【フードバンクにゅ~す】2023年1月31日

フードバンク

公開日 2023年1月31日

11日ぶり、通算23回目の「フードバンクにゅ~す」です。

「2月11日(土)葛飾八幡宮で開催されるニューボロイチでフードドライブ開催」

偶数月の第2土曜日に葛飾八幡宮で行われる、Have A Good Day MOTOYAWATA ニューボロイチ内(10:00~16:00)で、いちかわフードバンクbyフリスタが「フードドライブ」を行います。未開封で賞味期限1か月以上の常温保存可能な食品の寄贈を受け付けます!

「JR西船橋駅で余った食品を集める『ステーションフードドライブ』、『フードバンクふなばし』とコラボして」(2023年1月19日)

JR西船橋駅(船橋市西船4)で1月21日、22日の2日間で、余った食品を集める「ステーションフードドライブ」が「フードバンクふなばし」(船橋市金杉5-1-12​、TEL 047-494-8280​)とコラボして開催される。

フードドライブとは、包装の破損や印字ミス、賞味期限が近いなどの理由で、品質には問題がないにもかかわらず廃棄されてしまう食品・食材を回収するイベント。回収した食品は、支援を求める子育て家庭や子育て支援団体へ無償で提供し、食品ロス削減・社会貢献の推進につながっている。

同イベントは昨年5月に「フードバンクふなばし」とJR西船橋駅が共に企画し、初開催。大きな反響があったという。「2回目を企画しているときに、JR蘇我駅とフードバンクちばでも同様の企画をしていたため、同日に開催したほうがより周知され、盛り上がるのではないかと今回は2つの駅での開催となります」とJR西船橋駅長の加藤良太さん。JR蘇我駅では今回が初開催となる。

出所:My Funa.net、「JR西船橋駅で余った食品を集める『ステーションフードドライブ』、『フードバンクふなばし』とコラボして」(2023年1月19日)、https://myfuna.net/archives/townnews/230119、2023年1月20日閲覧

昨年行われた西船橋駅でのフードドライブの反響が大きかったとの記載がありますが、私たち、いちかわフードバンクbyフリスタにもポジティヴな影響を与えてくれました。西船橋駅でのイヴェントに背中を押された私たちは、2022年8月6日に、JR本八幡駅の改札外コンコースで、「フードステーション@もっとやわた」と銘打ってフードドライブを開催、以下の記事にあるように多くの食品を寄贈していただきました。今後も鉄道会社さんなど、地域の企業と一緒にフードバンク活動を継続していきたいと思います。

先日行われた西船橋と蘇我駅でのフードドライブ同時開催も盛り上がったことでしょう!

「〔埼玉〕生協宅配のラストワンマイルで地域貢献 フードドライブ1月30日(月)から」(2023年1月30日) 

生活協同組合パルシステム埼玉(本部:埼玉県蕨市錦町、理事長:樋口民子)は1月30日(月)から2月10日(金)まで、宅配利用者へ未使用の食品提供を呼びかけるフードドライブを実施します。食品は生協の商品配達時に回収し、ボランティアによる仕分け作業を経てNPO法人フードバンク埼玉(さいたま市、豊島亮介代表)が生活困窮者支援に活用します。

出所:PR TIMES(パルシステム連合会)、「〔埼玉〕生協宅配のラストワンマイルで地域貢献 フードドライブ1月30日(月)から」(2023年1月30日)、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000166.000006976.html、2023年1月30日閲覧

プレスリリース記事には、「配達時に渡すだけ 家にいながら社会貢献」、「仕分けボランティアも募集」という文言も見られます。生協の組合員さんは自宅で品物を受け取る時に、配達員さんに食品を渡すだけなので、簡単に食品を寄贈できますね。

サービスグラント「【2月2日オンライン】フードバンク・養育困難家庭の訪問型支援・面会交流に関する社会調査結果を発表」(2023年1月27日)

認定NPO法人サービスグラントでは、”社会課題を前に、誰もが行動を起こし、違いや可能性を活かしあいながら協働できる社会”を目指し、社会課題に関わる多様なスタイルのプロボノプロジェクトに取り組んでいます。

この度、「フードバンク」「養育困難家庭の訪問型支援」「面会交流」について6件の社会調査プロジェクトを実施しました。その結果を発表するシンポジウムをオンラインにて2月2日(木)に開催します。シンポジウムでは、調査を企画実行した20代~70代の社会人や学生(25名6チーム)による調査の結果報告と共に、調査テーマを提供したNPO法人の代表者と、調査への助言を提供してきた明治学院大学社会学部の教授らによるパネルディスカッションを行います。

