【コラム】秋風を浴びて走れ!4年ぶりに開催、市川リバーサイドマラソン!(2023.11.11)

コラム

市川市で開催されるマラソン大会には、いくつかありますが、歴史があり、有名なものは、「市川市民元旦マラソン」ですね。何と言っても。

『市川市民元旦マラソン』にまつわる記事を、これまでにいくつか公開しています。

元旦マラソンにはかなわないものの、かなりの大会回数を数え、実績を重ねてきたマラソン大会があります。それが、『市川リバーサイドマラソン』です。文字通り、江戸川沿いの堤防の上を走る、素敵な大会です。

市川リバーサイドマラソン公式Webサイト
https://sites.google.com/view/ichikawa-rs-marathon/

2023年11月11日に『第26回 市川リバーサイドマラソン』が開催されます。

秋風と一緒に、江戸川堤防サイクルロードを走るマラソン大会が4年振りに復活します。

地域のボランティアによる大会実行委員会が主催し、地域のボランティア・スタッフによる地域の皆様の為の市民マラソン大会です。

市川駅近で、仲間と一緒に、お子様と一緒に、楽しく秋の日をお楽しみ下さい。

出所:市川リバーサイドマラソン公式Webサイト、https://sites.google.com/view/ichikawa-rs-marathon/、2023年10月8日閲覧(太字は筆者)

今回開催される大会は、4年ぶりなのです。『市川リバーサイドマラソン』ファンのある市川市民は、4年ぶりに開催されることを知った時、「待ってました!」と小声で叫んだそうです(その人物 is me)。

2023年10月15日まで申し込めるので、参加を検討していながらも、申し込んでいなかった人や、本稿を今読んで初めて大会開催を知った人は、もし間に合えば申し込んでみても良いと思います。とても気持ちの良いコースをみんなで走るのは格別です。距離は、1km、5km、10kmの3種類があります。

第26回 市川リバーサイドマラソン 開催概要
(情報出所:市川リバーサイドマラソン公式Webサイト「開催概要」https://sites.google.com/view/ichikawa-rs-marathon/%E9%96%8B%E5%82%AC%E6%A6%82%E8%A6%81、2023年10月8日閲覧)

開催日:2023年11月11日(土)
受付時間など:受付開始 8:00、開会式 8:40
競技開始:1km 親子 9:15、10km 10:00、5km 10:10
表彰式:各競技終了後随時予定
閉会式:12:00
競技会場:市川市江戸川河川敷広場(JR市川駅南口徒歩15分、京成国府台駅徒歩12分)
競技コース:江戸川堤の景色とさわやかな風を楽しみながら周回するコース
給水所:2.5km地点、7.5km地点(1km親子はなし)
主催:市川リバーサイドマラソン大会実行委員会(市川東ライオンズクラブ・市川マラソンクラブ)
後援:市川市、市川教育委員会、市川市社会福祉協議会
主管:市川リバーサイドマラソン大会実行委員会
特別協賛:山崎製パン株式会社
ボランティア協力主要団体:市川東ライオンズクラブ、市川マラソンクラブ、市川市青年会議所、千葉県西部地区郵便局長会、ボーイスカウト市川1団、市川東レオクラブ
参加料:4,000円

私は、通っていた学校で行われたマラソン大会以外のマラソン大会に出場した最初の機会が、『市川リバーサイド健康マラソン』(現在の『市川リバーサイドマラソン』の前身大会)だったこともあり、この大会には思い入れがあるのです。

2018年10月21日に開催された『第24回市川リバーサイドマラソン』に出場した際(走る前)に撮影した風景です。

当大会への参加歴は次の通りです。

2009年10月18日
第15回市川リバーサイド健康マラソン 10km

2010年10月17日
第16回市川リバーサイド健康マラソン 10km

2014年10月5日
第20回市川リバーサイドマラソン 10km

2015年10月18日
第21回市川リバーサイドマラソン ハーフマラソン

2018年10月21日
第24回市川リバーサイドマラソン 10km

2019年10月20日
第25回市川リバーサイドマラソン 10km

2023年11月11日(予定)
第26回市川リバーサイドマラソン 10km

前身大会を含め、これまでに通算6回出場しており、4年ぶりの大会である第26回大会(2023年11月11日開催)に参加すれば、通算7回出場ということになります。

『元旦マラソン』は、上で紹介した関連記事を読んでいただければおわかりの通り、高低差の大きなコースに翻弄されて、走り始めてすぐに感じた楽しさは、あっという間に後退し、10kmのうちの8.5kmほどは、苦しさ、辛さ、膝の痛みを感じまくりながら、何とかあきらめずにゴールまで走るという、苦行に近い行為です。私にとっては。

