【コラム】北市川を巡る冒険(八幡・真間・堀之内・鬼高)

コラム

本稿は、筆者が今日(2022年12月4日日曜日、市川市の北部を移動しながら、スマホのキャメラで撮影した写真をひたすら貼っていくもので、これを見れば、筆者の今日の行動を概ね追体験できます。文章はここに記すものと、最後の締めくくりだけで、あとは写真の説明文キャプションしか書きません。それでは、ご覧ください。

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ピアノでドレミ♪クリスマスコンサート(葛飾八幡宮・八幡市民会館)

2022年12月4日、10時少し前、自宅から歩いて八幡4丁目の葛飾八幡宮に赴きました。(撮影日:2022年12月4日)
朱塗りが美しい葛飾八幡宮の随神門です。(撮影日:2022年12月4日)
八幡市民会館(全日警ホール)の外観です。10時開始のコンサートに遅刻していることを時計が証明しています。(撮影日:2022年12月4日)
市川市でピアノを楽しむメンバーズが集い、5年前に結団された「ピアノでドレミ♪」のクリスマスコンサート。八幡市民会館(全日警ホール)で開催され、たくさんのオーディエンスが聴き入っていました。観客参加型の曲(ジョニー・マークス作曲の「赤鼻のトナカイ」)もありました!(撮影日:2022年12月4日)
「ピアノでドレミ♪」のクリスマスコンサート(2022年12月4日)で披露された曲目です。山下達郎から坂本龍一へというつなぎ方は、私に大滝詠一のことを考えさせました。次回のコンサートは2023年5月7日の午前に、同じく八幡市民会館(全日警ホール)で開催されるとのこと。楽しみですね!(撮影日:2022年12月4日)

みんなのグッズ展、DEPOT20周年記念カレー(アトリエ*ローゼンホルツ)

「ピアノでドレミ♪」のコンサートを鑑賞した後、坊と待ち合わせ、ふたりで真間へと赴きました。京成八幡駅から京成電鉄で市川真間駅まで。そして、駅から数分歩くと、住宅街にある「アトリエ*ローゼンホルツ」に到着。(撮影日:2022年12月4日)
『ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日』という本があるのですが(「酒の穴」を名乗る、パリッコさん&スズキナオさんから成るユニットによる新著。http://stand-books.com/9784909048141/)、今日、アトリエ*ローゼンホルツの入口で「ご自由にお持ちください」を見つけました。この右にも籐(とう)の籠(かご)があり、雑貨類が入っていました。(撮影日:2022年12月4日)
アトリエ*ローゼンホルツの素敵な庭。冒頭の写真もこのお庭を写したものです。(撮影日:2022年12月4日)
アトリエ*ローゼンホルツの玄関。かつて、家族で訪れたことが1度あったので、坊にとってはこれが2度目でした。私は少し前に「てんてんけん」のメンバーとして、市川うららFM「VOX POP」収録のため訪れていたので、今日の訪問は通算3度目でした。(撮影日:2022年12月4日)
今日、アトリエ*ローゼンホルツを訪れた最大の理由は、このカレーを食べたるためでした。コルトンプラザの斜め前で自転車ショップ「DEPOT CYCLE & RECYCLE」を営む湊誠也さん(ラジオ番組「VOX POP」パーソナリティでもあり、「てんてんけん」メンバーでもあります)が、お店の20周年を記念してつくった「SPICY BOO CURRY~二度と食べられない味!~」を食べたくて!めちゃくちゃおいしかったです。サツマイモのポタージュ・スープもおいしかったです!坊の舌にも合う辛くない、甘みのあるやさしい味でした。ごちそうさまでした!(撮影日:2022年12月4日)
アトリエ*ローゼンホルツの2階のテーブルで食事をいただいたのですが、壁に木が描かれていたり、天井からたくさんの小さな妖怪の絵がぶら下がっていたり、楽しい空間でした。本棚にはたくさんの絵本や古い雑誌があって、長居したくなる隠れ家のような場所ですね。(撮影日:2022年12月4日)
今日、アトリエ*ローゼンホルツで購入した3枚のポストカード。いずれも「あそ美」(https://hiroyukisato0317.wixsite.com/my-site)のメンバーが描いた作品をポストカードにしたものです。一番奥のカードには、たくさんの電車の絵が描かれています。(撮影日:2022年12月4日)
今日、アトリエ*ローゼンホルツで購入した卓上カレンダー3枚のポストカード。(撮影日:2022年12月4日)
あそ美の特製クッキー。これも、アトリエ*ローゼンホルツで買いました。ひつじ、リス、ハリネズミ。リスといえば、昔、宮久保にはリスがいたそうですね。(撮影日:2022年12月4日)
アトリエ*ローゼンホルツでは、今日2022年12月4日から、クリスマスの12月25日まで、「Art in House みんなのグッズ展★Vol.6」が開催されます。今日はその初日でした。ワークショップが行われる日もあるみたいです。これはチラシの写真です。色々なアート・グッズ、アクセサリー、オブジェ、服などが販売されていましたよ!(撮影日:2022年12月4日)
アトリエ*ローゼンホルツへの行き方は、これを参考にしてください。1つ上の写真のチラシの裏面の地図です。(撮影日:2022年12月4日)
真間中央自治会の掲示板に貼られた掲示物を熱心に読む人物の背中。(撮影日:2022年12月4日)

