先日、あるコラムがnoteというWebサービス上で公開されました。
食品ロスについて考える~季節商品のプロモーション~
https://note.com/dei_ryuken/n/n16efef0411a1
<目次>
・定着したハロウィン市場
・食品ロス削減月間
・食品小売業による食品ロス削減の取り組みタイプ
1.発注の精度の向上
2.販売期限内に売り切る
3.フードバンク団体への寄贈
・祭りの後
・目指す社会のビジョンを示せるか
ここだけの話ですが、このコラム「食品ロスについて考える~季節商品のプロモーション~」の筆者は、本稿の筆者と同一人物なのです。
詳しい内容はリンク先の本文を読んでいただきたいのですが(更に、ハートマークをクリックしていただけると大変うれしいのですが)、後半にはこのような記述があります。
前述のハロウィン向けの菓子のように、販売促進期間が終了して店舗のバックヤードに戻された食品を、フードバンク団体に提供するものがある。ハローズやカスミなど、多くのスーパーマーケットが地域のフードバンク団体と提携し、この取り組みを進めている。中身には問題がないが、パッケージの破損などにより販売できなくなった食品も寄贈対象となる。また、顧客に、自宅などで余っている食品を来店時に持ってきてもらい、寄贈してもらう「フードドライブ」のボックスを店頭に設置する事例も増えている。マルエツ、コープみらいなどが取り組んでおり、ファミリーマートも全国でボックス設置店舗を増やしている。
出所:鈴木雄高「食品ロスについて考える~季節商品のプロモーション~」(2022年11月4日)、https://note.com/dei_ryuken/n/n16efef0411a1、2022年11月24日閲覧
ここで言及している、フードドライブのボックスを店頭に設置しているというコープみらい様のケースは、いちかわフードバンクbyフリスタの取り組み(SHOPSのコープ市川店様にボックスを設置し、食品を受け付けている)を念頭に置いたものです。
ちなみに、コラム「食品ロスについて考える~季節商品のプロモーション~」を書こうと思った、そもそもの起点は、「【フードバンクにゅ~す】2022年10月6日」に書いたことでした。
ハロウィンのお菓子をフードバンクに寄付する、ということでいうと、先日、行徳の不動産会社、カナエ・アドバンス様よりご寄贈いただいたことも記憶に新しく、このようなフードドライブによって、食品ロスの発生を抑制することは、ハロウィンという行事とセットで、全国で行われるべきだと思っています。10月はハロウィン月間であるのと同時に、食品ロス削減月間でもあるのです。
と、いうわけで、他所に自分が書いた文を引き合いに出しながら、1本記事を書くという執筆方法を披露しました。
恐らく、ハロウィンからもうすぐ1か月が経とうという現時点(2022年11月24日)においても、バックヤードに、行き場のないハロウィン向け商品が眠っている、というお店は全国にあるのでしょうね。菓子などの食品は賞味期限がまだ残っているものがほとんどでしょうから、廃棄するのではなく、有効活用してほしいものです。
ハロウィンを過ぎても(夢見る頃を過ぎても※2)、まだまだこういうことを綴って刻んでいく構えです。
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〈注釈〉
※1:冒頭の写真は、筆者が2022年10月に千代田区のコンビニエンスストアで購入したお菓子です。買った直後においしくいただきましたよ。食品ロスは発生させていません。
※2:「夢見る頃を過ぎても」は多くの作品で用いられている名前。Wikipediaによると、例えば次のようなものがあります。
・シグマンド・ロンバーグ作曲、オスカー・ハマースタイン2世作詞で1934年に出版されたポピュラー音楽の楽曲。原題は”When I Grow Too Old to Dream”。
・八神純子の4枚目のアルバム。表題曲を収録。1982年発売。
・吉田秋生の漫画。1983年発売。
・来生たかおの楽曲。1985年発売のシングル『はぐれそうな天使』B面、同年発売のアルバム『ONLY YESTERDAY』に収録。
・岡村孝子の楽曲。1993年発売のアルバム『満天の星』、同年発売のシングル『無敵のキャリア・ガール』に収録。1995年発売のベスト・アルバムの名称でもある。
・1994年にTBS系列で放送されたテレビドラマ。主な出演者は、保坂尚輝、葉月里緒菜、原田龍二。
・中島梓の評論集。雑誌『海燕』1994年5月号から1995年4月号までの連載をまとめたもので、1995年6月10日に単行本が発売された。
・リンダ・ロンシュタットのアルバム。原題はWe Ran。1998年発売。
・2002年公開のアメリカ映画。キャシー・ベイツ主演。原題は”Unconditional Love”。
・氣志團のシングル曲。2005年発売。