【コラム】市川市民元旦マラソン大会に出場しました!

コラム

公開日 2023年1月1日

先ほど、「新年のごあいさつ」と題した記事を公開しました。お察しの通り、本日は1月1日です。

昨年の師走(2022年12月)に「展覧会 岡本太郎」で撮影した太郎作品の写真に文字を添えた、お手製の「今年もよろしくお願いします」カードです。この展覧会について言及した記事はこちらです。https://fs-ichikawa.org/cinema_colton/

元日の朝、つまり元旦に、市川市名物イヴェントのひとつ、「市川市民元旦マラソン大会」が開催されました。今これを書いているのは昼下がり(昼が下がるとは、これ如何に?)で、既に大会は終了しています。先日、この大会のコースの過酷さについて綴りました。

ところで、ここで言うのも何なのですが、冒頭の写真は、第73回市川市民元旦マラソン大会の参加者が陸上競技場で準備体操を始める直前の様子を捉えたものです。

画像出所:私のGerminConnect(スマホアプリ)上に記録された、第73回市川市民元旦マラソン大会で走ったコースと速度分布を加工したもの。

私が出場した10㎞部門は、競技場を2周と2/3ほど走った後、競技場外の周回コースを2周走り、最後に競技場に入り、スタンド側のストレート(いわゆる、メインストレート)を走ってゴールします。5kmの場合は1周です。

上の地図を見ながらコースの高低差について説明しましょう。

赤の楕円で囲んだ2か所は上り坂です。その箇所は道路の色が濃紺になっていますが、これは私が走った時のスピードが遅いことを表しています。上の楕円の左側は高低差のないフラットな道なのですが、濃紺、つまり、遅かった場所です。直前の急峻な坂を上るために体力を使い果たしたため、スピードを出せませんでした。上の楕円はゴールまであと1㎞を切ったところでランナーを待ち構える最後にして最大の難関です。ちなみに、きつい上り坂が2か所あるということは、コース内には下り坂もありますよ。

今大会には、私を含むフリースタイル市川のメンバー数名が10㎞部門や5㎞部門に出場し、皆、無事に完走しました(意外と厳しい関門タイムが設けられていました)!お疲れ様でした!来年も大会が開催されることを願うとともに、1年後の第74回大会に、今年参加したフリスタメンバーが再び参加することはもちろん、参加者に触発されて大会に出たいと思ったメンバーや、当記事を読んでいる皆さんも出場してもらえたら、それは嬉しいことです。

左:私がマラソン大会の会場に向かうために訪れた鬼越駅が朝陽に照らされている状態。中:国府台駅から松戸街道を歩いてマラソン大会の会場に向かう途中で撮影した真間川。右:国府台駅からマラソン大会の会場に向かうために歩いた松戸街道を、国府台スポーツセンター側(坂の上)から国府台駅の方角(坂の下)、つまり南を向いて撮影した写真。撮影日:2023年1月1日
市川市国府台市民体育館。撮影日:2023年1月1日
第73回市川市民元旦マラソン大会に出場した私が着ていた「YAWATA ICHIBAN GUY」Tシャツ。撮影日:2023年1月1日
2周目、松戸街道の下り坂を駆け降りる私。撮影者:サワディこと澤田友宏さん。撮影日:2023年1月1日
完走した証!撮影日:2023年1月1日

本当に疲れました!ただの10kmじゃない、ただの5kmではない、それがこの過酷なコースです。走り終え、ロッカールームですかさずプロテイン飲料を飲み干しましたが、お腹スキスキ状態だったので、京成線で国府台から八幡に移動し、JR本八幡駅の北口で行こうと思ったチェーン店Sが入居している商業ビルP自体が休業だったので入れず、南口に移動してチェーン店Gに入店、ヴィタミンBやビール酵母を含む飲料(生ビール)などで栄養補給をしました。すっかりリラックスして、入店前にコンビニエンスストアDYチェーン本八幡店南口店で購入した新聞などを読んで過ごしました。

