【応援します】本八幡botさんが街の安全性向上のためにクラウドファンディングに挑戦中

活動紹介

公開日:2022年12月26日

皆さん、Twitterを使っていますか?市川市にお住まいの方、あるいは市外から本八幡に通っている方で、Twitterをお使いであれば、おそらくこちらのアカウントをフォローしていると思います。

本八幡botさん
https://twitter.com/motoyawata__bot

2022年12月26日、午前0時28分の時点で、フォロワーさんが18,512人もいる、大人気アカウントです。

フリースタイル市川としても、本八幡botさんにいつもお世話になっています。2020年10月24日に開催したキックオフ・ミーティングにもご参加いただきましたし、2021年8月27日の『第9回いちカイギ~暑かったけど、短かったよね、夏。~』では登壇していただきました。

そんな本八幡botさんが、現在、クラウドファンディングに挑戦しています。フリスタは、本八幡botさんに敬意を表し、応援しています。

本八幡botさんがチャレンジしているクラウドファンディングの概要

本稿を読んでいただくよりも、クラウドファンディングのWebページにアクセスして、プロジェクト概要をお読みいただいた方が、内容をよく理解できます。当たり前ですよね。

と言いつつも、#ボクナリノカタチ ※1で、本八幡botさんへの応援の気持ちを記事にしたいと思います。

本八幡botさんのクラウドファンディングWebページ
ナンパ被害を防ぎたい!街の防犯強化プロジェクト
https://readyfor.jp/projects/motoyawatabot

2022年7月の夜、本八幡で、しつこくナンパされている女性を見かけた本八幡botさんは、女性を助け出したのですが、激高したナンパ男2名から暴行を受け、大怪我をしてしまいました。現場から病院に緊急搬送され、入院、手術をすることになってしまいました。また、暴行の様子を動画撮影した人、逃走した男たちを追跡した人も、逆上されて暴行を受けてしまい、緊急搬送され、入院することになったのです。

本八幡botさんがこよなく愛する街、本八幡では、残念ながらナンパをする者がいます。強盗などの犯罪もなくなりません。多くの人が本八幡を好きでいると思いますが、誰もが安心して歩ける状態とは言えないかもしれません。

この状況を少しでも改善したいと考えた本八幡botさんは、クラウドファンディングを通じて、街のセキュリティ向上を図ろうとしています。皆さんからの支援は、防犯用のカメラを増設するための費用、既存のカメラの維持管理のための費用に充てたいということです。

よく、安全・安心のまちづくり、という言い方をしますが、まちを安全な状態にすることで、人々が安心することができます。どのような状態であれば安心を感じるのか、というのは、もちろん個人差がありますが、防犯カメラの設置により安全性を高められれば、今よりも多くの人が安心して歩けるようになるでしょう。

大きな反響

実は、クラウドファンディングWebページが公開されてから、わずか1日のうちに、目標金額に到達しました。とはいえ、この目標金額は、想像するに、かなり低め(少な目)に設定しているものだと思います。

クラウドファンディングWebページ内のコメントを見ると、傷ついた本八幡botさんが、くじけずに立ち上がって、本八幡の安全性向上のため、ひいては、本八幡を、誰もが楽しく過ごせる街にするために、挑戦しているということ、そのことに感銘を受けた人が多いことがわかります。

クラウドファンディングの審査に受かったことと、Webページ公開日時を伝えるこの投稿は、2022年12月26日、午前0時過ぎの時点で、以下の通り大きな反響を呼んでいました。

  • 23.9万件の表示
  • 382件のリツイート
  • 28件の引用ツイート
  • 800件のいいね

市川市民以外の人もこの投稿を見ているとは思いますが、約24万件の表示とは凄まじいですね。市川市の人口(約50万人)のほぼ半数に相当します。リツイートやいいねの数も大変多いです。

支援者のコメントより

クラウドファンディングに支援をした人のコメントを、こちらで見ることができます。

たくさんの支援者が、温かいメッセージ、熱いメッセージを、本八幡botさんに届けています。読むと、いかに本八幡botさんが愛されているかがよくわかります!

