食品ロス削減に力を入れる企業が増加しており、その一環として、フードバンクに食品を寄贈している企業の数も増えていることがわかりました。
これは、公益財団法人流通経済研究所が実施した調査によって明らかになったもので、食品メーカーでは前年比 88 社増の 240 社が、小売事業者では(今年度より公表対象とした日配品を含めると)前年比 74 社増の165社が、フードバンクへの食品寄贈を行っているとのことです。
フードバンクなどへの食品寄贈※をしている企業の数
▼食品メーカー
2022年10月 152社
2023年10月 240社
▼小売業者(常温加工品)
2022年10月 91社
2023年10月 127社
▼小売業者(日配品)
2022年10月 調査せず
2023年10月 38社
出所:食品ロス削減のための商慣習検討ワーキングチーム事務局 公益財団法人流通経済研究所 プレスリリース「食品ロス削減への取り組みが拡大中 商慣習見直しを推進 取り組み事業者名を公表」(2023年10月30日)https://www.dei.or.jp/aboutdei/pdf/press/20231030.pdf、2023年10月31日閲覧
※寄贈先はフードバンクおよびフードバンクからのこども食堂への提供に加え、こども食堂も含んでいます。
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私たち、いちかわフードバンクbyフリスタも、コープみらい様やカスミ様より、様々な事情で販売することがかなわなくなったものの、品質に問題のない食品を寄贈していただいています。コープみらい様には、店舗(鬼高の商業施設SHOPS内の「コープ市川店」)に、フードドライブ用のボックスを設置させていただいており、買物に訪れた組合員などの方に、自宅で余っている食品を入れていただいていおります。
また、上の流通経済研究所の調査対象の業種ではないですが、京葉ガス様の施設である「KeiyoGAS CommunityTerrace(通称てらす)」にもフードドライブ用のボックスを設置させていただいている他、これまでに、JR東日本様、京成電鉄様、都営交通様の3社による(夢の)コラボレーションによって、本八幡駅でフードドライブを実施したこともあります。また、イオン市川妙典内の無印良品様の店舗や同じく妙典のgreener様(事業主体:東京メトロ様、運営とプロデュース:BEACH TOWN様)でもフードドライブを実施させていただきました。
また、フードパントリー開催場所として、市進学院様の施設である大人の学び舎 大黒屋を使用させていただいていた時期もあります。ここに書ききれない程、色々な企業の方からご支援をいただいてきました。本当に感謝に堪えません。フードバンクの活動も、そして、まちづくりの活動も、私たちだけではなしえないことばかりです。
このように、たくさんの企業のご支援により、私たちの活動は成立しています。もちろん、行政や大学、個人の皆様からの温かいご支援、声援も、大きな力になっています。
企業の方で、私たちの活動をサポートすることをご検討されている場合は、どうぞお気軽にお問い合わせください。会員制度も設けており、企業として賛助会員になっていただく、というかたちでのご支援も大歓迎です!
一緒に、住みやすく、過ごしやすく、気持ちの良いまちをつくっていきましょう!
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執筆日 2023年11月1日
公開日 2023年11月4日