2023年4月23日に投開票(投票と開票)が行われた市川市議会議員選挙。この選挙で選ばれたのが、42名の市川市議会議員です。
以前、当サイトのコラムで、全議員の政策を確認したことがありました。正確には、確認できる範囲で、ということではありましたが。
議員は私たちの代理人として議席を得て、政策を掲げ、その実現に向けて、日々、活動しています。
個々の議員の政策がどのようなものであるかは、上の記事をご覧いただければと思います。本稿では、上の記事で確認できた各議員の政策を再度チェックし、議員たちが重要だと考えている課題を10~20項目、挙げてみました。実際には、生成AIの助けを借りて、挙げてもらいました。
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1.市川市議会議員たちが重要だと考えている課題を10~20項目挙げてください。
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- 救急医療体制の整備(3次救命医療センターの設置)
- 子育て支援の拡充(医療費無償化、送迎保育、待機児童対策など)
- 高齢者・障がい者の移動や買い物・通院支援
- 防災・減災対策(豪雨、水害、避難所整備、防犯カメラ等)
- 教育環境の改善(ブラック校則見直し、ICT教育、教員の処遇改善)
- 多様性の尊重とジェンダー平等(LGBTQ支援、差別禁止、パートナーシップ制度)
- 生活困窮者・子どもの貧困への支援(こども食堂、フードバンク、生活保護の活用)
- 地域コミュニティの活性化(空き家活用、タウンミーティング)
- 在宅医療・介護体制の整備、特養ホーム増設
- 教育都市構想(大学誘致、私教育支援)
- ICT・AI等先端技術の活用
- 縦割り行政の打破・横串連携の推進
- 市政への市民参加促進(情報発信の強化)
- 外国人・移住者への生活支援や差別防止
- 地域経済の活性化(デジタル地域通貨、イベント開催など)
- 歩道や自転車道路の整備
- 議員報酬の削減(3割カット)
- 太陽光発電の推進(個人住宅レベル)
- 文化振興(アーティスト支援など)
- お祝い金や育児グッズのプレゼント施策
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2.各議員のウェブサイトに書かれている政策やビジョン、公約が、ほぼすべて達成されたとしたら、市川市はどのような自治体になりますか?
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「人にやさしく、機能性と先進性を備えた“全世代共生型・次世代モデル都市”」
になるでしょう。以下のような変化が具体的に想定されます:
【1. 市民生活の安心・安全が大きく向上】
- 高度救命医療の整備により、命に関わる緊急事態に強い都市となる。
- 防犯カメラの増設や歩道改善で、子どもや高齢者も安全に暮らせる。
- 災害対策(避難所、情報、デジタルインフラ)でレジリエンスが強化。
【2. 子育てしやすく、教育レベルの高い都市に】
- 医療費無償化、待機児童解消、送迎支援などで育児ストレスが軽減。
- ICT教育、教員環境改善、塾補助などにより学力格差の縮小。
- 大学や教育施設の整備で、「学び」の魅力が高まる。
【3. 多様性を包摂する共生社会の実現】
- LGBTQ支援、障害者・外国人への配慮、差別禁止条例の整備などで、排除のない自治体に。
- 多様な生き方・家族形態が自然に受け入れられる社会風土。
【4. 高齢者や弱者も安心して暮らせる環境の確立】
- 買い物・通院困難の解消、在宅医療・介護の整備、地域コミュニティの再生。
- 孤立や不安からの解放。地域で支え合う文化の醸成。
【5. 行政が柔軟で、市民が主役となる自治体運営】
- 縦割り行政の打破や、市民参加型のまちづくりが進むことで、課題解決型の行政運営へ。
- 情報発信が洗練され、市民が能動的に市政に関わる。
【6. 都市としてのブランド力と魅力が上昇】
- 東京都のベッドタウンから、教育・子育て・医療・福祉が充実した“選ばれる都市”へ。
- 他自治体がモデルとする「次世代型地方都市」のひとつとして国内外に発信できる。
——これは、ある意味で、市川市議会議員たちが理想とする(こんな自治体にしたいと願っている、個々でやり方こそ異なるにせよ、汗かいて活動して、実現を目指している)市川市の姿とも言えましょう。
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いかがでしょうか。
一人一人の、一つ一つの政策は個が立っている、尖ったものであるとしても、こうしてまとめあげると、いかにも良いことを言っているネ、でも、無個性で、市川市でなくても当てはまるような無味無臭で無色透明な(それが悪いのかという意見も聞こえますが)意見の総体に見えなくもないネ(透明なら見えないかもしれませんが)と思う人がいるかもしれませんネ。
でも、身近な政治=身近な政治家が考えていること=市議会議員の政策を、AIの助けを借りて、まとめあげるだけでも、思考のきっかけ程度にはなるかもネ、と思うのでした。
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執筆日 2025年6月17日
公開日 2025年6月17日
執筆者 ノスタルジー鈴木(特定非営利活動法人フリースタイル市川、ノスタルジー&ルミエールなど)