少し前に、映画を見ました。東京メトロ東西線妙典駅のすぐ近くにある、イオンシネマ市川妙典で、『福田村事件』と『アンダーカレント』の2本を連続で。この2作品には、ARATAこと井浦新氏と、EITAこと永山瑛太氏の2人が重要な役で出演していました。笑わない井浦氏は、ARATA時代の代表作『ピンポン』で演じた「スマイル」を想起させました。
『福田村事件』については、以前にこちらの記事で少しだけ触れました。
この記事を公開した2023年9月1日の時点では『福田村事件』は市川市内の映画館での上映予定は(公表されてい)なかったのですが、その後、イオンシネマ市川妙典で公開されることが決まり、10月7日現在、上映されています。
『福田村事件』、大変な力作です!是非、劇場でウォッチしてください!※1
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この『福田村事件』と同日に鑑賞したアナザー・フィルムは『アンダーカレント』でした。
映画『アンダーカレント』公式Webサイト
https://undercurrent-movie.com/about
カリスマ的な人気のある豊田徹也氏による同名コミックを原作に、『愛は何だ』や『窓辺にて』などの話題作を生みだし続けている今泉力哉監督が実写映画化した作品で、傑作として知られる原作を映画化するというチャレンジをしちゃうのが今泉監督らしくて最高だなと思っていました。今泉監督、良いですよね。監督のTweet(現在はPostと呼ぶそうですね)が好きなんです、私は。いつも「いいね」しまくっています。
今泉力哉監督のX(旧Twitter)アカウント
https://twitter.com/necoze
この映画は銭湯が舞台なのですが、そのロケ地は市川市の「石乃湯」さんなのでした。
石乃湯さんでは、2023年10月15日(日)まで、『アンダーカレント』半券を提示すると映画の公式グッズなどがもらえるキャンペーンを実施しています。
※詳細は千葉県フィルムコミッション公式Facebookをチェックしてください。https://onl.tw/zLHybhz
また、石乃湯さんでは、2023年10月10日(火)13時から、『アンダーカレント』ロケ地見学会を開催します。映画のロケ地となった銭湯を店主さんが案内してくれるとのこと!希望する人は一番風呂に入浴することも可能だとか!
※詳細は千葉県フィルムコミッション公式Facebookをチェックしてください(Part2)。https://onl.tw/1JiXBz5
また、石乃湯さん(石橋進さん)の公式Xでのポスト(投稿)にあるように、『アンダーカレント』パネル展が開催中です。いつ終了するかは明示されていないようなので、行きたい人は注意してください。
※詳細は千葉県フィルムコミッション公式Facebookをチェックしてください(Part3)。https://onl.tw/DL6sGtL
映画『アンダーカレント』の製作は、千葉県フィルムコミッションのサポートを受けて行われています。市川市も(もちろん石乃湯さんも)公式に協力しています。市川市が協力して完成し、公開されている映画『アンダーカレント』を、市川市に住む映画好きパースンや銭湯好きパースン、石乃湯さんのファン・パースンなど、多くの市川パースンに見てほしいです。妙典のイオンシネマで。
ちなみに、以前、市川市で撮影された映画やドラマのことを綴った記事の中で、フィルムコミッションについても触れています。
映画撮影のサポートということでいうと、ロケ弁、すなわち、ロケーション弁当を提供するお弁当屋さんも重要な存在です。市川市曽谷のお弁当屋『鳥ゆき』さん(曽谷小学校の前)
弁当とお惣菜のテイクアウトのお店『鳥ゆき』
https://ameblo.jp/1773-abba/
は、公式X(旧Twitter)でしばしばロケ弁を受注したことを投稿しています。このような投稿を目にすると、頑張って撮影している皆さんのことが思い浮かび、たくさんのお弁当をせっせと作っている鳥ゆきの皆さんのことが思い浮かぶのです!
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最後に、映画館にまつわる記事をいくつか紹介します。
家の中や外で、タブレットやスマホ、テレビ画面などで配信作品を視聴することができる時代ですが、映画館の大きな画面で、見知らぬ誰かと作品を共有する体験は、一味も二味も違います。どちらが良いというものではなく、似て非なるものである、という意味です。映画館では、思いもかけぬ、心温まるような事象に遭遇することもあり、その種のエピソード※2があると、見た作品を忘れられなくなります(いや、作品を忘れてしまっても、エピソードをいつまでも覚え続けているということの方が起こりうることかもしれません)。
そんなわけで、私は映画館で映画を見ることが(大)好きで、2017年から2022年までの6年間で、「14+55+31+34+22+29」回、映画館で作品を鑑賞しています。今後も引き続き映画館での鑑賞をし続ける構えです。
それでは、また、当サイトの記事でお目にかかりましょう。あるいは、映画館でお会いしましょう!
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〈注釈〉
※1:「是非、劇場でウォッチしてください!」は、TBSラジオ『アフター6ジャンクション』(通称アトロク)※3および『アフター6ジャンクション2』(通称アトロク2)内でライムスター宇多丸さんが毎週行っている映画時評『ムービーウォッチメン』というコーナーの締めくくりに発するお決まりのセリフです。現在、『ムービーウォッチメン』は、TBSラジオのアトロク2内で毎週木曜日の22時15分頃から放送されています。
※2:TBSラジオでかつて放送されていた番組『アフター6ジャンクション』(通称アトロク)内に存在した投稿コーナー「シアター・一期一会」では、リスナーから届いた〈観ながら寝ていたら隣の人が「そろそろいいところですよ」と起こしてくれた〉というような、〈映画館で起こった忘れられない出来事〉が紹介されていました。(〈…〉内はTBSラジオ公式Webサイト「『イキってしまった行為』『ホメられ体験の反芻』『幼い頃から傍に手放せないアレ』『抽象概念』を考える【新概念 提唱型投稿コーナー2021】」(2023年10月1日)https://www.tbsradio.jp/articles/45184/ (2023年10月6日閲覧)からの引用です)
※3:『アフター6ジャンクション』には、前身番組(ウィークエンド・シャッフル)と後継番組(アトロク2)があります。
■ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル(通称タマフル)
2007年4月7日 – 2018年3月31日(毎週土曜日の夜)
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■アフター6ジャンクション(通称タマフル)
2018年4月2日 – 2023年9月29日(月曜日~金曜日の夕方)
↓
■アフター6ジャンクション2(通称タマフル2)
2023年10月2日 – 放送中(さしあたって月曜日から木曜日の夜)
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執筆日 2023年10月6日(映画『アンダーカレント』公開日)
公開日 2023年10月7日