今日、2025年8月15日は、太平洋戦争(あるいはアジア太平洋戦争)が終わったとされる日から80年目です。いわゆる「玉音放送」がラジオから流れたのが、1945年8月15日の正午でした。前月に提示されたポツダム宣言を、日本は前日に受け入れ、この日、国民に対してそのことを発表、人々は敗戦の事実を知ったのでした。
実際には、9月2日にミズーリ号で降伏文書に調印したことをもって公式に戦争が終結した、ということでもあるのですが、8月15日を終戦記念日、あるいは敗戦の日と称することが一般的です。
9日前の8月6日、米軍により広島に原爆が投下されてから80年目の日にも記事を書きましたが、改めて今日、平和を強く願いながら、まちづくりは平和づくりにも通じるということを考えながら、本稿を綴っています。
▼2025年8月6日に記した記事
市川市の核兵器廃絶に関する考え方や今年予定されている(であろう)催しなどについては、上の記事で色々と書いているので是非お読みください。
今年の夏、私は戦争に関する本(漫画を含みます)を何冊か読んでいます。例えば――
▼最近読んだ/読んでいる本・漫画

右:野坂昭如『新編「終戦日記」を読む』中公文庫


市川市は終戦から80年目の今年、というか、今月、市内で戦争を体験した人たちにインタビューをした際の動画を公開しました。先日、それに関する記事を書きました。
また、私は、終戦の日から80年目の今日、数時間前にこのラジオ番組を聞きました。
▼TBSラジオ 荻上チキSession 2025年8月15日放送分
【シリーズ戦後80年】今こそ問い直す。「あの戦争」とは何だったのか(辻田真佐憲)
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カレンダージャーナリズムに対する批判もよくわかります。それでも、8月に戦争のことを普段よりも考える時間を多く持つことは良いことだ(それ自体が悪ではない)と思います。
これからも、時々、フリスタのウェブサイトで、まちづくりには、平和づくりの要素があってよい、という視点から綴った記事などを公開していこうと思います。
(冒頭の写真は、筆者が、市川市南大野2丁目で、2025年8月10日に撮影した、「核兵器廃絶平和都市宣言」と「クリーン・グリーン都市宣言」という、市川市が宣言した2つの約束ごとを堂々と歌った碑です)
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執筆日 2025年8月15日
公開日 2025年8月15日
更新日 2025年8月16日
執筆者 ノスタルジー鈴木