出所:PR TIMES(認定NPO法人サービスグラント)、「【2月2日オンライン】フードバンク・養育困難家庭の訪問型支援・面会交流に関する社会調査結果を発表」(2023年1月27日)、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000011350.html、2023年1月30日閲覧

Zoomによるオンライン形式でのシンポジウムが、2月2日に行われます。

対象者は、企業経営者・幹部、経営企画部署、人事担当部署、SDGs担当部署等のみなさま、大学、大学院、民間研究所等で研究活動に取り組む研究者のみなさま、子ども・子育て支援、共生社会推進、男女共同参画等の政策に関わる行政関係者のみなさま、テーマに関心のある社会人・大学生・一般のみなさま、メディア・報道関係者のみなさま――とのことです。

シンポジウムの申し込みフォーム
https://form.servicegrant.or.jp/sat2023
※2023年2月1日正午締め切り

3つのテーマの研究ですが、フードバンクについては一般社団法人 全国フードバンク推進協議会、養育困難家庭の訪問型支援についてはNPO法人 バディチーム、面会交流については一般社団法人 びじっと・離婚と子ども問題支援センターが、それぞれ協力しているということです。

「損保ジャパン飯塚支社、フードバンク飯塚に食品寄贈 菓子や麺類など382点」(2023年1月20日)

損保ジャパン飯塚支社(福岡県飯塚市新立岩)は従業員や代理店から集めた食品を飯塚市のNPO法人フードバンク飯塚に贈った。家庭で余った歳暮の菓子やコメ、麺類など382点で、法人は個別に袋詰めして生活困窮世帯などに配るという。
支社は2021年夏以降、従業員から食品を集めて寄付をするフードドライブに取り組んでいる。

出所:西日本新聞me、「損保ジャパン飯塚支社、フードバンク飯塚に食品寄贈 菓子や麺類など382点」(2023年1月20日)、https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1042622/、2023年1月20日閲覧

「その名は『幸齢者カフェ』 別府市で1人暮らし高齢者の交流会 大分」(2023年1月24日)

大分県別府市で、1人暮らしの高齢者などを対象にした交流会が開かれました。

その名も「幸齢者カフェ」と名付けられたこの交流会は、1人暮らしの高齢者などが孤独を感じないようにと別府市のNPO法人「福祉の森」が24日に初めて開きました。

フードバンクや地域の人達から寄せられた食材を利用して料理が振舞われていて、初日の24日は、別府市内の高齢者約20人が交流を深めました。

交流会参加者は
「お話ししあったり、会うことだけでも健康のもとと思います」

この「幸齢者カフェ」は、今後も毎月1回開催されるということです。

出所:TOSオンライン、「その名は『幸齢者カフェ』 別府市で1人暮らし高齢者の交流会 大分」(2023年1月24日)、https://tosonline.jp/news/20230124/00000007.html、2023年1月30日閲覧

別府市のNPOが「おひとりさま」の高齢者に食事と集まりの場を提供しているというものです。

市川市は、単独世帯(1人暮らし、単身世帯)の数が多く、全世帯に占める割合も非常に高い自治体です。単独世帯の人には、地域の人とのつながりが少ない人が少なくないと思います。「おひとりさま」が参加しやすく、交流できる場は、市川市にこそ必要だと思います。

出所:市川市「世帯人員(7区分)別一般世帯数および一般世帯人員の推移(各年10月1日現在)」( 市川市が「国勢調査結果」(総務省統計局)を加工して作成したもの)をもとに筆者が作成しました。なお、「7区分」となっているのは、資料上は「1人世帯」、「2人世帯」…、「5人世帯」、「6人世帯」、「7人以上世帯」という区分だったからで、これをもとに筆者が「5人以上世帯」という区分を設けた上でグラフを作成しています。

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なお、冒頭の画像はTOSオンラインの記事内の動画をキャプチャしたものです。

NTT東日本「『フードバンク府中』への非常災害用食料品の寄贈」(2023年1月27日)

東日本電信電話株式会社 東京武蔵野支店(支店長 川上 卓郎 以下、「NTT東日本 東京武蔵野支店」)は、支援を必要としている皆さまに有効利用していただくために、非常災害用食料品を寄贈しました。

1.目的

   NTT東日本 東京武蔵野支店は、府中市内の生活が困窮している市民、学生、子ども食堂等への食料品の支援として、「フードバンク府中」に対して、非常災害用食料品の支援活動を実施してまいりました。

   弊社が備蓄している非常災害用食料品を有効利用することによって、地域の皆さまとともに、人と社会がつながる安心・安全でより豊かな社会の実現に貢献するとともに、フードロスの削減(SDGs目標「1.貧困をなくそう」に加え、「12.つくる責任 つかう責任」の達成)にも寄与するものです。

