原木中山駅(東京メトロ東西線)、京成中山駅(京成本線)、下総中山駅(JR総武線)――これらの駅を利用する時、自分が今、どちらにいるのか、わからなくなることがありませんか?
「どちらに?と、言いますと?」
そんなクエスチョンが浮かびますよね。そうですよね。失礼しました。少々雑な表現でしたので、書き直すことにします。
原木中山駅(東京メトロ東西線)、京成中山駅(京成本線)、下総中山駅(JR総武線)――これらの駅を利用する時、自分が今、市川市にいるのか、それとも船橋市にいるのか、わからなくなることがありませんか?
上の地図は、私がExcelで作成したものです。鉄道は東西に、あるいは北東から南西に走る3線(北から順に、京成本線、JR総武線、東京メトロ東西線)、そして南北に走る1ないし2線(JR武蔵野線とJR京葉線)があります。
赤枠で囲んだ鉄道駅は、北から順に、京成中山駅(京成本線)、下総中山駅(JR総武線)、原木中山駅(東京メトロ東西線)です。
これらの駅を利用する時、つまり、電車に乗るために駅に向かう時や、電車から下りて駅を出て歩いている時などに、今、どちらにいるのか、わからなくなる人が続出しているらしいのです(注意:確認したわけではなく、単なる想像です)。
これらの駅周辺には、市川市と船橋市の市境がありますが、以下の3つ地図のうち、どれが正しい物かわかりますか?
※赤色の破線が市境を表しています。が、3つの地図のうち、正しい市境の地図は1つだけで、2つは誤りです。
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【地図1】
京成中山駅:市川市
下総中山駅:市川市
原木中山駅:市川市
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【地図2】
京成中山駅:市川市
下総中山駅:船橋市
原木中山駅:市川市
* * * * *
【地図3】
京成中山駅:船橋市
下総中山駅:船橋市
原木中山駅:船橋市
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3つの地図における3つの駅の所在地をまとめると、下表のようになります。
3つの地図のうち、正しいものが1つ、誤りが2つです。正しい地図は何番目か、わかりますか?
王貞治(読売ジャイアンツの背番号【1】)か、
広岡達朗(同【2】)か、
長嶋茂雄(同【3】)か。
正解は、
【地図3】
京成中山駅:船橋市
下総中山駅:船橋市
原木中山駅:船橋市
です。中山を含む3駅とも、所在地は船橋市なのです。京成線の東中山駅も船橋市にあるので、中山を含む4駅はいずれも船橋市の駅ということになります。
これら3つの駅は、いずれも船橋市本中山(もとなかやま)にありますが、市川市は中山という住所があり、中山という地名は中山法華経寺に由来するそうです。本中山は元は小栗原(おぐりはら)という地名でした。
そういえば、中山競馬場も船橋市内にありますね。
中山という地名の由来になった中山法華経寺は市川市にあるものの、中山を名に持つ大型施設、交通施設は、ことごとく船橋市にあるという不思議。
それにしても、【地図3】の市境線は「不自然」です。【地図2】の市境線の方が「自然」です。とはいえ、市境線自体がそもそも「不自然」なもの(人工的なもの)なので、「不自然」であっても、何も不思議なことはありません。そうですよね?バラキーナ香山さん!
画像出所:バラキーナ香山氏公式X(旧Twitter)。
「そう言われてみれば、市境線は不自然ーナ!原木中山駅は、船橋市内にあるけドーナ、市川市民もたくさん使ってルーナ!」と、原木中山の貴公子こと「バラキーナ香山」さんならば。言いそうでスーナ!
そういえば、これを書いている今日(2023年9月21日)は、原木中山駅前というか高架下で、エポックメイキング的な出来事が起きているソーナ!それが何かは、後日、このサイトで明らかにすルーナ!
それまで、しばしのお別レーナ!
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執筆日 2023年9月21日
公開日 2023年9月22日