2022年4月30日と比べ、わずか1か月後の2022年5月31日に、人口が3倍に増加した町が市川市内にあることをご存知ですか?
人口がこれほどまでに急激な増加を記録した町は、一体どこなのでしょうか。
その町には、クリーンスパ市川という施設があります。
その町は、「上妙典」です。
地図で確認するとわかるのですが、上妙典は、江戸川放水路の左岸、つまり、東側にあります。妙典という名が示す通り、元々、上妙典は江戸川の西岸の行徳地区にもありました。放水路をつくったため、上妙典は東西に分断され、その後、行徳地区の上妙典という地名は消滅し(現在は妙典の一部です)、現在は、東の高谷側にだけ、上妙典が残っています。
町名としての上妙典は西の行徳地区からは消えてしまいましたが、祭礼の名前として残っています。
浦安・行徳・妙典【東京湾岸千葉情報】(2011年10月11日)
18年ぶりに復活した神輿渡御|上妙典八幡神社祭礼
https://urayasu.gyotoku.org/myoden_sta/18.html
さて、現存する町名としての上妙典、この町の人口が、わずか1か月のうちに3倍に増えたという、にわかには信じがたいことですが、これは事実です。
これを見てください!(見てください、これを!)
どうですか?事実だということが確認できましたか?
「2022年5月末の人口が前月末の3倍に増加した町が市川市にあります。」という表題※1に偽りなしです。2022年5月末の人口は3人で、同年4月30日の人口(1人)の3倍になっています。
また、今年、2023年の人口を見ると、1~3月末の人口を基準とすると、最新データである8月末の人口は、半減、1/2になっています。
人口の増減率が急上昇と急降下を繰り返す(こともある)上妙典。
――と、書きましたが、そんなこと(急増だとか急減だとかいうこと)よりも、「上妙典の人口って、こんなに少ないの?」という気持ちになっていますよね。多分、きっと。
市川市内には、人口がゼロ人の町、誰も住んでいない町もあります。2023年8月31日の住民基本台帳データによれば、下妙典、高浜町、千鳥町、東浜、二俣新町の人口はゼロでした。これら、人口ゼロの町を除けば、人口が一桁で推移している上妙典は、市川市内で人口が最も少ない町であると言えます。
2023年8月31日の住民基本台帳データによると、上妙典の次に人口が少ない町は、高谷新町で17人、これに続くのが高谷で96人です。この次は、一気に人口が多い町になり、1,093人の加藤新田、1,249人の河原と続きます。
反対に、人口が多い町の顔ぶれは、南八幡、市川南、曽谷、妙典、南行徳、新田、大野町、福栄、八幡、行徳駅前…です。2023年8月31日の住民基本台帳データでは、この並びが人口が多い順です。最多の南八幡は17,312人でした。
あなたが住んでいる町の人口は何人くらいかご存知ですか?
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フリースタイル市川のWebサイトでは、これまで、市川市の人口にまつわる記事を多数公開してきました。例えば、以下のような記事があります。
▼市川市の人口と世帯数を真正面から見つめた正統派の記事
▼外国人の人口に関する記事
▼市川市の年代別人口構成比(50台前後の人口が多い!)に関する記事
▼市川市議会議員の議席数削減を訴える意見を受け、自治体人口を基準に議席数について考えてみる、という記事
▼市川市と松戸市の人口の比較記事
▼今後、人口が減少し、高齢化が進む市川市についての記事
▼人口増加率についての記事
▼市川市の町別の高齢化に関する記事
人口について、よくぞここまで書けるよね、そんな声が聞こえたきがしますが、気のせいだと思います。
しばらく、人口について書くことは控えるかもしれません。
それでは、また、お会いしましょう!
See Ya !
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〈注釈〉
※1:冒頭の画像形式で表示した様々な言語は、上から順に、日本語、中国語、韓国語、ベトナム語、(フィリピンの国語である)タガログ語、英語で、「2022年5月末の人口が前月末の3倍に増加した町が市川市にあります。」の意味です。「Deep L」および「Google翻訳」を使用しています。
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執筆日 2023年10月9日
公開日 2023年10月17日