画像出所:ReadyFor、「ナンパ被害を防ぎたい!街の防犯強化プロジェクト」応援コメント、https://readyfor.jp/projects/motoyawatabot/comments、2022年12月23日閲覧

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というわけで、クラウドファンディングの簡単な紹介をしました。

是非、クラファン(クラウドファンディングの略)のWebページにアクセスしてみてください。また、既に支援したよ!という人は、家族や友人に紹介してみてください。

本八幡botさんのクラウドファンディングWebページ
ナンパ被害を防ぎたい!街の防犯強化プロジェクト
https://readyfor.jp/projects/motoyawatabot

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本八幡botさんってどんな人?という疑問に対して、あまり多くを伝えられるわけではないのですが、当サイトやフリスタのYouTubeチャンネルには幾つか関連記事・動画があるので、それらを紹介します。読んでいただくと(あるいは視聴していただくと)、本八幡botさんのお人柄がよくわかると思います。

本八幡botさんへのインタビュー記事『源流 Vol.4』

本八幡botさんが少年時代から現在に至るまでの半生を語った『源流 Vol.4』(前編・後編)を読むと、ユニークな感性がいかにして育まれたのか、よくわかると思います。

喋る本八幡botさん 『第9回いちカイギ』

2021年8月27日に開催した『第9回いちカイギ~暑かったけど、短かったよね、夏。~』のダイジェスト動画です。本八幡botさんがゲスト・スピーカーとして登場しています。

地域への波及効果も大きい『市川まちガチャ』(本八幡botさんが参加)

本八幡botさんが参加している、話題の「市川まちガチャ」に関するコラムです。非常によく考えられた仕組みで、皆さんがまちガチャを回すことが市川市の地域経済活性化にもつながるのです!

本八幡botさんが管理人を務めるLINE『市川市オープンチャット』

本八幡botさんは、Twitterでの発信のみならず、LINEの「市川市オープンチャット」(現在は1,000人を超える参加者がいます)の管理者でもあります。

2019年8月に千葉県全域に大きな傷跡を残した台風19号の記憶が鮮明に残っている人も多いと思いますが、この台風が接近した時、オープンチャットに多数の市川市民が参加しました。参加者は、ここで有益な情報を得たり、励まし合うことで、不安な気持ちを穏やかにし、適切な方法で安全を確保することができました。

このオープンチャットでは決して多くを語らない本八幡botさんですが、情報が錯綜したり、タイムラインが濁流のように荒れそうになった時に、颯爽と登場して、冷静に交通整理をしてくれるのです。

以下は、2019年の台風接近時に「市川市オープンチャット」が市民にとって貴重な情報収集の場になったという新聞記事です。

今年8月末に開設された千葉県市川市の住民らが集まる「市川市オープンチャット」は、参加者が100人前後だったが、今月中旬に台風19号が日本列島を襲った際は、ツイッターなどの呼びかけで参加者が急増。台風が最も接近した12日夜には最大1500人規模になった。
トークルームには市川市内を流れる真間川や春木川の水位、避難所の状況などローカルな情報が集まった。市川市の公式LINEが送った防災無線の内容も共有された。当時、市のホームページはアクセスが集中し、防災無線の声は風雨で聞こえにくかったため、住民の貴重な情報収集の場になったという。
「市川市オープンチャット」の管理人で、都内のIT企業に勤める30代のツイッター名「本八幡bot」さんは、「身元が特定される心配をせずに、近くで同じ状況にある人が集まって励まし合えるという安心感が大きかった」と話す。

マンション高層階に住む人は街を見渡す画像を、長年住む人は過去の災害時の経験談を、保育士は保育園の避難情報を。多様な参加者がそれぞれの情報を持ち寄ることで、市の全体の状況が見えてきたという。
台風が過ぎた後は、お礼の言葉を残して多くの人がトークルームを退室。なかには「命綱でした」といった声もあったという。現在は約700人が残り、市内の飲食店情報の共有など従来の場に戻った。
LINEによると、市川市のほかにも、台風接近とともに地域の防災情報を共有する数百人規模のトークルームが複数開設された。災害時の活用の広がりを、同社広報は「オープンチャットは従来のLINEと同じように使えるので、普段SNSを利用しない人も参加しやすかったのではないか」とみる。

出所:朝日新聞「台風接近時は『命綱』だった LINEオープンチャット」(2019年10月29日)、太字は筆者

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〈注釈〉

※1:「#ボクナリノカタチ」は、フリースタイル市川のメンバーでもある写真家・サンジョウヤスタカさんがSNS投稿時に頻繁に添えるハッシュタグの1つです。サンジョウさんが用いる代表的なハッシュタグには、他に、「#感写」があります。