【コラム】鬼越百鬼夜行、真間百鬼夜行、行徳百鬼夜行…

コラム

先日、インターネットでこんな記事を読みました。

兵庫県福崎町出身の民俗学者、柳田国男の著書「妖怪談義」にちなみ、妖怪を生かしたまちづくりに取り組む同町で24日夜、妖怪のコスプレ大会が開かれた。「九尾の狐」やガイコツなどに扮したコスプレイヤーら約30人が集まり、薄暗いホールで軽快なダンスを楽しんだ。
同町東田原の入浴・宿泊施設「文珠荘」などが、多様な人に施設を知ってもらおうと企画。妖怪になりきったコスプレイヤーや、セーラー服姿の町職員らがDJのダンス音楽に合わせて踊った。
自作した「九尾の狐」の衣装で参加した大阪市の黒磯ひつじさんは「たくさんの人と交流できて楽しかった」。目玉が一つの「夜行」姿で訪れた石川県の女性会社員(40)は「子どもたちの反応が楽しかった。次があるならまた来たい」と声を弾ませた。(吉本晃司)

出所:神戸新聞NEXT、「妖怪のまちにコスプレイヤー大集合 軽快ダンス、福崎町」(2022年9月25日)、https://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/202209/0015669781.shtml、2022年9月30日閲覧(太字は筆者)

兵庫県福崎町では「妖怪を生かしたまちづくり」をしているのですね。この記事を読むまで知りませんでした。「妖怪を生かしたまちづくり」といえば、鳥取県の境港市を想起します。境港市には、同市出身の漫画家、水木しげるさんにちなんだ「水木しげるロード」があり、商店街に『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する妖怪の銅像が多数立っていますね。境港市には、2009年の夏に訪問しました。

福崎町で開かれた「妖怪のコスプレ大会」には、「コスプレイヤーら約30人が集まり、薄暗いホールで軽快なダンスを楽しんだ」ということで、映像を見てみたいものです。

ところで、上の記事の執筆者は、「吉本晃司」さんといいますが、どうしても「吉川晃司」さんを想起してしまいます。

と、書いたところで、これを読んでいる市川パースン※1は、きっとこう思っていることでしょう。

「市川市でも、妖怪を生かしたまちづくりをやっているよ!」

小耳に挟んだところでは、今年、2022年(令和4年)も、真間では『真間百鬼夜行』が行われるようです。確か、10月の下旬に…。

それでは、過去に市川市で行われた真間百鬼夜行と鬼越百鬼夜行を、当時のポスター画像などで振り返ってみましょう。

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真間百鬼夜行

過去2年、10月下旬に、アンチ・ハロウィンという掛け声とともに開催された、チームまるや主催イヴェント『真間百鬼夜行』。告知用のポスターもド迫力です。

これは、過去に開催された『真間百鬼夜行2020』のポスターです。今年開催される予定のものではありません。
これも、過去に開催された『真間百鬼夜行2021』のポスターです。今年開催される予定のものではありませんよ!
『真間百鬼夜行2020』で、特殊メイクを施して妖怪に扮した人物。楽しそう!(撮影:くずはらまりさん)

『真間百鬼夜行』は、2020年には「アンカーサイドパーク」で、2021年には真間山弘法寺の怪談ならぬ階段下の「つぎはし」で開催され、大いに盛り上がりました。

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鬼越百鬼夜行

2021年に開催された『鬼越百鬼夜行』のポスター。鬼越鬼おこしプロジェクトの一環として行われました。

日本でハロウィンやるなら?鬼越でやるなら?百鬼夜行でしょう!という着想のもとで誕生した『鬼越百鬼夜行』。

昨秋は、
・駅前ロータリーでのワークショップ
・京成鬼越駅構内の近隣の子供達が作った妖怪展示&鬼越百鬼夜行フォトスポット
・鬼越仮装仮想百鬼夜行2021
・近隣のお店のイベント参加
など、楽しい企画が盛りだくさんでしたね。

『鬼越百鬼夜行2021』の会場には、国府台からぬりかべがやってきました!