   今回で3回目となる支援活動を通じて、計4,428個の非常災害用食料品を寄贈しております。

2.寄贈内容

(1)寄贈食料品:合計 1,372個(70kg)

 缶入りパン:672個、コッペパン:50個、わかめご飯:650個

 (2)実 施 日   :2023年1月23日

出所:NTT東日本プレスリリース、「『フードバンク府中』への非常災害用食料品の寄贈」(2023年1月27日)、https://www.ntt-east.co.jp/tokyo/info/detail/1283035_2608.html、2023年1月30日閲覧

1,000個を超える食品をフードバンクに寄贈したNTT東日本さん。すごい量ですね!フードバンク府中さんとしては助かると思います。

「県、735億円補正案 生活支援団体へ補助など /千葉」(2023年1月26日)

県は25日、物価高騰対策としてフードバンクへの補助や、生活困窮者を支援する団体を後押しする経費を盛り込んだ総額735億1100万円の2月補正予算案を発表した。県議会2月定例会に提出する。

フードバンク運営団体への補助には7200万円を計上した。人件費や備品購入費などの運営費の2分の1を上限100万円まで1団体当たり1回補助する。

出所:毎日新聞公式Webサイト、「県、735億円補正案 生活支援団体へ補助など /千葉」(2023年1月26日)、https://mainichi.jp/articles/20230126/ddl/k12/010/110000c、2023年1月30日閲覧

千葉県の補正予算案に関するニュースです。フードバンク団体への支援も含まれています。千葉県内で活動するフードバンク団体(私たちが頼りにしている先輩団体さんがたくさんあります)は、どのフードバンクでも、食品の寄贈(供給)が減り、需要が増えています。輸送費や倉庫の家賃などの費用もかさみます。このような状況なので、県からの補助は心強いですね。

「全国のフードバンク団体『フードバンク山梨』視察 南アルプス」(2023年1月27日)

食料に困っている世帯などを支援する全国のフードバンク団体が、県内のNPO法人、「フードバンク山梨」の物流拠点を視察し、各地で抱える課題について意見交換しました。

この視察は、京都市に本社を置く農業関連のベンチャー企業が国の委託を受けて企画しました。

27日は北海道や九州など全国からフードバンク活動を行う17の団体のおよそ30人が南アルプス市にある「フードバンク山梨」の物流拠点を訪れました。

はじめにフードバンク山梨のスタッフが生鮮食品を貯蔵する冷凍、冷蔵設備や年間およそ900件に上る企業や個人からの食品の寄付をタッチパネルを使って受け付ける仕組みなどを紹介すると、参加者は写真を撮ったり質問をしたりしていました。

このあと、各地で抱える課題について意見交換を行い、スタッフの求人や役割分担の方法、行政との連携の方法のほか、福祉の専門家ではないスタッフが個人からの相談や支援の要請にどのように対応するかなどの質問に対して、フードバンク山梨の担当者が状況を説明してアイデアを共有していました。

出所:NHK NEWS WEB(山梨 NEWS WEB)、「全国のフードバンク団体『フードバンク山梨』視察 南アルプス(2023年1月27日)、https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20230127/1040019184.html、2023年1月30日閲覧

全国から17ものフードバンク団体が、フードバンク山梨さんの拠点を視察したということです。意見交換の場では、

  • スタッフの求人や役割分担の方法
  • 行政との連携の方法
  • 福祉の専門家ではないスタッフが個人からの相談や支援の要請にどのように対応するか

といった質問が、フードバンク山梨さんに対して投げかけられていたとのことで、大変興味がある内容です。

国の委託を受けて企業が今回の視察ツアーを組んだということなので、是非、この視察の内容(質疑応答の内容を含む)を取りまとめて、レポートとして公開してほしいと思います。

「八十二銀、フードバンクへ寄付」(2023年1月25日)

八十二銀行は24日、長野市内の本店で、認定NPO法人のフードバンク信州(長野市)への寄付贈呈式を開いた。同行は投資商品「はちにのスマイルボンド」の販売額に応じて、収益の一部を慈善団体などに寄付することとしており、同法人への寄付は2回目となる。金額は非公開。

出所:日本経済新聞公式Webサイト、「八十二銀、フードバンクへ寄付」(2023年1月25日)、https://www.nikkei.com/article/DGKKZO67854100U3A120C2L31000/、2023年1月30日閲覧

銀行が投資商品の収益の一部の寄付先のひとつが、認定NPO法人フードバンク信州さんということなのですね。このような寄付をしているということは、投資商品を購入しようと考える人の購入理由にもなりますね。