【フードパントリー】やさしさを集めて届けます

フードバンク

毎月第二土曜日に開催している「フードパントリー」では、食品の入手にお困りの方を対象に、無償でおすそ分けをしています(詳細は以下の記事をご覧ください)

フードパントリーは、2021年の6月に初回を開催してから、毎月行っており、開催場所は当初の1拠点から増え、現在は3拠点と、活動の規模が拡大しています。これに伴い、利用者数も増加しています(利用者数の増加は拠点数の増加や認知の高まりの他、生活が苦しい人が増えていることが関係している可能性もあります)

今月は、昨日(2022年7月9日)開催しました。物価の上昇により、食品の入手にお困りの方が多い状況がうかがえ、事前申し込みが60組を超えました。現在、フードバンクの倉庫の在庫が、かなり減っており、特に「おかず」になるもの(レトルト食品、インスタント食品など)が少なく、十分な量の食品をお渡しできない可能性もありましたが、皆さんに呼びかけたところ、大変ありがたいことに、食品や日用品を届けていただき、無事、必要としている利用者さんにお配りすることができました。

呼びかけに応じていただいた皆さん、フードドライブ・ボックスに寄贈していただいた皆さん、Amazonほしいものリストから注文していただいた皆さん、寄付金でご支援いただいている皆さん(寄付金は備品購入や配送などの費用に充てています)、ありがとうございます。

フードドライブ(食品の寄贈)および寄付金は常時受け付けています。詳細は以下のページをご覧ください。

今回もたくさんの食品を以下の皆様より寄贈していただきました。本当に助かっています。どうもありがとうございました。

  • コープみらい様
  • コープ市川店様(フードドライブ・ボックスより)
  • 京葉ガス様(フードドライブ・ボックスより)
  • カスミ フードスクエア本八幡店様
  • いちかわフードバンクbyいちかわ社協様
  • いしい農園様
  • 国分在住 成瀬さんの家庭菜園
  • とうかつ草の根フードバンク様
  • 奈良たまご様
  • たくさんの個人の皆様
フードドライブでは通常は生鮮食品の寄贈は受け付けていませんが、地域の農園の方のご厚意で新鮮な野菜をフードパントリー開催直前にご提供いただいたので、それを利用者さんにお渡しすることができました。
農園の方々からのご支援は大変ありがたいです。食事を通じて、満腹になるだけでなく、必要な栄養を摂れることも重要です。
初めて産んだ最初の1個の卵、「初産たまご」を奈良たまご様よりご提供いただきました!

パントリー当日に利用者さんが「ビュッフェ方式」で楽しく食品を持っていくことができるように、ボランティアのメンバーの皆さんに事前準備をしていただいています。集まった食品や日用品を、3拠点の予約状況を踏まえ、利用者人数、世帯人数に応じた数量に仕分けする作業は、工夫しないと、非効率になります。効率よく、チームプレイで毎月の準備をしていただいているメンバーの皆さん、ありがとうございます!

フードバンクの活動拠点、アンカー市川で、市内3拠点でのフードパントリー開催に向け、食品の仕分けや「ビュッフェ方式」(セルフサービス方式)

たくさんの方の温かい想いで成り立っているフードパントリーです。利用者さんの「サンクスメッセージ」もとても嬉しいですね。

フードパントリーの利用者さんからのメッセージです。
フードパントリー利用者さんのお子さんからのうれしいメッセージです!

メンバーのカブ城谷は、しばしば、「俺たちフリスタってのは、『みんなの想いをつなぐ』ってことをやっていくチームなんだ」と言います。本当にその通りですね。

フードバンクの活動も、色々な立場の団体・企業・個人に、それぞれのできる範囲で関わっていただいており(ありがたいことに仲間の輪は――「いちかわフードバンク」のロゴの「わ」が大きくなるようにして――広がっています)、皆さんのご協力があってこそ、成立しています。私たちフリスタは、これからも、皆さんのやさしさを集め、それを必要としている人・団体に届けていいきます。

一緒に、よいまちをつくっていきましょう!

※本稿はフリースタイル市川のFacebookページに野口淳が投稿した記事に加筆修正を施したものです。