【第25回いちカイギ】化学反応が起き、流れが生まれました!(2023.7.1)

いちカイギ

去る7月1日(土)に『第25回いちカイギ~笹の葉ラプソディ~』を開催しました。
※「いちカイギ」は KeiyoGAS Community Terrace との共催イヴェントです。

七夕間近ということで、短冊たんざくに願い事を書いていただき、会場に設置した笹に飾り付けました。

 当日、KeyoGAS Community Terrace a.k.a.てらすの2階にいたお子さんが七夕飾りに興味を持った様子だったので、願い事を書いてもらいました!「ようせいになれますように」撮影:鈴木雄高a.k.a.ノスタルジー鈴木

1組目のゲストは、「市本・みんなの読書会」の、なかざわあおばさん(主催者)、ミウラリサさん(読書会サポーター)、おおもりみのるさん(読書会サポーター)の3名でした。私ことノスタルジー鈴木との対談を通じて、

  • 市川市在住歴はどのくらいで、市川市のどこにお住まいか
  • 市本とはどのような施設だったのか、そこではどのような活動が行われていたのか
  • ご自身にとって市本はどんな存在か
  • 市本が突如閉鎖することが発表された時はどんな気持ちだったか
  • 市本・みんなの読書会はどんな会か、今後どんな企画をやってみたいか

といったことを話していただきました。今後は、読書会を定期開催しながら、スピンオフ企画の開催も始めるそうです。楽しみですね!

撮影:稲村絵美里さんa.k.a.稲村ジェーン

2組目のゲストは、「あうとどあくらぶCATS」代表の、はちべえさん a.k.a.佐藤 昌宏(さとうまさひろ)さんでした。

CATSは、挑戦(C)・遊び(A)・体験(T)・自然(S)の頭文字です。子どもたちが、異年齢の子ども同士、そして、リーダー役の大人と、交流しながら、挑戦し、存分に遊び、体験し、自然に触れる野外活動は、2013年にスタートして、10年が経過、今年で11年目に入っています。10年間で、日帰り活動111回と合宿活動31回を開催し、延べ参加人数は約1,800人にもなるそうです。

「能力を活かすも殺すも環境次第」というお話が面白かったので紹介します。

血を吸うノミの話です。ノミの跳躍力は凄まじく、コップというノミの体と比べると巨大な構造物の中に入れられたとしても、高く跳躍してコップから出てしまうそうです。ノミの入ったコップに蓋をすると、ノミは跳んでも蓋に当たり、コップから出られなくなります。しばらくふたを閉めておき、後に蓋を開けると、ノミは跳躍するのですが、蓋があった高さまでしか届かず、コップから出られないそうです。

自分の力はこの程度だ、あるいは、このくらいできれば十分、そのような認識を持ってしまうと、そのレベルを超える力を持っていたとしても、それ以上の能力を発揮できなくなるという話でした。

自分の限界がどこまでかを知るために

僕は生きてるわけじゃない

出所:MY LITTLE LOVER「Hello,Again~昔からある場所~」(作詞:KATE)
撮影:稲村絵美里さんa.k.a.稲村ジェーン

先日、アニメ『鬼滅の刃』の「刀鍛冶の里編」が終わりました。このシリーズに登場する鬼殺隊の柱、霞柱の時透無一郎が、兄の有一郎が死ぬ間際に、「無一郎の無は無限の無なんだ」「お前は自分ではない誰かのために無限の力を出せる選ばれた人間なんだ」と言われたことを思い出すのですが、ノミの実験の話から、無一郎のこのエピソードを想い出しました。

出所:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第118話

3組目のゲストは、「株式会社ヤスイ」の代表取締役、池田 充徳 (いけだ みちのり)さんでした。地域の「美と健康のオアシス」として愛され続けている調剤併設ドラッグストア「ヤスイ薬局」や、ネイルサロン、スポーツジムを営んでいます。フリースタイル市川の稲村さんとの対談で、行徳育ちの池田さんの半生が語られました。

行徳駅前のヤスイ薬局本店では、ドラッグストアの枠に収まらない様々な取り組みをしています。

少しくらいはみ出したっていいさ

Oh Oh 夢を描こう

出所:Mr.Children「Tomorrow never knows」作詞:桜井和寿

例えば、こんなことをしているのです。

  • 日曜恒例農家直送新鮮野菜市
  • キッチンカー
  • 市川まちガチャ

稲村さんは、このような多彩な活動をしている池田さん/株式会社ヤスイさんは、「まちづくりをしている」と称していましたが、言い得て妙ですね!

