「広報いちかわ」の最新号(2024年3月16日号)を、2024年3月16日に読んでいたら、「お知らせ」コーナーの8つ目、「鬼越歩道橋の名称が変わります」と銘打たれた記事に目が留まりました。
「現在工事中の、京葉道路を跨ぎ鬼高と田尻地区を結ぶ鬼越歩道橋が新たに階段とスロープを併用した橋として生まれ変わります。これを機に、4月より名称を『鬼高・田尻歩道橋』に変更します」(引用)とのことですよ。
北側、産業道路側から見ると、セブンイレブン市川鬼高1丁目店のある十字路から南に向かい、京葉道路にぶつかったところに架かっている歩道橋、南側から見ると、ヤオコー市川田尻店のメインの入口(入口が2つあり、1つが生鮮側でメイン、東側、もう1つがベーカリーや総菜の売場のあるサブ、ケーズデンキ側、西側です)から北に進んで京葉道路にぶつかったところに架かっている歩道橋が、それです。
機能が拡充されるのはとてもありがたいことです。京葉道路を超えるのは結構大変ですからね。スロープの設置はありがたいです。
・・・と書きながら、あれ、でも、この歩道橋、南側、ヤオコー側には、既にスロープが設置されているよね、と思いました。北側にもスロープが設置されるということでしょうかね。
ところで、現時点(2024年3月時点)では、市川市に「鬼越歩道橋」と名付けられた施設が、離れた場所に2つ存在していることをご存知でしょうか。
1つは、4月に改名される、京葉道路に架かっている歩道橋です。実際には鬼越にはなく、鬼高と田尻を結んでいるので、機能拡充を機に名称を現在の地名に合ったものにするということだと認識しています。
もう1つは、鬼越にある橋です。真間川に架かっています。川に架かる橋でも、歩道橋というのは、歩行者(と自転車)のための橋だからでしょうね。地図で見た時、もし「鬼越橋」と表示されていたら、自動車で通れるものと思ってこの橋の手前まで来てしまう運転手がいるかもしれません。
しかし、なぜ市内に同じ名前の歩道橋が存在するのでしょうか。確認していないので憶測にすぎませんが、昔、鬼高は、鬼越の一部、または、高石神の一部でした。京葉道路のあたりまでが鬼越の地だったかどうかを確認していませんが、もしかしたらそうだったかもしれません。もしそうであれば、京葉道路に架かっている歩道橋の名が「鬼越歩道橋」であることに納得できます。
ちなみに、鬼高には、「鬼高歩道橋」もあります。真間川に架かっている歩道橋です。魅力的な字体に魅了される者も少なくないはずです。
ちなみに、SHOPSという商業施設と、オートバックスやベルクス、古本市場のある商業空間の間の道路の先にある、そして、南側から見ると、旧・メトロ、現・オーケーの駐車場入口の先にある歩道橋も、「鬼高歩道橋」と言います。
2024年3月時点で、京葉道路に架かる歩道橋には、「鬼越歩道橋」と「鬼高歩道橋」があり、真間川に架かる車が通れない橋である歩道橋として「鬼越歩道橋」と「鬼高歩道橋」があります。
4月になれば彼女は・・・・ではなく、4月になれば、2つのうち1つの「鬼越歩道橋」は改名されて、「鬼越歩道橋」重複問題が解消されます。が、「鬼高歩道橋」は引き続き同時に2つ存在し続けますね。
こんなことを気にしているのは、私こと鈴木雄高(ノスタルジー鈴木)しかいないかもしれません。
鬼高や鬼越には色々な歩道橋があります。階段を1段飛ばしで上ればハムストリングスを鍛えられますし(京葉道路に架かっている歩道橋を昇る場合です。真間川の方は、そうはいきません。階段がないので)、道行く車の流れや、眼下をゆったり流れる真間川の流れを眺めるのは、悪くないですよ。私はしばしば真間川に架かる「鬼高歩道橋」から、沈む夕陽を眺めたり、走る総武線や東西線(も見えるのです)を眺めて楽しんでいます。
それでは、また。歩道橋で会ったらお気軽にお声がけください!
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執筆日 2024年3月16日
公開日 2024年3月17日の朝
大幅な修正 2024年3月17日の夜