執筆日 2023年5月28日
公開日 2023年5月30日
フリースタイル市川のWebサイトには、本稿のような「コラム」が大量に掲載されていますが、日々、広角打法※1的に乱れ打ちされる記事の中でも、シリーズ化されているものもあります。
その中のひとつが、「ローカルメディア漫遊記」なのですが、2023年1月24日に「市川市というローカルで味わうグローバル『世界の食卓から』」と題した記事を公開したところ、静かな反響を呼んでいるようです。
この記事では、市川市が多文化共生推進事業の一環としておこなっている情報発信「世界の食卓から」を紹介しています。市川市公式Webサイト内で、市川市にお住いの外国出身の方が母国の料理を紹介しており、連動したYouTube動画もあります。
そんな「ローカルメディア漫遊記」で取り上げたいメディアがあるのですが、それはまた後日に回すとして、今日は、そのメディアで発信されていた事項を紹介します(メディアそのものではなく、ある特定のコンテンツを、です)。
【市川市の広報番組】いちにゅ〜 No.004 広がる国際交流〜多文化共生社会に向けて〜
https://www.youtube.com/watch?v=d__ky5a6pQU
2023年3月31日の時点で、市川市には「112か国」「およそ18000人」の外国の方が住んでいます。まさに多文化共生社会です。
この動画では、市川市国際交流ラウンジ、市役所外国人相談窓口、コロナ禍を経て再開した国際交流イベントの取材の模様が紹介されています。ロシア、スーダン、スリランカといった国の方々へのインタビューも。動画は3分程度と見やすい長さなので、是非、多くの人に見ていただきたいですね。
以下、この動画をキャプチャした画像を数枚紹介します(冒頭の画像の出所も同じです)。
行徳公民館で開催されている国際交流イベントはとても楽しそうですね!八幡市民談話室の3階にある交際交流ラウンジにも一度行ってみようと思います(談話室の建物に国際交流ラウンジがあることを知りませんでした)。
市川市には多くの外国籍の方々が住んでいます、ということを、当サイトでは何度か記事にしています。様々な理由で、母国にいることができなくなり、日本に逃れてきた方もいます。
同じ地域で暮らしていても、存在を認識していないと、当然ですが交流もありませんよね。他人と積極的に交流するか、そうではないか、これは、国籍によらず、人それぞれです。私は数年前まで地域の人との交流は、ほぼゼロでした。今は、色々あって、かなり増えてきています。交流の機会が増え、範囲が広がると、地域での生活というものが楽しくなってきます(今日も、取り組まねばならない仕事があるのですが、楽しみにしている「市本みんなの読書会」に参加することになっています)。これは私個人の実感です。外国の方との交流機会は少ないのですが、とても興味があるので、イベントやラウンジに行ってみたいと思っています。
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市本(いちぼん)みんなの読書会について
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〈注釈〉
※1:野球の打者が、バッターボックスから見て、90度の扇状に広がるヒットゾーンに対し、あらゆる角度にヒットを飛ばす場合、この打撃を指して、広角打法と呼びます。張本勲選手、篠塚和典選手、イチロー選手などが広角打法の使い手として知られます。