公開日:2022年12月23日
更新日:2022年12月30日
先週、SNSでこんな投稿をしました。
市川市内の某所に、恐らく帰る家がないであろう女性が座っています。何年も前から見かける方です。なかなか声をかけられず、しかし寒くなってきていますので、心配です。どんな支援をするのが良いのか、まずはお話をしてみれば良いのか、福祉団体に伝えるべきか、迷っていて何もしていないのですが…
出所:いちかわフードバンクbyフリスタ公式Twitterによる2022年12月15日の投稿、https://twitter.com/fbichikawa1/status/1603290037411454976
何気なくこの投稿をした直後、ああ!なぜ今まで気が付かなかったのだろう?!と、突然あることに気が付き、これまでその発想が浮かばなかったことに、我がことながら大変驚きました。
どういうことかというと、とある団体に務めている知人に、「市川市の~~に、おそらく路上生活をしていると思われる女性が、かれこれ…年くらいいるんですよ」というメッセージを送れば良いじゃないか!と閃き、そしてすぐにメッセージを、その知人に送ったのです。
知人が困っている人の支援をする職に就いていることは知っていたのですが、これまで、「自分が見ていること・困っているかもしれない人がいるということ」と、「知人が困っている人を支援する仕事をしていること」を、結び付けて考えることができませんでした。
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もし、市川市内で、この人は路上生活者かもしれないな、行政や然るべき組織からの支援を受けていないかもしれない、と思えるような人を見かけた場合、下記の団体(①ガンバの会、②そら)に連絡をしてみてください。
①ホームレス自立支援「ガンバの会」
https://npogamba.wixsite.com/ichikawa2
ガンバの会は、路上生活をせざるを得ない「ホームレス」の方々の命と尊厳を守り、自立支援を行うために活動を開始しました。
ガンバの会では、ホームレスの人たちが抱えている問題は、
〈家、食料、衣類という物質的(ハウス:House)な貧困をよりも、自分が所属する社会や共同体が貧弱であること、すなわち社会性(ホーム:Home)の貧困が本質であると考えています。〉
とのことです。
また、
〈私たちは物質的・精神的支援に限らず「社会性の回復」を重要視し、路上生活者がアパートへ入居した後も、就労の機会の提供、趣味などの生きがいを見つけるための定期訪問や交流会・サロンなど〉
も行っているそうです。
※〈~~〉は、ガンバの会Webサイト(https://npogamba.wixsite.com/ichikawa2/about)より引用
②自立相談支援機関窓口「市川市生活サポートセンターそら」
詳しくはパンフレット(下記pdfファイル、または2枚の画像)をご覧ください。
電話 047-704-0010
メール so-ra2015soudan●mist.dti.ne.jp (●は@)
市川市のWebサイトでの説明
https://www.city.ichikawa.lg.jp/wel07/1111000045.html
そらパンフレット(Pdf)
https://city.ichikawa.lg.jp/common/wel07/file/0000404759.pdf
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もし、この人は路上生活者かもしれないし、そうじゃないかもしれないな、自信がないな、というふうに迷われた場合などは、フリースタイル市川にご連絡ください。私たちが直接行動できないとしても、様々な福祉団体などとつながっているので、必要であれば、その方がしかるべき支援を受けられるように連携を取って行きたいと思います。
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追記
本当に些細なことなのですが、本稿は、今年(西暦2022年、和暦では令和4年)私がフリースタイル市川のWebサイトに執筆した、ちょうど200本目の記事でした。いつもフリースタイル市川のWebサイトを訪問して下さり、記事をお読みいただいていることに深く御礼を申し上げます。本当にありがとうございます。
引き続き、フリースタイル市川からの情報発信をキャッチし続けてくだされば幸いです。よろしくお願いいたします。そして、メリークリスマス!