それと比べ、『リバーサイドマラソン』は、江戸川の堤防の上に設けられたサイクリングロードを、秋の爽やかな風と、柔らかな陽射しを浴びて、向こう岸や澄んだ秋空を眺めながら駆け抜けることができる、天国とは言わないまでも、地獄ではない、苦しさを感じながらも、かなり気持ちよく走ることのできる大会です。5kmや10kmの大会に出てみたいと考えている初心者の方におすすめの大会ですよ。

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ところで、「体育」と「スポーツ」は何が違うのでしょうか?

先日公開したこのコラムから引用します。

ところで、スポーツとはそもそも何なのか?という話ですが、「スポーツとは何か」とWeb検索すれば、大体こんな感じのことが書かれた記事に行き当たると思います。

  • 英語「Sport」(スポーツ)は、19~20世紀にかけて世界で一般化した言葉
  • 「Sports」の由来はラテン語「deportare」(デポルターレ)だとされている
  • 「deportare」は「運び去る、運搬する」を意味し、転じて、精神的な次元の移動・転換となった
  • さらに、「義務からの気分転換、元気の回復」、「仕事や家事のような日々の生活から離れる」、「気晴らしや遊び、楽しみ、休養」を指すようになった
  • というわけで、「気晴らしや遊び」などが、スポーツの本質といえる

スポーツ庁のWebサイトには、スポーツは、〈人生を楽しく、健康的で生き生きとしたものにするために、〉楽しめばよいのだ、と書かれています。また、〈誰もが自由に身体を動かし、自由に観戦し、楽しめるものであるべきなのです。〉とも。
出所:スポーツ庁Web広報マガジンDEPORTARE(デポルターレ)「スポーツ庁が考える『スポーツ』とは?Deportareの意味すること」(2018年3月15日)https://sports.go.jp/special/policy/meaning-of-sport-and-deportare.html、2023年9月28日閲覧

スポーツというものは、そもそもが「気晴らし」であり「遊び」なのだ、「楽しいもの」なのだ、ということですね。

しかし、学校の「体育」の授業は、自由に身体を動かして楽しむものというよりは、教師のホイッスルにあわせて統制の取れた動きをすることや、体育座りと呼ばれる身体が痛む座り方を強いられるなど、本来は楽しい「スポーツ」から「楽しさ」成分がどんどん削がれていくような減らすようなものでした。「運動会」や「体育祭」では軍隊の行進を思わせる、入場行進を何度も練習させられました。嗚呼ッ!最悪な思い出が蘇ってきました。

自分が体験した「体育」の授業におけるキツさは、日本にスポーツが輸入されてきた時代背景が影響しているようです。

出所:特定非営利活動法人フリースタイル市川公式Webサイト「【コラム】「スポーツの日」には慣れましたか?」(2023年9月29日)https://fs-ichikawa.org/sports_day-2/、2023年10月8日閲覧

地域におけるスポーツについて考えながら綴った、こちらのコラムも、興味があればぜひ読んでください。

スポーツは、気晴らしであり、遊びであり、楽しいものなのだ、ということを忘れちゃいけないと思うのです。

たまに、プロスポーツ選手が、「ナイスプレイでしたね!」と声をかけられた時、謙遜なのか本音なのか、「いえ、自分の仕事をしただけです」と答えることがあります。仕事ですよ、仕事。もちろん、プロ選手なので、スポーツをすることが仕事ですが、なぜ、こんなにつまらないコメントを?とげんなりしてしまいます。こういう発言を聴くと。

11月11日のマラソン大会に出場し、無事、10kmを完走した暁には、誰か私にインタビューしてください!「自分なりの仕事をしただけですよ」などという、つまらない発言はしませんよ!

それでは、今日は、このへんで。秋になってランニングに適した気候になってきましたね。

Let’s run, run for your life ! ―― B’z「Run」より

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執筆日 2023年10月8日
公開日 2023年10月13日