【コラム】団地にまつわるエトセトラ

コラム

執筆日 2023年5月4日
公開日 2023年5月6日

以前、市川市のお隣、松戸市の「常盤平団地」について、コラムで取り上げました。

住民の半数以上が高齢者だという常盤平団地では、大学と連携して、住民と若い世代との交流を図ったり、市が大学生の入居を促していたり、高齢化に伴う諸問題への対応を、色々と行っており、まちづくりの観点でも注目度の高い場所です。

私は常盤平団地を訪れたことはないのですが、ゴールデン・ウィークの前半に、家族で訪れた松戸市立博物館で、常盤平団地を再現した展示を見たのです。見たというか、入ってきました!

ちなみに、松戸市立博物館に行こうと思ったきっかけは、当サイトの「ローカルメディア漫遊記」で取り上げたこともある明里あけさとさんによるブログ『Deepランド 大人の夢の国へようこそ!』で紹介されていた記事を直前に再読したことでした。

Deepランド 大人の夢の国へようこそ!
「松戸市立博物館」憧れの「常盤平団地」をそのまま再現した人気展示(2021年7月4日)
https://deepland.blog/matsudo-hakubutukan/

冒頭の写真は博物館で撮影したものです。他にも何枚か撮影した写真があるので、ご紹介します。

撮影日:2023年5月3日
撮影日:2023年5月3日
撮影日:2023年5月3日

松戸市立博物館には、この常盤平団地の展示以外にも面白いものがたくさんありますし、博物館のある21世紀の森でも楽しく過ごせるので、市川市にお住いの方にもおすすめのスポットです。私は武蔵野線の車窓から数百回も21世紀の森を見たことがありますが、今回初めて訪れました。新八柱駅から歩いて12分くらいの場所ですよ。

常盤平団地については、以下のWebサイトに豊富な写真と解説が掲載されているので、興味がある人はチェックしてみてください。

公団ウォーカー
https://codan.boy.jp/danchi/chiba/tokiwadaira/index.html

団地R不動産
http://www.realdanchiestate.jp/?p=159

常盤平団地は、武蔵野線の新八柱駅で新京成線に乗り換えて(新京成線の駅は八柱駅)、一駅目の常盤平駅で降りてすぐの場所にあります。私も行ったことはないので、今度訪れてみたいです。松戸市には他にも「牧の原団地」という長い歴史を持つ団地もあり、新八柱駅から出ているバスで団地の近くまで行けるようですね。

市川市にも大規模な団地がいくつかあります。

南大野で育った私にとって馴染みがあるのは、バス通り沿い(てんてんけんの言葉を借りれば「上市川かみいちかわスイスイ道路」沿い)の「JAいちかわ本店」近くにある、「中山団地」です。

中山団地と給水塔。撮影日:2022年8月31日

また、埋め立て地の塩浜には、その名も「ハイタウン塩浜」という大規模団地があります。

これら2つの団地については、先ほどさりげなく紹介した団地に特化した情報を掲載しているWebサイト、「公団ウォーカー」でも取り上げられています。

公団ウォーカー
中山団地
https://codan.boy.jp/danchi/chiba/ichikawa_nakayama/index.html
ハイタウン塩浜
https://codan.boy.jp/danchi/chiba/hightown_shiohama/index.html

塩浜は、市川市の南部では珍しく高齢化率が高い町です。町の高齢化率が高いのは、高齢者が多く住んでいる「ハイタウン塩浜」があるからだと思われます。

塩浜にはハイタウンという大規模な団地があり、高齢化が進行しています。松戸市が試みるような若年層の入居促進策にトライするのも良いかもしれませんね。

ハイタウンでは、世代間交流を図るためのイヴェントも開かれているようです。

ハイタウン塩浜で「塩浜えんがわ祭2022」を開催しました
https://www.ur-net.go.jp/news/20221011_touchin_shiohama.html

ハイタウン塩浜は、加藤新田、妙典、島尻といった、若い人の割合が高い町と、それほど離れていません。市川市全域でみれば、近い部類に属します。ハイタウンでイヴェントを行う際に、世代間交流を図るためには、イヴェントの告知を若い人に届けることが有効ですね。南行徳駅、行徳駅、妙典駅で告知する(例:これらの駅のラックに、地域情報を掲載したチラシを置いている「行徳マップ」さんを介して)、塩焼のコミュニティスペース「gate.」にチラシを置く、といったことにより、人の流れを生み出せるのではないでしょうか。

