市川市でフードバンクや交流イヴェント(いちカイギ)などを行っているNPO「フリースタイル市川」のWebサイトに、ようこそお越しくださいました。
ゆっくりしていってください。この記事はもちろん、あんな記事、こんな記事、色々とのぞいていただけたら、市川市のことが好きになるかもしれません。逆のことがなければ良いのですが。
さて、冒頭の写真は市川市公式サイトから引用したものです。
市川市景観賞
第17回市川市景観賞の受賞者が決定いたしました(2024年1月25日)
https://www.city.ichikawa.lg.jp/cit01/1111000047.html
市川市景観賞は、良好な景観づくりに貢献する活動を行っている個人や団体を表彰するものです。今回(第17回)は、緑化部門、建築・まちなみ部門で、アトリエ&カフェ「赤毛のアン」の活動をおこなう野中紀子氏が、緑化部門で、大洲防災公園のローゼンハイム広場で緑化活動をおこなう、ローズオブ市川、グリーンサム市川、ナチュラルガーデンオブ市川の3団体が表彰されました。おめでとうございます!
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ところで、記念に撮影された写真(記念写真)を見ると、写真の中央(上下のではなく左右における中央)に写っているいるのは、田中甲市長です。
ここでの主役は受賞者の皆さんのはずですが、受賞者ではなく、授賞者である市川市、その代表である市長が、中央にいます。
この撮影時だけ市長が中央にいたのかというと、そうではないようです。昨年末から今年の初めにかけて、市長が集合写真の形式で撮影されている写真を、市川市公式X(旧Twitter)で見てみると、ほとんど全ての写真で、中央にポジショニングしています。人数が多く、前後に2列以上並んでいる場合は、1列目の中央です。
2023年
・12月22日 市川市農業協同組合からのお米とチューリップ球根の贈呈式※1
・12月22日 市川市子ども会育成会連絡協議会から募金の贈呈式※2
2024年
・1月16日 昭和学院高等学校の生徒(スポーツ選手)の表敬訪問※3
・1月19日 市川市障害者週間イベント「I♡1(あいわん)グランプリ」表彰式※4
・1月25日 第17回市川市景観賞表彰式
上記の式典などで撮影された記念写真を見ると、市長のポジションは中央、または、ほぼ中央です。これは何も市川市に限ったことではなく、例えば、熊谷俊人千葉県知事のX個人アカウントの投稿を見ても、県民などとの集合写真撮影時には、ほぼ毎写真で中央のポジションをとっています。
首長はなるべく中央で写らなければならない、というような決まりがあるのでしょうか。それとも、慣習でしょうか。撮影するフォトグラファーさんの忖度なのか、何か理由はあるのでしょうか。
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今、受験シーズンですが、
問題:首長は、表彰式や表敬訪問における記念撮影の際に、なぜ、写真の中央にいるのか?
という問題が出されたら、どのような答えを書けばよいのでしょうか。表彰式であれば、主役は受賞者であって、授賞者ではないはずです(さっきも書きましたね)。
私には、市川市長や千葉県知事などの首長と記念撮影する日がやってくるでしょうか。それは誰にもわかりません。
それでは、また、お会いしましょう!
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〈注釈〉
※1:お米は日々の生活に困窮している方などに無料でカレーライスを提供する「いちカレ事業」に活用されるそうです。また、チューリップの球根は市内市立小学校等での学校環境美化等の向上に活用されるとのことです。
※2:市川市子ども会育成会連絡協議会が、社会福祉に役立てる目的で、市内各地の子ども会を通じて集めた募金の贈呈式です。子ども会の代表児童から募金を市長に贈呈した後、市長と歓談しました。なお、市長に贈呈された募金は、社会福祉協議会に寄付したということです。
※3:表明訪問をした昭和学院高等学校の生徒は、カヌースラロームジュニア&U23アジア選手権大会等で優勝した山本圭悟氏、令和5年度インターハイ、特別国民体育大会にて優勝等の成績を収められた伊東開耶氏(水泳)、女子ハンドボール部の皆さんでした。なお、日付はX投稿日であり、訪問日はもしかしたら1月15日以前かもしれません。
※4:市川市障害者週間イベント「I♡1(あいわん)グランプリ」表彰式では、市川市内の障がいのある方が創った作品の中から選ばれた6名が受賞されました。
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執筆日 2024年1月27日
公開日 2024年1月27日