北国分駅で降りて、堀之内を歩く

アトリエ*ローゼンホルツを後にした私と坊は、真間銀座通りを歩いて再び市川真間駅へ。そこから高砂駅に行き、北総線に乗り換えて、北国分駅にやって来ました。坊が北国分駅に行ったことがないから行ってみたい、散歩をしてみたい、ということだったので。(撮影日:2022年12月4日)
高砂駅から乗ってきた電車が北国分駅を去り、秋山駅へと走り出しました。(撮影日:2022年12月4日)
北国分駅の改札内コンコースには、土器のレプリカがあります。堀之内貝塚で発掘された土器のレプリカでしょうか。(撮影日:2022年12月4日)
北国分駅の住所は堀之内。駅前のロータリーには自由の女神像ならぬ、こんな女神さまのような人物の像が。高々と掲げているものは、土器。(撮影日:2022年12月4日)
モチーフにしたのは、ギリシアかローマか。北国分駅の目の前には、神殿風の建築がありました。(撮影日:2022年12月4日)
北国分駅前ロータリーの街灯。形状が気になって撮影したものです。気になりませんか?この形。(撮影日:2022年12月4日)
市川市堀之内のストリート沿いの眺め。自動車の色に惹かれて撮影しました。(撮影日:2022年12月4日)
市川市堀之内のストリート沿いの眺め。お休み中の畑です。(撮影日:2022年12月4日)
同じく、堀之内のストリートから。上2枚の写真と同じ道沿いの反対方向の景観です。市川考古博物館が見えます。(撮影日:2022年12月4日)
堀之内には自転車道路があります。(撮影日:2022年12月4日)
ここで終わっている自転車レーンですが、この先を左に行くと、すぐにまた自転車レーンが登場する堀之内です。(撮影日:2022年12月4日)
博物館はあっちだよーー距離はあえて書かない、行けばすぐに見えるから。そんな堀之内の看板(標識)です。(撮影日:2022年12月4日)

ネジる ツナガる -モノ×ネジ×ヒト-(県立現代産業科学館)

