2023年11月現在、京成トランジットバスの路線バスとして(つまり、通常の運行ルートを走る車両として)、2種類のスペシャルなラッピングバス、「いちかわきゅんバス」と、「お祭りバス」が、市川市内を巡っています。
今、町中を走っているとはいっても、これらのスペシャルなバスに偶然遭遇する確率は高くないですし、ましてや、実際に乗ったことがある人は、それほど多くないとも思います。つまり、幻の存在と言っても過言ではないのです。
気になってた!
お祭り気分になりたい!
きゅんきゅんさせて!
そんな想いを募らせているあなたに朗報です!吉報です!
ラッピングバスがやってくる!ヤァヤァヤァ!
2023年11月25日(土)、「いちかわきゅんバス」と「お祭りバス」が、「いちかわごちそうマルシェ」の会場(市川地方卸売市場)に、やってくる!ヤァヤァヤァ!
※「いちかわごちそうマルシェ」の概要は後掲します。
京成トランジットバス展示会
・展示日時:2023年11月25日(土)9:30~13:00
・展示内容:「いちかわきゅんバス」と「お祭りバス」(1台ずつ)
・アクセス:JR 西船橋駅南口、JR 市川駅南口より京成トランジットバスに乗車、市川地方卸売市場 バス停下車
・備考1:バスの中に入れます
・備考2:人気キャラクター「トラにゃ」も遊びに来ます
詳しくは、「いちかわごちそうマルシェ」公式Webサイトをご覧ください。https://ichimarche.com/2023-11-25/
ラッピングバスその1 いちかわきゅんバス
市川市内を巡っているラッピングバスのうち、1つは、こちら、「いちかわきゅんバス」です。
「いちかわきゅんバス」とは、市川市観光協会が開催している「市川市観光 PR コンテスト」の入選作品をラッピングした路線バスのことです。京成トランジットバスさんは、このコンテストに2022年度から協賛しており、入選した作品の中から一部の写真をラッピングしたバスが、初代「いちかわきゅんバス」として、今年1月から運行していますが、今年度の作品もラッピングした(それが2代目「いちかわきゅんバス」、10月から運行しています)というわけです。
名前の由来などは、この記事にかなり詳しく書いておいたので、興味のある人はチェックしてください。
この記事にあるように、初代「いちかわきゅんバス」のデザインを担当したのは、フリースタイル市川の代表理事を務めている稲村絵美里さんが手掛ける株式会社スロージャーナルさんです。そして、今回、市場に展示される「いちかわきゅんバス」第2弾をデザインしたのも、同じく、スロージャーナルさんなのでした。
株式会社スロージャーナル公式Webサイト
「『いちかわきゅんバス』第2弾のデザイン制作しました」(2023年11月8日)
https://slowjournal.co.jp/ichikawakyunbus02/
株式会社スロージャーナルとは
株式会社スロージャーナルでは、以下のような領域でサービスを提供しています。
- 場づくりやコミュニティなど関するコンサルティング
- ワークショップ、イベント、セミナーの企画、運営サポート
- クラウドファンディングの支援
- ホームページ制作、ECサイト構築やSNSアカウントの立ち上げ、運営、活用に関する、ディレクションやアドバイス
- デジタルやSNSの活用に関するセミナー
地域に根差したたコワーキングスペース、シェアスペースを運営するなどして得てきた知見を生かして、これらのサービスを提供しています。スロージャーナルさんが提供するサービスについて詳しく知りたい方は、公式Webサイトの情報をチェックすることをお勧めします。
公式Webサイトには、具体的な実績が多数掲載されています。見たら、「あ、このポスター知ってる!スロジャさん(スロージャーナルさんの略)が手掛けたんだ」と思うものもあるかもしれませんよ。
株式会社スロージャーナル公式Webサイト サービス
https://slowjournal.co.jp/service/
ラッピングバスその2 お祭りバス
