【フードバンク】レトルト食品や缶詰などの「おかず」が不足しています

フードバンク

いつも、「いちかわフードバンクbyフリスタ」の活動をご支援いただき、また、関心を持って温かく見守っていただき、ありがとうございます。

燃えるような7月、8月が終わり、9月がやってきましたが、まだまだ厳しい暑さが続きそうです。夏の疲れが秋に出ることもあると思いますので、心身の健康を崩さぬよう、ご自愛くださいね。

さて、「いちかわフードバンクbyフリスタ」は、ご自宅や企業内などで消費しきれず余っている(そのままだと廃棄されることになる)食品を集め、必要としている個人や子ども食堂、福祉団体などにお渡ししています。

フードバンクのバンクは銀行の意味で、お金を預かって、必要としているところに貸し出す銀行のように、食品の余剰と不足のギャップを埋める役割を担っています(フードバンクの場合は食品を寄贈者に返したり、提供先から返してもらうことはありませんが)。

昨今は原材料費の上昇や、製造時に使う光熱費の上昇などもあって、食品の小売価格が上昇しています。そのため、フードバンクに対する食品提供の要請、つまりは需要は、高い状況が続いています。一方で、寄贈していただく食品は(特に、タイトルにあるように、おかずになるようなレトルト食品や缶詰などが)減少しており、2023年9月10日現在、在庫はありますが、以前であれフードパントリーの利用者の方に、2点、3点と差し上げていたところが、現在は1点しかお渡しできない、というように、何とか在庫を切らさないように、提供量を調整しつつ運営しています。

このような状況にあるため、SNSを通じて、皆さんに、おかずになるような食品(レトルト食品、缶詰など)のご寄贈をお願いしています。

ぜひ、上のツイート(ポスト、投稿)を拡散してください。フードバンク(私たちのみならず全国どこでも同じような状況にあります)の現状を広く知っていただくことが重要です。

実際に、おかずになるものをご寄贈していただける方には、厚く厚くお礼を申し上げます!

ここで、「おかず」と呼んでいるものは、繰り返し書いているように、レトルト食品や缶詰を想定していますが、細かな定義を設けているわけではありません。あくまでも相対的にということですが、「お米」や「お菓子」に比べ、「おかず」の在庫が少ない傾向にあるので、「おかず」の寄贈を声高に呼び掛けているのですが、「お米」や「お菓子」も引き続きご寄贈をお願いしています。

「おかず」って、どんなものなの?よくわからないよ、と疑問を持つ方は、「Amazonほしいものリスト」に掲載されている商品を参考にしてみてください。

Amazonほしいものリスト(いちかわフードバンクbyフリスタ)

このリストに掲載されている商品をサイトやアプリから購入していただくと、フリースタイル市川に届くようになっています。Amazonほしいものリストからのフードドライブをしていただけると、大変たすかります。

食品のご寄贈は「フードドライブ」と呼ばれ、私たちも市川市内に「フードドライブ用のボックス」を設置しています。余っている食品をこのボックスに入れていただくことで、フードドライブしていただけます。フードドライブ用のボックスは、

①産業道路沿いにある商業施設「SHOPS」(鬼高)の1階にある「コープ市川店」
②本八幡駅南口から徒歩3分ほどの「KeiyoGAS Community Terrace(通称:てらす)」の1階

に設置しています。

物価上昇局面にあり、収入がそれを上回る上昇率になれば、人々の生活の苦しさは(総体としては)緩和されるはずですが、なかなかそのような好循環にはなりません。早くそうなってほしいとは思いますが、厳しい事態を乗り切るために、今はフードバンクという「共助」の厚みを増せればよいと思っています。たとえそれが社会をより良くするための最善の策ではないとしても。

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執筆日 2023年9月10日
公開日 2023年9月10日

※冒頭の写真は2023年9月9日に大和田で行われたフードパントリーの会場で撮影されたものです。