「いちかわフードバンクbyフリスタ」が毎月第2土曜日に実施しているフードパントリーは、2022年1月までは真間の「アンカー市川」と、妙典の「gate.」(ゲート)の2拠点で実施していましたが、2月からは、八幡にある市進ホールディングス様の「大人の学び舎 大黒家」(だいこくや)でも実施することになりました。
先週の土曜日、2月12日に、大黒家を含む、市川市内の3拠点でフードパントリーを同時に開催しました。当日の利用者さんは、3拠点合わせて35組でした。
大黒家で実施したパントリーに立ち会ってくださった市進ホールディングスの大江様は、利用者さんが多くいらっしゃる様子をご覧になり、「役立っているようで良かったです」とおっしゃっていました。市進ホールディングス様と連携することで、食品の入手にお困りの方に食品を届けることができ、嬉しく思います。
今回のフードパントリーでは、利用者さんに、食品の寄贈や寄付金などで支援をしていただいている方などへのメッセージを紙に書いていただきました。当日、利用者さんからいただいたメッセージの一部をご紹介します(画像参照)。
これらのメッセージは利用者さんからの感謝の言葉の一部ですが、このような気持ちを、寄付金や食品などの寄贈というかたちでご支援いただいている方をはじめ、ボランティアスタッフとして食品の管理や仕分け、運搬、パントリー当日の対応など、フードバンク事業を支えていただいている全ての仲間に届けたいと思います。
上で紹介している「いつか私も恩返しできたらと思います」という言葉には胸が熱くなります。
フードバンク事業は、「支援する側/支援される側」と、立場を二分するものではなく、どのような立場であれ、皆、たまたま今、その状況に身を置いている人である、という認識に立ち、活動しています。
今回のフードパントリーに、ボランティアスタッフとして初めて参加していただいた新しい仲間からは
「今回参加できてよかったです。利用者の方にはそれぞれの事情があり、多様なので、回を重ねていくことが大事だと思いました」
「フードパントリーに参加して実情を知ることができてよかったです。雰囲気づくりのために音楽を流すなどの工夫をすればよいとも思います」
というコメントをいただきました。
参加してよかったという感想ことに加え、アイディアを提示していただくなど、積極的に関わってくださる姿勢がとても頼もしく感じました。
一方、経験豊富なボランティアスタッフは、自分自身の作業の他、新しい仲間にノウハウを伝授したり、複数のメンバーへの仕事の振り分けなども担ってくれており、とても助かっています!いつもありがとうございます!
このように、「いちかわフードバンクbyフリスタ」の活動は、多くの仲間に支えられて成立しています。
引き続き、食品の仕分けや運送、フードパントリーのスタッフなど、ボランティアスタッフとしてご協力いただける仲間を募集しています。ボランティアに興味のある方や、フードバンク事業に関する質問などがありましたら、こちらのフォームからお気軽にご連絡ください。
食品をはじめ、衣類や生理用品、洗剤などの日用品などの寄贈も受け付けています。寄贈や寄付については下記のページをご単ください。
次回のフードパントリー(食品の入手にお困りの方への「おすそ分け会」)は、2022年3月12日(土)15~17時に開催します。詳細や申し込み方法は、下記のページをご覧ください。