まちづくりNPOがフードバンク事業を手掛けることになった経緯
私たち、特定非営利活動法人フリースタイル市川は、「ひとつひとつの想いをつないで、市川に流れをつくる」というミッションを掲げ、まちづくりを行うNPOです。2020年の活動開始当初は、全く想定していなかったのですが、色々あって――地域で人と人の交流を図るイヴェント「いちカイギ」がきっかけとなり、「ひとつひとつの想い」がつながって「市川に流れ」ができた事例ですね!――、2021年6月にフードバンク事業『いちかわフードバンクbyフリスタ』の活動を始めました。
「第14回CUC地域連携フォーラム」(2024年2月10日)で報告しました
そんな私たちが、というか、私たちを代表して、野口淳さんが、2024年2月10日(土)に、千葉商科大学(CUC:Chiba University of Commerce)の地域連携推進センターが開催する「第14回CUC地域連携フォーラム」で、フードバンク事業の活動について――今年度(2023年度)の地域志向活動助成金を受給している団体として、成果を広く知っていただくことを目的に――報告を行いました。
貴重な助成金を活用させていただいて、地域の皆さんと共にフードバンクをつくっている――しばしば「産官民学との連携」といいますが、まさにそれを地で行く――私たちの活動報告を、当日、会場で聴いてくださった皆様、ありがとうございました。
発表を担当した野口さんは、このように綴っています。
この助成金の存在が資金面だけでなく、計画をブラッシュアップさせるための後押しとなりました。
出所:特定非営利活動法人フリースタイル市川公式Facebook、「【第14回 千葉商科大学地域連携フォーラムに参加しました!】」(2024年2月12日)
これまで3年連続で助成金を頂いています。
3年が経過した現在、当初イメージしていたようにフードバンクの活動を通して地域の様々な主体(産学官民)が網の目のように繋がっていく状態が少しづつ実現していることを実感しました。
https://www.facebook.com/freestyleichikawa/posts/pfbid0bKLLrwRup19oLLGoHRh5EetNZrc52ydTiz8KZJLP8jYq8her5WUs3p6e7YVAPQUDl?locale=ja_JP、2024年2月17日閲覧
参加できなかった人のために、後ほど、当日使用した資料の一部を紹介します。これを見れば、「いちかわフードバンクbyフリスタって、こんなことをやっていルンだね」と、活動内容や、その活動を通じて、私たちが何を目指しているのかをご理解いただけると思います。
まちづくりNPOがフードバンク事業を手掛けるのはなぜか?
まちづくりNPOのフリースタイル市川が、フードバンク事業を行う目的は、
フードバンク事業を通して、市⺠や団体や企業や⾏政が網⽬のようにつながる地域(まち)をつくること
です。
みんなが
- それぞれの⽴場で
- ⾃分ができる範囲で
- できることに取り組んで
地域にかかわることで、より良い地域が⽣まれるはず――という信念のもと、活動しています。
報告を聴いたジョージさんのコメント
当日、ご参加いただいたミツイジョージさんからは、こんなコメントをいただきました!(LINEで。ジョージさん、ありがとうございました!)
CUC地域連携フォーラムに行き、助成金を受けたフリースタイルのフードバンク事業のプレゼンを見てきました。すごいね!食品を集め、保管し、配るという一連の流れの中で、いちかわに街がつながる流れ(人~学校~企業~行政~人)を創り出している。
ホントこれは、市川の街がつながるインフラ事業の一つになると思いますよ。
つながる:住民~企業・団体~学校~行政
出所:「第14回CUC地域連携フォーラム」で、フードバンク事業の活動報告を聴いてくださったミツイジョージさんから届いたLINEのメッセージ(2024年2月10日受信)。太字は筆者による強調
インフラ事業:そこには共感・信頼・絆とともに責任の共有がある
報告会の様子(フォト&ショートムーヴィー)
当日の様子を2枚の写真と1本の短い動画で紹介します。
「いちかわフードバンクbyフリスタ」活動紹介
「第14回CUC地域連携フォーラム」で使用した資料より、何枚かのスライドを紹介します。これさえ見れば「いちかわフードバンクbyフリスタ」の活動がどんなものかわかります!語れます!
――以上、当日資料(作:野口淳さん)から数枚を抜粋しました。
フードバンク事業に関心を持った方は、こちらWebページをご覧ください。
参考:昨年の「CUC地域連携フォーラム」での報告
昨年(2023年2月25日)も、CUC地域連携フォーラムで活動報告を行いました。その時の様子は、こちらの記事で紹介しています。
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執筆日 2024年2月17日
公開日 2024年2月19日