ゆずりばいちかわ様は、2023年の3、4、6月に、市川市内の商業施設・小売店舗で、学生服の寄付回収を――3~4月に、昨年の10月に続いてイオン市川妙典店で、4月にはソコラ南行徳内のイヴェントスペース(ソコラテラス)で、6月にはSHOPS内のコープ市川店で、それぞれ初めて――実施しました。
学生服寄付回収金額の寄付についてのご報告(ゆずりばいちかわ公式Webサイト)
https://www.yuzuriba-ichikawa.com/20230707/
そして、3箇所で実施された寄付回収で集まった学生服の買取査定金額を、「行徳こども食堂」(運営団体:せかんどほーむ様)、「地域の学び舎プラット」(運営団体:NPO法人ダイバーシティ工房様)、そして、私たち「いちかわフードバンクbyフリスタ」に、寄付してくださいました。
ゆずりばいちかわ様、ありがとうございました!
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ちなみに、コープ市川店内のフードドライブ用のボックスに、スタッフの方からの食品を入れていただいたという事実も、上の記事の中で、さりげなく触れられています。ありがたい限りです!
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かつて、地域住民同士の目に見えるつながりが多くあった時代、使わなくなったけれど、品質には問題がない衣服などを、「お下がり」として、前の使い手から次の使い手に受け継ぐ文化がありました。昨今、特に、市川市の南部のような、人口の流入、流出が激しい土地では、住民同士の交流がほとんどないという人も多いと思われ、「お下がり」が成立しづらくなってきていることが想像できます。
行徳の、ゆずりばいちかわ様は、使わなくなった学生服を買い取り(または、寄付として受け取り)、再び使用できる状態にした上で販売する「学生服リユース」事業を営んでいます。その他、「ランドセルのアップサイクル(リメイク)」にも取り組んでいます。
ゆずりばいちかわ様の学生服リユース事業には、店舗が「お下がりのハブ」となって、地域の先輩から後輩へと、学生服をつないでいる、という側面があります。
学生服の提供者の立場から見れば、衣料品を廃棄しなくて済みます。
学生服を買う立場から見れば、高額な学生服の購入費を抑制できます。
地域の学校の情報も、ゆずりばいちかわ様に集まってきます。周囲に情報交換できる知人がおらず、Webで検索してもローカルな情報は見つけづらい。そんな人にとって、学生服の購入を検討すると同時に、学校情報も入手できる、ゆずりばいちかわ様は、「学校情報のハブ」でもあります。
ちなみに、以前、ゆずりばいちかわの石垣さんに、スタッフの皆さんがどのような仕事を担うか、というお話を聞いたことがあるのですが、仕事をかなり細分化している、ということでした。これについて、機会があれば記事にしたいと思います。それほど興味深い内容でした。
おっと、気付いたら、ゆずりばいちかわ様の事業内容についてツラツラと綴っておりました。勝手な考察と分析を交えながら、いくらでも書き続けられそうな気がしますが、一旦ここで、筆をおきます。
また、近い将来、お目にかかりましょう!
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関連記事
2022年11月にゆずりばいちかわ様からご支援をいただいた時の記事はこちらです。
また、別の機会に、最近の「アップサイクル」事情について文章を書こうと思っていますが、以前にアップサイクルについて取り上げたコラムがあります。興味がある人は読んでみてください。
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執筆日 2023年7月16日
公開日 2023年7月19日