公開日 2023年3月14日
2023年3月10日(金)、市川市国府台にキャンパスを置く和洋女子大学の先生と3年生の皆さんが、フードバンクの倉庫を訪問され、倉庫を見学するとともに、フリースタイル市川のメンバーから活動の様子を聞き、フードバンクについて学ばれました。
今回、倉庫にいらっしゃったのは、こども発達学科の権泫珠(コン ヒョンジュ)先生と学生の皆さんです。フリースタイル市川代表理事の稲村さんが、フリースタイル市川の活動概要をお伝えした上で、まちづくりNPOであるフリスタがフードバンク活動を行っている理由などを説明しました。
フリスタのフードバンクのスタンスは、「つながりと役割を作るための活動」である、ということをお伝えしました。また、フードパントリーの利用者は、いずれは減ること(生活に困窮する人がいなくなること)が理想だということも。稲村さんからお伝えしたことは他にも色々ありますが、例えば、フードパントリーは利用条件を厳しく設けることなどはせず、誰でも気軽に来ることができる雰囲気を大切にしていること、つながりを感じられる場所にしていることなどもお話しました。
皆さんが、説明を聞きながら、大変熱心にノートに書き留めていることが印象的だった、と、後で稲村さんから聞きました。
和洋女子大学の皆さんは、フードバンクに関心があり、入門的に学びたいというご希望をお持ちでした。子ども食堂ネットワークの渡邉さんより、見学をご希望されていることを聞き、今回のご来訪に至りました。お繋ぎいただいた渡邉さんに心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました!
フリースタイル市川の活動を通じて、学生の皆さんが地域の問題を認識してくれること、そして、その解消のために、ひとりひとりが取り組めることを考えることにつながっていけばうれしいです。
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フードバンク拠点の見学ということで言うと、和洋女子大学の皆さんが来訪された翌日、ちょうど、月1回のフードパントリーを開催しているタイミングで、向井建設株式会社の雨宮靖さん、NPO法人らいおんはーとの中川雅史さんが、見学のために来訪されました。
向井建設様とらいおんはーと様は、共同で、向井建設様の寮のある南行徳で、子育て中のひとり親で経済的に困っている方々などに向けてフードパントリーを実施したり、無料の学習塾を開講しています。今回は、倉庫を見学していただき、私や稲村さんなどが、いちかわフードバンクbyフリスタの活動内容をご説明しました。雨宮さん、中川さん、ご来訪いただき、ありがとうございました
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