中央上はビール、右上はハンバーグとから揚げとフライドポテト。いずれもチェーン店Gで摂取したものです。左はGに入店する前に本八幡駅南口のコンビニエンスストアDYで買った千葉日報の第3部2面の吉永小百合さんのインタヴュー記事の一部。右は同じコンビニDYで衝動買いした「八幡」の刻印入りのホイップあんぱん。中央下は、「広報いちかわ」2023年1月1日号に掲載されている「いちかわ初夢すごろく」。私はGの店内でスマホを駆使し、Webサイコロを9回振って鮮やかにゴールしました。

温かな食事と冷たいアルコール飲料でマラソン大会の疲れを癒しながら、元旦のスペシャル版の新聞(千葉日報は1部、2部、3部から成ります)を読んでいると、俳優・吉永小百合さんのインタビューに目が留まりました。

怖いのは、昨年末、サッカーのワールドカップ(W杯)で日本中が沸き返っていた時期に、敵基地攻撃能力や防衛費増額という大変な問題を、みんなで考えるんじゃなく、どんどん決めていこうとした動きです。

出所:「千葉日報」(2023年1月1日 第三部 2面 )「未来に手渡したい思い 吉永小百合さん」

ここで引用したのは吉永さんの発言の1/50くらいですが、全体の中で最も引っ掛かりを感じた箇所です。

吉永さんが「みんなで考えるんじゃなく」と話していますが、それは、国会で議論せず、閣議決定で、つまり、首相と内閣だけで決定したことを指しています。

増税することで防衛力を強化することや、敵基地攻撃能力を持つことを吉永さんは「大変な問題」と言い、岸田首相も「戦後民主主義の大転換」と述べています。敵基地攻撃能力の保有は、憲法に違反することなのですが、これを国会での議論を経ず、閣議決定のみで決めてしまったわけですから――しかも多くの国民がFIFAワールドカップ・カタール大会に夢中になっている時期に――、吉永さんならずとも、この動きを怖いと思っている人は多いでしょう。

昨年、安倍晋三元首相が射殺された直後に、ほとんど前例がない(吉田茂元首相に続く55年ぶり2回目の)国葬を行うことが決まりましたが、岸田内閣は、これも閣議決定に基づいて実施することを決めました。国会で議論せず、閣議決定で重要なことを次々と決めるのが現内閣のやり方なのでしょうか。

あと3か月と少し経つと、統一地方選挙が行われます。私たちの代表者(リーダー)を選ぶ選挙なので、選挙権を持っている人は、是非、投票に行きましょう。

ところで、選挙における投票率が低いことがしばしば問題視されます。しかし、投票率が低いことは、なぜ問題なのでしょうか?以前、「【コラム】投票率が低いことは何が問題なのか」(2022年6月6日)という記事を書いたことがあるので、興味がある人は、是非読んでみてください。

マラソン大会は、スタート地点とゴール地点が決まっており、通らなくてはならないコースが(そして同時に通ってはならない場所も)決まっています。それに対し、フリスタWebサイトに掲載される多くの記事は――それらの多くを執筆しているのは私なのですが――書き始める時点で、文章がどこに向かうのか、ほとんどわかっていません。

読みづらいよ!という意見が私に届いていないこともないのですが、今年も引き続き、「行き先はボールに聞いてくれ」ならぬ、「行き先は文章に聞いてくれ」というような、読む人を不安にさせる(という意図はないのですが、そうさせてしまう)可能性のある文を綴っていく所存です。

なお、先ほど唐突に内閣の話をしましたが、本サイトの記事で述べられている考え方や意見は、原則として、組織(フリースタイル市川)のものではなく、執筆者個人のものです。

先ほど、サッカーのワールドカップに言及しましたが、少し前に当サイトでもその話題を取り上げました。興味のある人は読んでみてください。

今年が、市川市民元旦マラソン大会のコースのようにアップ&ダウンが激しい1年になるかもしれませんが、必ずしも走り続ける必要はないかもしれず、歩いたり立ち止まっても良い場合もあると思います。フリースタイル市川も、後から2023年を振り返った時に、運命の分岐点だった、あるいは過渡期だった、とメンバーや地域で活動する仲間たちが思うかもしれません。

無理をしすぎず、ひとりでたくさんの重荷を背負うのではなく、困ったときには周囲に助けを求める、というスタンスで過ごすことも大事だと思います。それでは、また明日(?)お目にかかりましょう。