどないため涙を飲んでダウンロードを断念する方向けに、特別にリーフレットにどのようなことが記載されているかを、当ページでこっそりお伝えします。どうぞご堪能ください!(一部の文言や図はリーフレット掲載のものと異なります)

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いちかわフードバンクbyフリスタ 紹介用リーフレット

フードバンク事業を通して、たくさんの顔が見えるつながりが生まれれば、多くの地域課題を解決できる

フリスタ”とは?

「ひとつひとつの想いをつないで市川に流れをつくる」をミッションに2020年10月に設立されたまちづくりNPOです。正式名称は「特定非営利活動法人フリースタイル市川」で、「フリスタ」はその略称です。
多種多様なメンバーが集まり、市川市内で様々なまちづくりプロジェクトを展開するなか、翌2021年6月、フードバンク事業を開始しました。

フードバンクを通じたまちづくり

企業や家庭で余った食品を受け取り、賞味期限を管理・貯蔵し、福祉団体や子ども食堂、生活困窮者等の必要なところに届けます。
また、フードバンク事業をきっかけに、市内の誰もが関われる事によって、希薄になりがちな社会的なつながりを構築することを目的に活動しています。

知っていましたか?「フード○○」の意味

『フードドライブ』= 持ち寄り
ご家庭や会社などで余ってしまった食品などを寄贈いただく活動です。
https://fs-ichikawa.org/about_drive/

『フードパントリー』= おすそ分け
食品の入手にお困りの方に、無償で提供する活動です。
https://fs-ichikawa.org/about_pantry/


『フードバンク』= 預かって届けるための拠点
または、預かってから届けるまでの活動全体のこと。活動主体の団体を指す場合もあります。
https://fs-ichikawa.org/category/foodbank/

色々な人が少しづつ自分にできることで関わり、食品という形のタスキを渡していきます。

まちづくりNPOによる地域に根差したフードバンク

まだ食べられる食品を廃棄される前に集めて、必要な人に届ける事がフードバンクの活動です。

その過程では、食品を寄付したり、受け取ったり、食品を管理したり、運送したり、困窮者の方へお渡ししたり、活動費を寄付したり。色々な人が少しづつ自分にできることで関わり、食品という形のタスキを渡していきます。

わたしたちは福祉団体ではなく、まちづくりのNPO団体として、フードバンク事業を通じて、地域の多くの人にこのような「出番」や「つながり」を創出することを目的に活動しています。
それが結果的に孤立を防ぎ、住みやすい街になり、あらゆる課題解決につながるのではないかと考えています。

ご興味のある方は、お声がけください。一緒に「いちかわフードバンク」をつくっていきましょう!

大学など地元のプレーヤーと連携して啓発・普及活動を同時に進める

本事業は、千葉商科大学の助成を受け、フードバンクに関わる食品ロスや貧困問題などの社会問題に対する啓発活動なども行います。
今後、市川市の地元企業や、行政機関、文教施設との連携をさらに進め、フードドライブやフードパントリー等の活動がより身近なものになるように、啓発・普及活動を実施していきます。

食品を集める

アンカー市川(市川市真間2-16-12)にて、食品や日用品の寄贈をお受け取りしています(フードドライブの詳細はこちら → https://fs-ichikawa.org/about_drive/
また、企業や行政より、小売店舗などでの販売はできないものの、品質に問題のない食品や、災害備蓄品などを寄贈いただいたり、他地域のフードバンク団体との横の連携から受け入れを行うなどして、これまで(2021年6月に事業開始後の約5カ月間)累計約12.6トンの食品をお預かりしました。
地元の手作り作家さんの作品を販売し、売り上げの20%を事業の活動費とするチャリティショップの運営などにより、寄付金も集めています。

食品を届ける

毎月第2土曜日に、真間のアンカー市川でフードパントリーを定期開催し、これまでに (2021年6月に事業開始後の約5カ月間) 計51世帯のご家庭に食品や日用品をお渡ししました(2022年1月現在、真間、妙典、八幡の3箇所でフードパントリーを実施しています。詳細はこちら→https://fs-ichikawa.org/about_pantry/)。
また、市内の子ども食堂団体、福祉施設、市の生活支援課、他地域のフードバンク団体など約23団体に対し、累計約8トンの食品を提供しました(提供先はこちら→https://fs-ichikawa.org/providing/
集まった寄付金を活用することで、地域通貨や子ども食堂チケットを発行し、利用できるような取り組みもはじめています。

活動を広げる

地域の皆さんがつながりの「わ」に参加していただけるよう、活動をWebサイト、SNS、新聞などのメディアより発信しています。

いちかわフードバンク by フリースタイル市川のTwitter
フードバンク事業の活動(フードドライブやフードパントリーなど)に特化した情報発信をおこなうTwitterアカウントです。https://twitter.com/fbichikawa1

フリースタイル市川のLINE
お友達登録をしていただくと、フリスタ主催イベント情報などが届きます。メッセージ配信頻度は高くないので、安心して登録いただけます。https://fs-ichikawa.org/line/

いちかわフードバンクbyフリスタは、SNSを通じた情報発信やコミュニケーションにも注力しています。

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リーフレット掲載内容は上記の通りです。これに加え、2020年5月31日のプレスリリースより、「地域の人々の『出番とつながり』をつくり出すフードバンク事業」 という箇所を引用します。

地域の人々の「出番とつながり」をつくり出すフードバンク事業

本事業には、「支援する⇆支援される」という二元論を超えて、地域のすべての人たちが「出番」を持てるように「つながり」を創出し、社会的関係性を構築する地域活動という特徴があります。本事業への関わり方には、以下のように様々な方法があります。

01.時間をつかって関わる方法
食品の管理や輸送に関わるボランティアスタッフを募集しています。
また、食品ロスや生活困窮者の問題などのワークショップ、勉強会、講演会、映画上映会などのイベントの運営スタッフも募集しています。

02.お金をつかって関わる方法
この事業に対する寄付金を募っています。
集まった寄付金で捨てられる食品を必要なところへ届けるための本事業を安定的に実施できます。

03.食品の寄付(寄贈)で関わる方法
個人や企業として、食べられるにも関わらず廃棄される食料を寄付(寄贈)していただくことで、必要としている人に食料を届けることができます。

04.企業・団体として関わる方法
市内のフードドライブ受付窓口として、食品預かりポストを設置いただく企業や団体を募集しています。

「フリースタイル市川が食品の受け入れから配布まで包括的に行うフードバンク事業を開始」2021.5.31 https://fs-ichikawa.org/foodbank_start/

※プレスリリースでは福祉活動としていましたが、現在では、福祉に留まらない地域活動として位置付けているため、変更しました。

「02.お金をつかって関わる方法」について、寄付をしていただける方は、こちらのページより必要事項のご記入をお願いいたします。
「03.食品の寄付(寄贈)で関わる方法」については、フードドライブに関するこちらのページに詳しい説明を記載しています。
「04.企業・団体として関わる方法」のうち、食品預かりポスト(フードドライブのボックス)の設置については、こちらのページをご覧ください。

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リーフレットや、当ページに記載した内容だけでは、「いちかわフードバンクbyフリスタ」の活動がどのようなものであるか、ご自身が関われるとしたら、どの分野なのか、といったことは、はっきりしないかもしれません。私たちの活動内容にご関心がある方、不明点を確認したい方は、お気軽にお問い合わせください