【コラム】まちづくりイヴェントでシニアのチームがヒップホップダンス!

コラム

冒頭の画像は本文とは関係ありませんが、強いて共通点を挙げれば、ダンス(dAnce)です。ヒップホップ・ダンスです。

過日、こんなタイトルのニュース記事が目に留まりました。

平均年齢73歳のダンスチーム・YDK65(やればできる65歳以上)がヒップホップダンスで特殊詐欺被害防止を呼びかける

青森テレビで放送されたニュースをキジ科、ではなく、記事化したものだと思うのですが、「TBS NEWS DIG」の2023年10月12日に公開されていました。https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/772911

記事によると、青森市で「安全・安心まちづくり県民大会」というイヴェントが開催され、青森県、青森県警察本部、青森県防犯協会連合会から400人ほどの参加者が集まったそうです。ここで、最近急増しているという特殊詐欺被害に、高齢者が巻き込まれないように注意を呼び掛けるべく、ダンスチーム「YDK65」のメンバーたちが得意のダンスを披露したとのことです。

「YDK65」というのは、青森県十和田市を拠点に活動するダンスチームの名前ですが、これは、「やればできる65歳以上」の略なのだそうです。ヌ・アント!平均年齢73歳!(記事にはそう書かれていますが、YDK65公式Webサイトを見たところ、73というのは2022年時点の平均年齢です。メンバーがそのまま1年後の今年2023年にスライドしているとすれば、平均年齢は74歳かもしれませんね)

アクティヴ・シニアが、シニアに呼び掛ける、当事者が当事者に伝えるメッセージ、しっかり届きそうですね。

市川市は住民に占めるヤングパースンの割合が高い自治体ではありますが、今後、高齢化が進むと、周辺市よりも高齢化率(人口に占める65歳以上の割合)が高くなるという予測もあります。

ヒップホップと、まちづくり、この組み合わせを意外に思う人もいるかもしれませんね。でも、あのgreenz(グリーンズ)さんのWebサイトには7年前にこんな記事が掲載されていました。

greenz(2016年12月27日)
ヒップホップは、社会貢献と相性がいい。ヒップホップの精神で、ソーシャルデザインに取り組む人びとに注目してみよう!
https://greenz.jp/2016/12/27/hiphopxsocialdesign/

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ところで、「安全・安心まちづくり」という言葉がイヴェントに冠されていますが、この言葉に違和感を覚えませんか?私は覚えるのです。違和感を。今日は多くを語りませんが、「え?なんで覚えちゃうの?違和感を」と思う方にこそ、これらの記事を読んでほしいのです。

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特殊詐欺といえば、過日、私はニッケコルトンプラザで特殊詐欺に手を染める人物が主人公の映画を鑑賞しました。『BAD LANDS バッド・ランズ』という作品です。クライム・エンターテイメント、大いに楽しみました。が、特殊詐欺に手を染めちゃいけませんよね。騙されないようにしましょう!

出所:eiga.com(BAD LANDS バッド・ランズのページ)

survival dAnce !!! No No Cry More !!

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執筆日 2023年10月13日
公開日 2023年10月18日