『鬼越百鬼夜行』の主催は、鬼越に拠点を構える鬼鋭のデザイナー・ユニット、MIKAZUKI.Design(ミカヅキデザイン)さんでした。今年は開催されないとのことですが、来年は是非開催してほしいですね。

2019年にMIKAZUKI.Designさんが発表した、『鬼越百鬼夜行』の構想とともに披露されたイメージ画像。鬼や妖怪に扮した子どもたちが鬼越のまちを練り歩く、素晴らしい百鬼夜行!

今年は開催されない『鬼越百鬼夜行』ですが、テーマソングをリッスンして気分を盛り上げるのも良いと思います。

鬼越百鬼夜行のテーマ/ノスタルジー&ルミエール
ソングをリッスンできます。
https://soundcloud.com/user-26725798/3umbez4ro51f

このソングの歌詞を紹介します。

鬼が棲んでいる
鬼越の街を
三日月が照らす夜
みんなやって来る

あの鬼!あの河童!そして、ぬらりひょん!
ぬりかべ!座敷童!そして、あの天狗!

鬼越の街に集う
今夜は百鬼夜行
妖怪がやって来る
愉快な百鬼夜行、百鬼夜行
素晴らしい百鬼夜行
素敵な百鬼夜行
鬼越の百鬼夜行

出所:ノスタルジー&ルミエール『鬼越百鬼夜行のテーマ』(作詞:ノスタルジー鈴木)

今年、『鬼越百鬼夜行』は開催されませんが、「市川市の小さな楽団」こと、ノスタルジー&ルミエール※3は2022年10月2日(日)の『いちかわミュージック・パーク2022』のステージ(本八幡cooljojo+art)で、『鬼越百鬼夜行のテーマ』をプレイするようです※4

そういえば、ノスタルジー&ルミエールのメンバー、ルミエールさんは、「行徳百鬼夜行もやってみたい!」と、行徳地区での妖怪イヴェントの開催に意欲を持っていました。

秋のハロウィン・シーズン、市川市の各地、各町では、百鬼夜行が開催される――ということになれば、とても面白いですね!夏休みには、毎週のように各地で盆踊り、夏祭りが行われる(行われた?)ように、10月下旬には、いたるところで百鬼夜行が行われる市川市。想像するだけでワクワクします!

今年は『鬼越百鬼夜行』は開催されませんが、妖怪のコスプレ(コスチューム・プレイ)や特殊メイクをして、鬼越の街を闊歩するのも楽しいと思います!

プレイ!市川!エンジョイ!市川!

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〈注釈〉
※1:市川パースンとは、市川市民だけでなく、元・市川市民、市川市で働いている人、市川市の学校で学んでいる人、市川市が好きで頻繁に訪問しては飲食店を漫遊してエンジョイしている人※2などを含む、市川市に関わりのある人(パースン)を指す語です。
※2:市川市が好きで頻繁に訪問しては飲食店を漫遊してエンジョイしている人としては、週末八幡botさんがよく知られています。

※3:ノスタルジー&ルミエールが記念すべき初取材を受けた時のインターネット上の記事はこちらです。
チイコミ!「市川発の小さな楽団♪ ノスタルジー&ルミエール【市川市】」(2022年9月1日)、https://chiicomi.com/press/1939368/
※4:ノスタルジー&ルミエールの『いちかわミュージック・パーク2022』への出演は、楽団にとって記念すべき初ライヴです。
公演名:プレイ!市川!ノスルミ登場!新メンバーを添えて
日程:2022年10月2日(日)
時間:14:45-15:10

会場:cooljojo+art
当日はYouTubeで生配信されるようです(https://www.youtube.com/watch?v=dsMGfhaJano)。

事前に予告されている曲目リストは以下の通りです。

  1. 君の心は藪知らず
  2. コルトンバスに乗って(サマーサンバ ノスルミver.)
  3. サザンオールスターズ カヴァー
  4. 光GENJI カヴァー
  5. 鬼越百鬼夜行のテーマ
  6. 鬼越ステイション