さて、10月から(今、キーボードの打ち間違いで、「10がちゅ」になってしまいました)市内を走っているもう1つのラッピングバス、それが、「お祭りバス」です。
「千葉商科大学との協働プロジェクト第二弾!!お祭りバス& 1 Day Pass 2023年10月28日(土)より運行&販売開始」
(2023年10月18日)https://www.transitbus.co.jp/web/data/20231018_release.pdf
京成トランジットバスさんと、千葉商科大学サービス創造学部山田ゼミナール6期の皆さんによる、バス離れ解消を目指して取り組まれている協働プロジェクトの一環でつくられました。「お祭りバス」のアイディアは、バスが走る行徳エリアが「神輿のまち」であることに注目した学生の皆さんによるものです。
そして、「お祭りバス」のデザイン面でのサポートや、付随して販売される一日乗車券のデザインなどに関わったのが、スロージャーナルさんです。
ちなみに、ラッピングされているお祭りの写真を撮影したのは、街角フォトグラファー・Shun Shiraiさんです。また、当該バスに関するSNSでの発信を本八幡botさんがサポートしています。
本八幡botさんについて:源流 Vol.4 前編・後編
というわけで、「いちかわきゅんバス」と「お祭りバス」が、現在、京成トランジットバスの通常の運行ルートを走っているので、見かけたら街角フォトグラファーのShun Shirai さんばりに撮影して、SNSに投稿したり、あるいは、ラッキーなことに乗車できたら、是非、バス車内の装飾や掲示物を楽しんでほしいと思います。
楽しい!美味しい!「いちかわごちそうマルシェ」(通称:いちマル)
とは言いましたが、実際にこれらのスペシャルなラッピングバスを見たり乗ったりするには、幸運を引き寄せる必要があるかもしれません。
でも、そのようなことをしなくても、見たり乗ったりするチャンスがあります、それが、先述した、2023年11月25日(土)に行われる「いちかわごちそうマルシェ」の会場、「市川地方卸売市場」に、「いちかわきゅんバス」と「お祭りバス」がやってくる!ヤァヤァヤァ!というものです。
「いちかわごちそうマルシェ」自体は、定期開催されているイヴェントで、会場となっている「市川地方卸売市場」で、毎月、第2土曜日と第4土曜日に開かれています。コロナ禍真っ只中の2020年11月からスタートしており、当初から今に至るまで、千葉商科大学の学生の皆さんが関わっています。先程の「お祭りバス」にも関わっていましたね、千葉商科大学の皆さんが。凄いですね、商大生の地域との関わりは。
いちかわごちそうマルシェ 公式Webサイト
https://ichimarche.com/
「いちかわごちそうマルシェ」には、
- 野菜
- 花
- 加工品などの特産品
- キッチンカー
が、市川市や千葉県内だけではなく、全国から集まります。
千葉商科大学の学生の皆さんは、マルシェ当日に、スタッフとして、受付、駐車場・会場内誘導、販売補助、情報発信などを行うのですが、それだけではなく、マルシェの魅力を高めるために、自主企画によるイベントの運営も手掛けています。これまでに、親子で楽しめる「ミニ縁日」や「野菜スタンプでエコバッグづくり」を実施しました。
2022年7月23日(土)・8月27日(土)・9月10日(土)には、「いちかわごちそうマルシェ」と「いちかわミュージック・パーク」によるコラボ企画「夏のマルシェライブ」が行われた他、2022年10月2日(日)には、「第5回いちかわミュージック・パーク」のステージが組まれました。
I would like to sing in the market one day, too.
話が逸れましたが、11月25日(土)は、スロージャーナルさんが大いにかかわった2種類のスペシャルなラッピングバス、「いちかわきゅんバス」と「お祭りバス」を一目見に、そして乗りに、「いちかわごちそうマルシェ」に、Come Together !!
執筆日・公開日
執筆日 2023年11月17日
公開日 2023年11月21日(「いちマル」の4日前)