【コラム】「第2回 市本・みんなの読書会」と「のほほん古本市」

コラム

執筆日 2023年5月29日、30日
公開日 2023年6月1日

第2回 市本・みんなの読書会 (2023.5.28)

参加してきました!

市川駅から徒歩5分、カフェ・ワニシャンさんで開催された、「第2回 市本いちぼん・みんなの読書会」に!

かつて、という程、前のことではありませんが、しかし、ここは敢えて「かつて」と言いましょう、かつて!、そう、かつて、市川駅前に存在した学習交流施設「市本いちぼん」の名を冠した読書会、その第2回に参加したのでした。

Q : When?

A : Yesterday.

これを書いている今から見た昨日、参加したのです。

市本・みんなの読書会 公式note
https://note.com/mindoku_1bon/

市本・みんなの読書会 公式Twitter
https://twitter.com/mindoku_ichibon

前回、記念すべき第1回の読書会にも参加しており、その時の模様は、こちらの記事に刻んでいます。

今回、第2回のテーマは何かというと、

画像出所:市本・みんなの読書会公式Twitter

「大人に染みる絵本」で、私が持参した絵本(のようなもの)は

『ぞうくんとりすちゃん』藤子・F・不二雄 絵
https://www.shogakukan.co.jp/books/09727134

『地球』加古里子かこさとし 文・絵
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=241

の2冊でした。

これ ↓ は、参加した皆さんが持参した絵本たちです。

参加者が持ち寄った絵本たち。

読書会に参加して思うことは、私は皆さんのお話を聞くことがとても好きだということです。自分が持参した本を紹介して、その魅力を伝えたい、という思いもありますが、それよりも何よりも、なぜ、その本(今回の場合は絵本)を選んだのか、という短くも思いのこもった言葉を、夢中に聞いてしまうのです。

これら ↓ は、今回の読書会で皆さんのお話を聞きながらノートブックに刻んだメモランダムです。

※念のため、お名前にはシールのようなものを貼っています。

読書という共通の趣味をもつ仲間が集まって、本にまつわる話をする場、読書会。とても貴重な場です。

読書に限らず、趣味でつながるえん趣味縁しゅみえんを地元でつくることはできそうでできないものです。大人になると特に。と、思いこんでいましたが、市川市内の様々な公民館では、趣味を楽しむサークルが数えきれないほど活動しているので、気になるものがあれば見学したり、参加してみるのも良いですね。きっと歓迎してくれるはずです。

* * * * *

第1回 のほほん古本市 (2023.5.27)

「市本・みんなの読書会」の前日、2023年5月27日(土)、市川市中央図書館内では、「のほほん古本市」が行われていました。そのことをすっかり忘れていた私は、その日、その時、江戸川で開催されていた水フェスタ内で行われたEボートレースに、フリスタの仲間とともに参加することも叶わず、シャポー本八幡の「銀座ライオン」で「白いミートソース」と「黒い生ビール」のランチをとり、ひとりふらふらと歩いて、中央図書館に接近、そこで視界にとらえたのは、

こんな ↑ 光景でした。図書館前の広場に、いくつかテントが設置されており、雑貨や飲食品の販売が行われているのです。

そうか、そうだった、今日は、「のほほん古本市」の開催日だった、でも、キッチンカーが来るとは知らなかったな、知っていたら、ここでランチを買って、5月の陽光の下、薫風を浴びながら、ベンチに座って食べてもよかったな――と思っていたところ、図書館の入口の手前で知人に会ったので、少し会話を交わした後、いざ、入館。

すると、こんな感じで ↓

コンコース部分に10店舗程度でしょうか、広げたシートに店主さんがチョイスした古本を並べて販売していました。いわゆる、「一箱古本市」スタイルです。段ボール一箱に入る程度の分量の古本を販売する、というものですね。

市川市でも、kamebooksさんが「一箱古本市」を開催しており、私も一度、kamebooksさん主催の「妙典一箱古本市」(開催日:2021年6月12日、会場:gate.)に、「!ka books(イカブックス)」という屋号で出店したことがありますが、お客さんと本にまつわるお話をするのが楽しかったです。読書会と似ているところがあり、お話を聞くのが好きだなと感じたことを覚えています。

それにしても、公共施設である図書館を、このように市民主体、市民主催のイヴェントに使わせてくれるという、新たにスタートしたこの試み、素晴らしいですね。私も何か企画してみようかな、という気にさせられました。

今回の「のほほん古本市」で、私は、市川市で「農薬を一度も使ったことがない露地野菜農家の直売畑」を営んでいる、宮﨑和久さん(Twitter https://twitter.com/kazumihisyazaki)のお店、「秘渡箱(ひとはこ)」で扱っていた魚喃キリコさんの『ハルチン』という有名な漫画を買いました。

左がハルチン、右がチーチャン。雑誌『Hanako』で1995年から1998年まで連載していた作品です。

読んでいると、途中のページに、このようなものが挟まっていました。

宮﨑さんお手製でしょうか(版画?)、オリジナルのイラストがかわいいしおりですね。少し大きな栞。嬉しいですね、今度宮﨑さんにお会いしたら御礼を伝えたいです。『ハルチン』の感想と共に。

* * * * *

それでは、ちょっと唐突ですが、このへんでお別れです。

サザンオールスターズ「のテーマ」を脳内再生しながら… 

再生の準備はできましたか?

それでは、再生ボタンを、「ガチャリ」。

・・・

(了)