【コラム】卒業生のみなさん、卒業おめでとうございます。

コラム

公開日 2023年3月17日

卒業シーズンですね。市川市内でも、3月上旬に多くの学校で卒業式が行われました。卒業された皆さん、ご卒業、おめでとうございます。

中学校や高等学校を卒業した皆さんは、新型コロナウイルス感染症が拡大し始めた頃に入学しました(2020年4月7日に千葉県を含む7都府県で最初に緊急事態宣言が出されました)。

2020年度、21年度、22年度の3年間を、マスク、行動制限、自粛という言葉が飛び交う中で過ごし、大きなストレスを受けながら、日々の学校生活を送った人も多かったことでしょう。

体育祭、文化祭、林間学校、修学旅行、部活動の大会などのイヴェントが中止になったり、規模の縮小を余儀なくされることも多く、クラスメイトとの交流も十分におこなえない3年間だったかもしれませんね。

それでも、この3年間は「失われた3年間」でもなんでもなく、密度が薄かったなんてことも、もちろんなく、これから先の人生を歩んでいくときの糧になることも少なからずあったはずです。やり残したことは多いかもしれませんが、将来、できるようになった時に、満を持してそれをやるということも(行けなかった修学旅行に、元クラスメイトと行くことは難しいにせよ)可能かもしれません。

改めて、おめでとうございます。3年間、お疲れさまでした。

市川市で何かしたい、という想いがあって、でも、手掛かりがない、という場合には、フリースタイル市川にお気軽にお声がけください。

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ところで、現在、劇場公開中の映画『少女は卒業しない』をご存知でしょうか。

映画『少女は卒業しない』
https://shoujo-sotsugyo.com/

市川市内ではイオンシネマ市川妙典で上映されています。しかし、ちょうどこの記事が公開される2023年3月17日(金)で上映終了になってしまいます(18時10分から上映)。見たかったけれど、見ていない、という人は、是非見てください!

この映画は、卒業式前日と当日を悩みや葛藤を抱えながら過ごす高校生たちの群像劇で、中川駿監督の長編初監督作品であり、原作は朝井リョウさんの小説です。

朝井さん原作で、高校を舞台とした群像劇の映画作品というと、『桐島、部活やめるってよ』が思い出されます。

『桐島』から11年目の春、学園群像劇の新たな傑作が誕生しました。それが『少女は卒業しない』です。

この音声(TBSラジオ「アフター6ジャンクション」2023年3月10日(金)の「ムービーウォッチメン」)の、開始21分54秒あたりのところで、私が『少女は卒業しない』を激推しするコメント(抜粋)が紹介されています。

そして、ラジオ番組で私が送ったメールが紹介された時、私は新宿の地におり、その少し後には、3度目となる『少女は卒業しない』の劇場鑑賞をしたのでした。

2023年3月10日(金)シネマカリテで行われたトークショー付きの『少女は卒業しない』上映のチケット。

上映後に、中井友望さん(作田詩織役)、花坂椎南さん(木村沙知役)、中川駿監督の3名によるトークショーを見ることができるという贅沢な映画鑑賞でした。

トークショー後のフォトセッションの様子。

シネマカリテは私が好きな映画館です。

シネマカリテの入口です。壁と天井の黄色が印象的ですね。
シネマカリテ内には、サイン入りポスターが掲出されていました。
2023年3月10日(金)のトークショー後、中川駿監督に、映画パンフレットにサインをいただきました。ありがとうございました。
シネマカリテや武蔵野館は待合室に演出された作品展示があるのが素敵です。
これら4枚の写真は、展示物の「部分」です。
監督や出演者へのインタビュー記事を集めて掲示しているもの。シネマカリテで撮影。

エンディングテーマ、「みゆな」さんによる「夢でも」も大変素晴らしいソングです。

この春、学校を卒業した人、かつて卒業したことがある人、学校生活に良い思い出がある人も、そうではない人も、気になる人はこの映画を映画館でウォッチしてほしいです。

下の動画の開始4分58秒のところから、映画『少女は卒業しない』の推薦コメントを、出演者(配信者)が述べています。

それにしても、この映画は本当に素晴らしい作品でした。ド派手な大作映画に埋もれがちですが、多くの人に見てもらいたいと強く願っています。