「市本・みんなの読書会」を主催する、なかざわあおばさん。お手製のパペットを操作しながらお話するユニークなスタイル!シャーロキアンとしての顔も少しだけ見せてくれました。稲村絵美里さんa.k.a.稲村ジェーン
「市本・みんなの読書会」の読書会サポーター、おおもりみのるさん。市川市にやってきてすぐに知り、好きになった市本が閉鎖すると知った時のショックの大きさたるや!いつかそのエピソードをノンフィクションかフィクションとして綴ってほしいです。稲村絵美里さんa.k.a.稲村ジェーン
「市本・みんなの読書会」の読書会サポーター、ミウラリサさん。読書会は、本を通じてその人を知れることが面白いとのことです。「本はいつでもあなたを待っています」稲村絵美里さんa.k.a.稲村ジェーン

「あうとどあくらぶCATS」代表のはちべえさん。ミスター夏休みの異名を持つはちべえさん。ミスター・サマータイム♪少年のハートを持っています!夏は過ぎ風あざみ♪ 稲村絵美里さんa.k.a.稲村ジェーン
「株式会社ヤスイ」代表取締役の池田充徳 (いけだ みちのり)さん。現在、既に、ドラッグストア×野菜、ドラッグストア×市川まちガチャ、ドラッグストア×キッチンカーなど、異質な何かとの掛け合わせを実践しているだけあり、読書会やアウトドアとのコラボの可能性に胸をときめかせている様子でした! 稲村絵美里さんa.k.a.稲村ジェーン

3組のゲスト・トークが終わった後は、交流、対談、質問タイム。フリスタの名ファシリテイター、Anikiこと小泉篤史さんが不在だったため、今回は野口淳さんがマイク回しを担当しました。

読書会、野外活動、ヘルス&ビューティケアという三組三様の活動ですが、だからこそ、ゲストは互いの活動に興味津々といった様子でした。

元々、他者とのコラボレイションに積極的な池田さんはもちろん、はちべえさんも、読書会トリオも、コラボレイションに興味を示していました。新展開があるかもしれませんね。

会場からは、多数の質問や感想コメントが飛び出しました。

  • 行徳エリア(市川市の南部)で読書会を開いてください」(読書会への要望)
  • 「本はいつでもあなたを待っています」(ミウラリサさん)
  • 「本は一冊全部を読む必要はないんです」(ミウラリサさん)
  • 「『シャーロック・ホームズシリーズ』の多くの作品は短編で読みやすいんです」(なかざわあおばさん)
  • 大人向けのキャンプなど野外活動はやらないのですか」(CATSへの要望)
  • 健康維持には何が大事ですか」かという質問に対する池田さんからの回答「健康づくりにおいては精神的な健康の維持・管理が重要」
  • 池田さんはサッカーの吉田麻也選手に似ていますよね」(会場のジョージ・クリントン・ミツイさんのコメント)

また、自転車天国研究会(a.k.a.てんてんけん)のジョージ・クリントン・ミツイさんは、はちべえさんの発表内容に大いに感化されたようで、コラボレイションしたいという想いが(自転車のかごから)溢れんばかりでした。

交流タイムは、野口さんの鮮やかな手腕もあり、大いに盛り上がりました。そして、いちカイギ終了後も、ゲスト同士、ゲストと参加者、参加者同士が、あちらこちらで混ざり合い、マーブル模様が生まれたのでした。

これまでも、いちカイギがハブとなって、出会いそうで出会わなかった人同士が意気投合し、新しい活動を始めたケースがいくつもありますが、今回、笹の葉ラプソディと銘打たれた25回目のいちカイギでも、様々な化学反応ケミストリーが生まれそうな予感があります(既に反応が起き、流れが生まれています!)。

皆さんの新たな展開が結実した暁には、是非、いちカイギでお話していただきたいですね。

いちカイギに参加した「市川市にJリーグクラブをつくる会」のメンバーが願いを綴った短冊です。 稲村絵美里さんa.k.a.稲村ジェーン

今回のゲスト3組のWebサイトやSNSアカウントを紹介します。

市本・みんなの読書会
公式note https://note.com/mindoku_1bon/
公式Twitter https://twitter.com/mindoku_ichibon
公式Instagram https://www.instagram.com/mindoku_ichibon/

あうとどあくらぶCATS
公式Facebookページ https://www.facebook.com/catsyagai/?locale=ja_JP

株式会社ヤスイ
公式Webサイト https://www.e-kusuri.info/
ヤスイしゃちょー @超地域密着 Twitter https://twitter.com/yasui_pharmacy
ヤスイ中の人 Twitter https://twitter.com/yasui_nknht

次回、第26回いちカイギは、2023年8月19日(土)14時~16時に開催します。お楽しみに!

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執筆日 2023年7月4日
公開日 2023年7月7日