【フードバンク】3年目に入りました

フードバンク

「いちかわフードバンクbyフリスタ」が活動を開始して、気付いたら丸2年が経過していました。

2021年5月31日にプレスリリースを出し、6月からフードバンク事業に取り組んだので、現在(2023年6月22日)は3年目ということになります。

活動開始をお知らせするプレスリリース(2021年5月31日)

感謝、そして、感写!

2年間に渡り活動をしてきましたが、数えきれないほど多くの方々――個人の方、企業の方、他のフードバンクの皆さん、子ども食堂を運営している皆さん、街でイヴェントを行っている方々、商業施設などの関係者など…――との、つながりがあってこそ成り立っている活動だな、と実感しています。

ありがとうございます!(いつも!)

よろしくお願いします!(これからも!)

活動を振り返る① フードドライブ

これまでの活動については、フードバンクに関する記事を読み漁っていただければ概ね掴めるかと思います。

フードバンク事業 これまでの活動に関する記事
https://fs-ichikawa.org/category/foodbank/

ここでは、ざっと、フードドライブの実績を数値で振り返りたいと思います。

上の表は、フリースタイル市川の事業年度(1期、2期、3期)の各年度に寄贈していただいた食品の重量を表したものです。

1期のうちフードバンク事業が稼働していたのは、2021年の6月~8月の3か月間でした。また、3期はイレギュラーで、7か月間と短い期間です。2期に寄贈いただいた食品の量が多い(重量が大きい)のは、特にJR本八幡駅で実施した「フードステーション@もっとやわた」に多くの方が立ち寄ってくださった影響があると思います。この時は、YAWATA RAILWAYS こと、JR本八幡駅、京成八幡駅、都営新宿線本八幡駅の3企業・3駅のお力添えがあって、大々的にイヴェントを実施させていただいたのでした(ありがとうございました!)。

フードドライブの常設ボックスは現在2箇所です(KeiyoGAS Community Terrace様、コープ市川店様)。ボックスの設置を増やすことで、皆様からの食品のご寄贈をいただきやすくすることを考えてはいますが、設置を増やすと、食品の回収・倉庫(シンソーコ)への運搬という、いわゆるロジスティクス業務が増加するので、なかなかボックスを増やすということはできずにいます。

何か妙案があればお知らせください!

今後も引き続き、フードドライブ(食品の寄贈)のご協力、どうぞよろしくお願いします!

寄贈いただきたい食品など

寄贈いただきたい食品の条件は次の通りです。

  • 常温で保存できるもの(冷蔵・冷凍は不可)
  • 日本語表記されているもの(海外食品は対象外)
  • 未開封のもの
  • 賞味期限が1か月以上残っているもの
  • 米は収穫が当年か前年のもの(新米か古米)
  • なお、アルコール飲料は対象外

特に次のような食品を寄贈いただけると大変助かります。

  • お米
  • 缶詰(ツナが人気です)
  • 乾物(ナッツ、海苔など)
  • 調味料
  • 乾物(ナッツ、海苔など)
  • レトルト食品
  • インスタント食品
  • 飲料(野菜ジュースなど)
  • お菓子(ビスケット・クッキー、お煎餅、スナック菓子、飴、ラムネなど)
  • ギフトパック(お中元やお歳暮など)


以下の生活必需品も受け付けています(未使用品・新品に限ります)ご寄贈の方法は、他の食品に影響が出ないようビニール袋などに入れた上で、上記に記載のフードドライブボックスや、郵送などでお願いいたします。

  • 洗剤類
  • 生理用品
  • シャンプー
  • 歯磨き、歯ブラシ
  • 子ども用の紙おむつ
  • ノートや鉛筆などの文房具

詳しくはこちらのWebページ(フードドライブに関する説明ページ)をご覧ください。
https://fs-ichikawa.org/about_drive/

活動を振り返る② フードパントリー

上記、フードドライブが、皆様から食品を寄贈していただく、集める活動であるのに対し、ここで紹介する活動、フードパントリーは、食品の入手にお困りの方におすそ分けする活動です。

2023年6月現在、毎月第2土曜日にフードパントリーを実施しています。ご利用に際しては、事前にWebページからお申し込みをいただいています。詳しくは上のWebページ「フードパントリーについて」をご覧ください。

最近実施した、2度のフードパントリー(2023年4月、5月)の実績は未掲載ですが、それ以前に実施したフードパントリーについて、時系列で各回の利用世帯数を見てみましょう。

最初はアンカー市川でフードパントリーを開催していました。その後、八幡の大黒屋さん、妙典のgate.さんを加えた3拠点制になり、一気に利用世帯数が増えました。現在は、大和田のシンソーコ、1箇所での開催になっていますが、開催時間を以前よりも長くし、朝・昼・夕の3時間帯に分け、ご利用いただいています。

フードパントリーを実施するには、倉庫(大和田にあるシンソーコ。二九八家いわせ様の隣、スギ薬局様の向かい)で、常日頃から食品などの入庫と出庫の管理をすることに加え、パントリー開催前に、当日のご利用世帯の基本情報を踏まえて、食品などの在庫を確認し、お渡しする食品の仕分けをする、といった準備が欠かせません。たくさんのボランティア・スタッフの皆さんにご活躍いただき、上記のように毎月フードパントリーを実施することができています。皆さんにはパントリー当日のお渡しもしていただいています。本当にありがとうございます。いつも支えられています!

感謝、そして、感写です!

やさしさを集めて必要な所に届けます~おせっかいしちゃう風土づくり

私たちのフードバンク事業は、やさしさを集め、それを必要としている個人・世帯・子ども食堂などにお渡しする活動とも言えます。食品フードの流通の一つの形です。

フードバンク事業には、福祉的な意味合いもありますが、それだけにとどまらず、皆さんが地域で活動をする場所、役割を用意しているので、気軽に参加できるというものでもあります。私たちとしては、まちづくりの一環として、この活動を位置付けています。常に仲間を募集しているので、一度見学してみたいという方、さっそくボランティア活動をしたいという方などは、お気軽にご連絡ください。

困ったときは、お互い様。

食品フードを集めて届ける活動を通じて、お互いに「おせっかい」しちゃう風土フードをつくりたいと思います。

(いちかわ風土バンクbyフリスタ?)

引き続き、皆さんのご支援、応援、一緒に活動したいという想いを、お待ちしております!

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執筆日 2023年6月22日
公開日 2023年6月23日