現在、「ぴあぱーく妙典」内に、来年(2025年)3月頃の開業を目指して、「こども施設」がつくられようとしているらしいですね。
過去にぴあぱーく妙典を取り上げた記事は、こちらです。
冒頭の画像は市川市公式ウェブサイトからの引用ですが、この画像の右下あたりに、「こども施設」なるものが描かれていることにお気づきでしょうか。
その部分にフォーカスしてみましょう。
冒頭の画像は当該Webページ内の画像をそのまま引用。いずれも2024年2月25日閲覧。
https://www.city.ichikawa.lg.jp/gre04/0000411218.html
これはイラスト化されたものですが、よりリアリスティックな表現で描かれた図があるので、それを紹介します。
https://www.city.ichikawa.lg.jp/common/chi01/file/0000446975.pdf
2024年2月25日閲覧
上の図中、左下に、「こども施設現在整備中」の文字(赤色太字)が見えます。その左下のボックス内には、「令和6年度末に開設予定」という文字が見えます・・・か?サイズが小さいので見えない、いや、見えたとしても、読め(は)しないかもしれません。私は、かろうじて読めました。
令和6年度末ということは、来年の3月、2025年3月ということになりましょうか。なりますでしょうね。
「こども施設」は、2階建てで、できた暁には、南東側から見ると、こんな感じに見える(ようになる)そうです。
https://www.city.ichikawa.lg.jp/common/gen01/file/0000420531.pdf 2024年2月25日閲覧
話が逸れますが、上の図面の引用元資料「ぴあぱーく妙典こども施設新築工事請負契約について」には、この施設を建設する工事の請負契約費は、12億7,050万円(11億5,500万円+消費税1億1,550万円)とのことです。便利そうな施設ができてうれしい!という市民の声が聞こえてきますが、それに混じって、13億円弱もかかるのか!と当惑する人の声も聞こえてくる気がします。気のせいかしら。気のせいか知らん。
「こども施設」は、上から見ると、ほぼ正方形をしており、その中には、「カフェ」がつくられることになっています。ぴあぱーく妙典内には既にカフェがあるので、カフェは2か所目ということになりましょうか。なりますでしょうね。
参考:7CAMPSTARS CAFÉ&BBQ(ぴあぱーく妙典内)
https://select-type.com/s/7campstars-cafe_bbq
https://www.city.ichikawa.lg.jp/common/gen01/file/0000420531.pdf 2024年2月25日閲覧
ぴあぱーく妙典に新たにできる「こども施設」内の「カフェスペース」部分は、こんな感じになるようです。
2024年2月26日閲覧
https://www.city.ichikawa.lg.jp/common/chi01/file/0000446976.pdf
すみません、こんな感じなるようですと書きましたが、この図面だけではイメージが伝わりませんよね。
南側のエントランスから入ってすぐ、左手にカフェスペースがつくられます。
ちなみに、カフェ占有飲食スペースはないそうです。周辺や、こども施設内にテーブルや椅子が多数設置されるそうで、館内全体が飲食可能になるらしいですよ。また、館外に向けた売場窓口も設置されるとのことなので、館内に入らず公演を利用しに訪れた際に飲食物を買うこともできますね。
情報出所:市川市公式Webサイト「過去にいただいた質問に対する回答書(令和6年2月15日公表分)」https://www.city.ichikawa.lg.jp/file.jsp?common/chi01/file/0000447588.pdf、2024年2月25日閲覧
ところで、なぜ、今回、「カフェ in こども施設 in ぴあぱーく妙典」のことを取り上げようと思ったかというと、たまたま市川市公式ウェブサイトを閲覧していたら、「ぴあぱーく妙典こども施設内カフェの運営に関する事業者の再募集について(公募型プロポーザル)」というWebページに迷い込んだからです。
ぴあぱーく妙典こども施設内カフェの運営に関する事業者の再募集について(公募型プロポーザル)
https://www.city.ichikawa.lg.jp/chi01/0000446676.html
このWebページには、
※令和6年2月1日(木曜)から実施していた、「ぴあぱーく妙典こども施設内カフェの運営に関する事業者の募集」につきまして、事業者からの応募がなかったため、再度募集いたします。
と書かれています。事業者は、建設中の「こども施設」内で、カフェを運営することになるわけですが、事業期間が、カフェスペース使用許可の翌日から5年間となっています。結構長いような気もしますね。というのは、1年、2年と営業を続けても、なかなか思うように売上が上がらないという可能性は十分ありうるからです。ぴあぱーく妙典全体や、子ども施設の利用者がどの程度いるのか、見込めるのか、それがカフェ利用者の数を左右します。左右というか、上下ですよね、アップさせるかダウンさせるかってことですよね。
客数が読めない、予想できない、そんな中で、5年間営業を続ける(単年度赤字が2年、3年と続いても、やめられない)ことを前提として、事業者に名乗りを上げるのは、かなりギャンブル的な要素があるともいえましょう。
最初の募集時に応募がなかったというのは、こうした懸念を招いたからではないかとも思います。
上記ウェブページには、申請期間とスケジュールが掲載されています。以下の通りです。
■申請期間
・応募申込書:令和6年2月20日(火曜)から3月1日(金曜)まで
・提案書 :令和6年2月20日(火曜)から3月19日(火曜)まで
■スケジュール
項目:日程・期間
応募要領の公表 : 令和6年2月20日
質問書受付 : 令和6年2月27日まで
質問書回答 : 令和6年2月29日頃
応募申込書受付 : 令和6年3月1日まで
1次審査結果通知 : 令和6年3月6日頃
提案書受付 : 令和6年3月19日まで
2次審査(プレゼンテーション) : 令和6年3月下旬
審査結果通知・公表 : 令和6年3月下旬頃
基本協定締結 : 令和6年4月以降
ちなみに本稿の執筆日は「令和6年2月26日」で、公開日は「同年同月27日」です。応募申込書の締め切りは、公開日を含め、4日しかありません。われこそは!と思う方は、応募を検討してみてください。
カフェができたあかつきには駆け付けたいと思います。駆け付けコーヒー一杯。
それでは、チャオ!
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執筆日 2024年2月26日(1936年2月26日=二・二六事件=から88年)
公開日 2024年2月27日