【コラム】鬼越にあった「タイムマシン研究所」

コラム

執筆日 2023年5月14日
公開日 2023年5月16日

先日、Googleマップで「タイムマシン研究所」を検索したところ、見つけることができませんでした。もしかすると、閉鎖してしまったのかもしれません。

2021年2月の時点では地図上に「タイムマシン研究所」の文字を確認できました。国道14号線の少し北で、京成電鉄の鬼越駅にも近い立地です。

鬼越の「タイムマシン研究所」では、タイムマシンを開発しようとしていたのでしょうか。もし、そうだとすると、博士はタイムマシンを発明し、そのマシンに登場して、「今・此処ここ」とは異なる時空へと移動した可能性があります。そうなると、もう、「今・此処」で、「タイムマシン研究所」は稼働していない、ということになります。

上の画像は、かつて画面キャプチャしたものですが、1件の評価があり、星の数は5個でした。知る人ぞ知る存在だった市川市鬼越の「タイムマシン研究所」は、もう、この時代、この町には、存在しないのだろうと思いますが、この記事を書くことで、時空を超えて、「タイムマシン研究所」が存在した事実を誰かに伝えることができれば幸いです。

ところで、ChatGPTに、タイムマシンについて聞いてみたところ、次のような解説が返ってきました。

タイムマシンは、一般的には時間を旅するための装置や概念を指します。これは、過去や未来の時間点に移動することができる架空の装置です。

タイムマシンの最初の言及は、ハーバート・ジョージ・ウェルズの小説「タイム・マシン」(1895年)に遡ります。この小説では、主人公が時間を旅するための乗り物であるタイムマシンを発明し、過去や未来の時代を冒険する様子が描かれています。この作品は、タイムマシンという概念を広める上で大きな影響を与えました。

その後、タイムマシンの概念は文学や映画などのフィクション作品で広く採用され、さまざまなバリエーションが生まれました。一般的には、タイムマシンは時間の流れを変えることができる装置や方法を指しますが、具体的な描写や仕組みは作品によって異なります。

重要な点として、現実世界ではタイムマシンは存在していないと考えられています。現在の科学の知識では、時間旅行は技術的には困難であり、理論的にも論争の的となっています。しかし、フィクションの世界ではタイムマシンが広く採用され、創造的なストーリーテリングのツールとして使用されています。

出所:ChatGPT、2023年5月14日、太字は筆者

また、日本におけるタイムマシンの例について尋ねたところ、このような説明がありました。

日本におけるタイムマシンの例として、以下のような作品が挙げられます。

1.「ドラえもん」シリーズ: 藤子・F・不二雄による漫画およびアニメ作品で、未来からやってきた猫型ロボット、ドラえもんが主人公の少年・野比のび太にさまざまな未来の道具を提供します。その中にはタイムマシンも含まれており、のび太たちは過去や未来への時間旅行をすることがあります。

2.「仮面ライダーディケイド」: 仮面ライダーシリーズの一つで、主人公が異なる仮面ライダーシリーズの世界を旅しながら、時間や次元を操る能力を持ちます。彼は仮面ライダーたちと共に過去の戦いに参加したり、未来の事件を予知したりします。

3. STEINS;GATE」: ビジュアルノベルおよびアニメ作品で、大学生の主人公が自作のメールによって過去の出来事を変える能力を手に入れます。彼はタイムトラベルの実験を行いながら、過去の出来事の改変が引き起こす影響に立ち向かいます。

これらは日本の作品であり、タイムマシンを題材にしたストーリーテリングや時間旅行の要素を取り入れています。これらの作品は日本のポップカルチャーにおいて非常に人気があり、タイムマシンの概念を楽しむことができます。ただし、これらもフィクション作品であり、実際のタイムマシンの存在や実現は科学的には証明されていません。

出所:ChatGPT、2023年5月14日、太字は筆者

ChatGPTによる説明では、「タイムマシンは存在していない」「タイムマシンの存在や実現は照明されていない」ということでした。ただ、ChatGPTは2021年9月までの情報を参照しており、それ以降の出来事は回答に反映されていないとのことです。したがって、もし、鬼越の「タイムマシン研究所」が、2021年9月よりも後にタイムマシンの開発に成功したとしても、ChatGPTからの回答は、「タイムマシンは存在しない」となるわけですね。

PUNPEE – タイムマシーンにのって (Official Music Video)

真相は藪の中、藪知らずの中、一度入ったら出られぬ藪知らずの闇の底に沈んでしまいました。

いつか「タイムマシン研究所」の所長(博士)にお会いして、タイムマシンの乗り心地はどうだったか、酔わなかったかなど、うかがってみたいです。鬼越に戻ってきた暁には。