フリースタイル市川が誕生する契機となった活動、「おいしくやくそく宣言」を紹介します。
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今日現在(2021年1月22日)、世界中に新型コロナウイルス感染症による被害が及んでおり、日本国内でも1月7日には一都三県で緊急事態宣言が発出されました。
コロナ禍と呼ばれる状況は、2020年の春から今に至るまで継続しています。
今も、飲食店には営業時間の短縮が要請されており、減少する売上をテイクアウト対応をすることで少しでもカバーしようとするお店も少なくありません。
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2020年の4月に最初の緊急事態宣言が出された直後、苦境に立たされる地域の飲食店の皆様を少しでも支援できればという想いと、地域で生活する人たちがリアルでの交流を図ることが難しい状況で、オンラインで情報交換できる場をつくりたいという想いから生まれたのが、「おいしくやくそく宣言」です。
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フリースタイル市川のキックオフミーティング(2020年10月24日開催)で参加者に配布した資料に掲載した「おいしくやくそく宣言」の紹介資料(pdf)には、Facebookグループ「市川の飲食店テイクアウト情報」の参加者(どなたでもご参加できます。参加者募集中!)へのアンケート結果や、私たちの想いが掲載されています。是非、ご一読ください。
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以下には、「おいしくやくそく宣言」を主催しているMIKAZUKI.Designとアンカー市川を代表して、アンカー市川を運営するタンポポデザインが、2020年5月に出した「おいしくやくそく宣言」のプレスリリース内容を抜粋して掲載します。
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「デザイン」×「地域のつながり」で地元飲食店を応援
千葉県市川市で新型コロナウイルスの影響で苦境に立たされている地元の飲食店を応援するために、地域の交流拠点「アンカー市川」と市川で活動するデザインユニット「MIKAZUKI.Design」が共同で「おいしくやくそく宣言」を立ち上げました。
飲食店側が守っている「やくそく」と、みんなで守りたい「やくそく」を掲げた2つのポスターを用意して飲食店に掲示してもらうことで、店側も利用者も同じ想いでこの困難を乗り越えようとしていることを可視化する取り組みです。
共通の想いは「また笑顔で会えるように」です。
また、ポスターデザインの作成と同時にSNS上に情報交換ページをつくり、飲食店を応援する地域の人々と、飲食店を経営する人々が直接テイクアウトなどの情報交換や交流することができる場を用意しました。
一方向の情報サイトではなく相互の交流ができることが特徴です。
▼ポスターのダウンロードはこちらから
タンポポデザイン(アンカー市川)のページ
MIKAZUKI.Designのページ
ポスターの内容
みんなが互いに守る「やくそく」を目に見えるように形にすることで、利用者に安心感を与えるとができ、また、このポスターが同じ想いを共有していることの目印となります。
ソーシャルディスタンスを「思いやりの距離」という表現に置き換えたり、4つの約束の中に「マスクの中は笑顔でいましょう!」という前向きな約束を加えることで、人々の行動を制限するためのポスターではなく、自ら率先して取り組みたくなるようなポスターにしています。
また、テイクアウトやデリバリーなど、これまでとは違う業態に変えざるをえない飲食店がすぐにそれに移行できるように「テイクアウトできます」などのポスターも同時にリリースしました。
現在市川市内の飲食店に各種ポスターが張り出されています。
SNSの交流の要素を活用した情報交換の場
SNS(Facebook)のグループ機能を利用して交流を作り出すことで、テイクアウト情報がただ事実を伝えるものだけではなく、参加者の善意も伝わる情報となり他の参加者のテイクアウト利用が促進されていきます。
※Facebookグループにはどなたでも参加できます。是非、ご参加ください!
現在(2020年5月1日)1,400人がこのグループに参加して*、飲食店と利用者側の双方からテイクアウト情報が投稿されています。そしてその投稿により生まれた交流が新たなテイクアウトの利用につながる流れができています。(*:2021年1月22日時点では2,400人にご参加いただいています)
オンライン交流イベントも開催
実際に交流を深めるためにオンラインを使った交流イベントも開催し、30人以上の参加者がテイクアウトを利用して参加しました。
新型コロナウイルスの感染拡大によって「都市への一極集中」の価値を問い直すことが必要となってきているいま、テレワークなどで自宅と自宅のある地域で過ごす時間が増えています。
東京のベッドタウンとして昼間は市外へ働きにでる市民が多い市川市において、コロナ禍はこれまで関心が薄かった身の回りの日常に目を向け、地域のつながりの大切さを再確認する機会を与えてくれました。
ポスト・コロナ時代に「おいしくやくそく宣言」によって生まれた飲食店と利用客とのつながりや、利用客同士のつながりが、これからの地域での新しい生活を彩る笑顔の源になればと思います。