出所:特定非営利活動法人フリースタイル市川公式Webサイト、「【コラム】松戸市における高齢化対応&市川市の町別高齢化」(2023年3月18日公開、2023年3月20日更新)、https://fs-ichikawa.org/aging20230318/、2023年5月4日閲覧

引用した文章に登場した「行徳マップ」さんですが、WebサイトやTwitter、InstagramなどのWebメディアで行徳エリアの情報を発信している他、このエリアの情報を掲載したペーパーを駅のラックなどで配布しています。

行徳マップ 公式Webサイト
https://gyotokumap.com/

また、「gate.」は、言わずもがな、妙典のコワーキングスペース&シェアスペースです。

gate.ゲート公式Webサイト
https://gate-myoden.com/

ところで、ハイタウン塩浜には「みどりtoゆかり」というコミュニティカフェがあります。

みどりtoゆかり 公式Instagram
https://www.instagram.com/midori_to_yukari/

みどりtoゆかりを取り上げた良記事がありますので、その一部を紹介します。

今年1月に5周年を迎えた「みどりtoゆかり」は、美味しいコーヒーや食事を提供する飲食店としての機能も果たしつつ、地域の人たちがスタッフとして働いたり、地域の人たちの手作り品を置いたり、イベントを開催したり…ご近所さんが様々な関わり方をしている場所。

(中略)

輪が広がっていった大きな理由の一つが、「なるべくいろんな人を受け入れる」という精神。一般的なカフェの場合、来店した人はお客様としてお金を払い、お店側がサービスを提供する…というスタイルで、「お店」と「お客様」の間には明確な境界線があります。

たとえば「自分の作品を売りたい」「親戚の農家がつくっている野菜を販売したい」「ダンスの発表をしたい」「起業したいけど場所を貸してほしい」…そんな「やりたいこと」を持つお客様が来店した時。「みどりtoゆかり」ではスタッフさんたちが「じゃあどういう形ならここでできるかな?」と考え、その都度みんなで知恵を絞ります。5年間、そうした試行錯誤の中で形づくられてきたのが、たくさんの人がいろんな関わり方をするコミュニティカフェ「みどりtoゆかり」なのです。

個人との関わりに留まらず、ハイタウン塩浜団地の管理組合や自治会、企業とのコラボイベントや同じ敷地内にある塩浜学園(小中一貫校)との共同取り組みもあります。企業とコラボするときに気をつけていることは、単純に宣伝をするだけではなく「何かしら住民のメリットになる形で」行なうこと。

出所:浦安に住みたい、「これからの地域社会に必要なもの。ハイタウン塩浜のコミュニティカフェ「みどりtoゆかり」5周年インタビュー【市川市塩浜】」(2023年3月31日)、https://sumitai.ne.jp/urayasu/2023-03-31/117500.html、2023年5月4日閲覧

良いですね~。一度、みどりtoゆかりを訪れてみたいです。フリスタの面々と一緒に。

フリスタの面々
最近こちらのWebページを稲村さんが更新してくれました。要チェックや!
https://fs-ichikawa.org/aboutus/

高齢化が進む団地に、若い世代を呼び込むこと――イヴェント時の来訪も、あるいは入居も――は、各地で議論され、検討されていると思います。これを読んでいる方の中で、ご自身がヤングだという自覚のある方は、どんなコトがそこ(団地)で行われていたら、足を運んでみたいですか?

  • カラオケ大会(a.k.a.のど自慢大会)
  • 地元のミュージシャンが出演するライヴ
  • 運動会
  • 盆踊り
  • お神輿
  • キッチンカー
  • フットサル大会
  • わんぱく相撲大会
  • フットベースボール大会
  • 演芸(落語、漫才、怪談など)

参考までに、一説では市川市発祥とも言われている「フットベースボール」に関する記事を紹介します。

もし、団地の敷地内で「のど自慢大会」が行われていたら、「渚にまつわるエトセトラ」を歌いたいですね。

梨食べ行こう~♪