県立現代産業科学館で、2022年10月15日から開催されていた令和4年度企画展「ネジる ツナガる -モノ×ネジ×ヒト-」は、今日(12月4日)が最終日だったので、最終入館時間の16時に間に合うように坊と向かいました。北国分駅から歩いて京成バスの国分操車場というバス停まで歩き、そこからバスに乗って市川駅まで行き、JR総武線に乗って本八幡駅で降り、歩いて鬼高の(コルトンプラザの向かいの)現代産業科学館へ。(撮影日:2022年12月4日)
少し前に「ネジる ツナガる -モノ×ネジ×ヒト-」に行ったフリスタのカブ城谷さんが、とてもよい展示だったと言っていたので、これは絶対に行かねば!と思い、何とか最終日の今日、閉まる寸前に滑り込んだのでした。(撮影日:2022年12月4日)
「ネジる ツナガる -モノ×ネジ×ヒト-」では、人間が工夫に工夫を重ね、長い年月をかけて発展してきたネジの歴史がよくわかるように展示がされていました。これはスバル360というかつての名車が3000本のネジで組み立てられていることを、分解して展示している様子です。(撮影日:2022年12月4日)
市川市の曽谷にある株式会社河野製作所の技術の紹介もありました。(撮影日:2022年12月4日)
曽谷の河野製作所の技術者の方々が子どもたちへのメッセージ、ものづくりにかける想いを語る映像もありました。市川市民として、このような素晴らしい企業があることを改めて認識できて本当によかったです。他にも、市川工業高校の実績紹介もあり、非常に良い展示でした。(撮影日:2022年12月4日)
医療現場で重宝されている河野製作所の技術。この他にも(それは河野製作所の製品ではないと思いますが)、人体に埋め込むボルトの紹介がありました。人体への負担がなるべく少ないような素材で製造されている様々な道具があることを改めて認識しました。私の左目の奥にも人工物が埋め込まれています。(撮影日:2022年12月4日)

月に吠えらんねぇ展(市川市文学ミュージアム)

市川市中央図書館の2階にある文学ミュージアムで、2022年10月8日にスタートした「月に吠えらんねぇ展」の開催は来週12月11日までです。上で紹介した、現代産業科学館で開かれていた企画展「ネジる ツナガる -モノ×ネジ×ヒト-」を堪能した後、すぐ目の前にある文学ミュージアムに移動し、「月に吠えらんねぇ展」を鑑賞しました。これは展示室の入口の様子です。(撮影日:2022年12月4日)
「月に吠えらんねぇ展」の入口付近には顔出しパネルがありました。この展覧会は、清家雪子さんの漫画『月に吠えらんねぇ』(「日本近代詩の父」とも呼ばれる萩原朔太郎の作品イメージをキャラクター化した朔くんが主人公)にちなんだもので、市川市にゆかりのある文学者キャラクターと作品を紹介しています。この展覧会に向けて清家さんが特別に描き下ろした『イチカワで吠えらんねえ』(もちろん、永井荷風の作品イメージをキャラクター化したカフー先生も登場!)も展示されていました。(撮影日:2022年12月4日)
「月に吠えらんねぇ展」の入口には萩原朔太郎の詩集『月に吠える』に収録されている詩「青樹の梢をあふぎて」が展示されていました。(撮影日:2022年12月4日)(撮影日:2022年12月4日)
詩人である萩原朔太郎は小説も書いており、有名な『猫町』という作品をちょうど今読んでいます。萩原朔太郎本人は、自分には詩の才能はあるが、小説を書く才能はないと思っていたようです(「月に吠えらんねぇ展」の展示による)。今日、展示を見て、詩はもちろんですが、私は萩原朔太郎のアフォリズムに興味を持ちました。(撮影日:2022年12月4日)
「月に吠えらんねぇ展」を見て、Twitterで感想をつぶやく際に、指定されたハッシュタグをつけると、お土産がもらえます。漫画『月に吠えらんねぇ』に登場するキャラクターのしおりをもらいました。私がもらったのは、北原白秋の作品イメージをキャラクター化した、白さんのしおりです。日本と韓国で首位打者に輝いた元野球選手の「白仁天」さんではなく。(撮影日:2022年12月4日)

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というわけで、市川市の北部を巡りながらスマホのキャメラで撮影した40枚の写真(「ピアノでドレミ♪クリスマスコンサート」の演奏場面の写真は、暗いホールでの撮影だったため、1枚ずつ掲載すると画像の粗さが際立つと思い、4枚を合成して1枚にしています)をひたすら貼り、その説明文を綴るだけ、という執筆方法を採用しました。10時から17時頃まで、市川市内を移動しながら思う存分満喫した、2022年12月4日の一日でした。

今後も、折に触れてこのような個人的な日記風のコラムを書いてみようと思います。余程のことがない限りは!

それでは、おやすみなさい!